ポコラの大冒険 「黒い森のひみつ」
第1章 「ポコラの丘にて」
火のポコラ イグニは水のポコラ アクニ
大地のポコラ テライ、風のポコラ シルフを集めて話し出した。
「今日、みんなに集まってもらったのは、
どんな事でも良いんだけど、
「なんかおかしい」と感じた事、見た事、聴いた事をここで話して欲しい。
ボクは確かに感じるんだ。何か起こっているって、何か大事な事が壊れていく気がするんだ」
大地のポコラ テライはイグニの言葉を聞いて
ハッと気がついた顔をしました。
イグニ
「テライ!何か気がついた事があった?」
テライ
「うん、今日思ったんだ。大地の国には
大きな森があるんだけど、その森は深い緑色だと思っていたんだけど、今日はすごく黒く感じたんだ。いつもそんな風に感じることなかったから、ちょっと気になったんだ」
シルフ
「風の国からも、その森は見えるよ
風の国では「シルヴァ・ニグラ」と言われているんだ」
テライ
「大地の国では「ボーヌム・マルム」と呼んでいるよ。」
アクニ
「水の国では「シルヴァ・アクエ」と呼ばれているわ!水の森という意味があるのよ。水の国は「シルヴァ・アクエ」から流れる水を
飲んでいるの」
シルフ
「テライには深い緑色の森に見えるんだね
シルヴァニグラって確か黒い森っていう意味なんだ。」
テライ
「そうなんだね!じゃあ〜黒く見えても良いんだね。森が黒いと感じた時、とてもイヤな気持ちがしたんだ、これから、何かイヤな事が起きるかも知れないって、思ったから•••
シルフ
「わかった!どうしてそう呼ぶか、風のポコランが知っていたと思うから、聴いておくね」
テライ
「うん!わかれば安心するから、ぜひ聞きたいよ」
アクニ
「今思い出したけど、水のポコランが話していたわ!「シルヴァ・アクエ」から湧き出た水の色が変わったって・・・悪い事が起きなければ良いけどって、ポコランはおっしゃっていたけど、私はそんな事あるはずないって思ったから。すっかり忘れていたわ」
イグニ
「火の国からは森は見えないけど・・・何かあるのかな?森に何かあるとは思っていなかったけど•••」
シルフ
「イグニって他のポコラよりも、何かを感じる力がつよいと思うんだ。
だから、イグニが何かを感じるって事は、何かが起こっていると思うよ」
テライ
「そうだね!ボクもそう思うよ。自分たちの国へ帰って「森」について調べてみたらどう?」
アクニ
「いいね!」
イグニ
「何かわかったら、またここに集まろう!」
「ポコラの大冒険」 黒い森のひみつ
2025年開催ぽこあぽこピアノ教室発表会に向けてのお話
前回の「ポコラの大冒険」の続きのお話となります。
今回は「歌を忘れた神アムネン」が主役となります。
アムネンが昔、大事な物を無くしてまで、4つの国を救うのですが
果たしてそれでよかったのだろうか?
誰かの犠牲の上に成り立った平和は果たして真の平和なのか?
ポコラたちが、答えを求めて黒い森の中へ入っていきます。
「黒い森」の中に答えはあるの?
「黒い森」の中には誰かいるの?
さぁ〜!みんなもポコラと一緒に旅に出よう!
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ポコラの大冒険
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