神々のところへ〜歌を忘れた
ここは4つの国が交わる場所にある「光が閉ざされた回廊」
歌を忘れた神アムネン:
レイブン、ドモラの勢いはどうだ?大暴れしているか?
魔人レイブン:
えぇ〜そりゃ〜もう気持ちが良いくらい大暴れですよ〜それにしてもどうして4つの国をめちゃくちゃにしたいのです?あなたは昔は音楽の神だったのでしょう?
アムネン:
昔はね、いつもいつも4つの神に気にいられるような音楽を歌って、ポコラを幸せにする音楽を奏でて・・・ふん!自分は良いと思っていなくても、他の人が良いと言えば良い、音楽はそんなものなのか?そう考えるようになったら、4つの神から疎まれて
ポコラたちからも嫌われて・・・そのうち私の中から音楽が消えてしまった。私は私の音楽をもっと自分のものにしたいと思っただけなのに・・・
4つの神とポコラの為だけにしか存在しない音楽ならば、この世界をドモラによって破壊して、もう一度建て直せば良いのさ。
レイブン:
なるほどね〜音楽の事は良くわからないけど、誰かの為に何かをして、それが喜んでもらえれば、そのことだけで嬉しいような気もするんだけど・・・偉い音楽の神が考える事は良くわかりませんわ、まぁ〜ドモラは頑張ってくれてますので、4つの国が滅びるのも時間の問題でしょう。
アムネン:
あぁ、そうだな
レイブン:
あっ!それと、ドモラ退治に出発したポコラの子どもがウロウロしてますが、どうします?ちょっと懲らしめてやりましょうか?
アムネン:
ほ〜〜!それは面白いな。レイブンどんな奴らか見てきてくれ。処分はお前に任せる。
レイブン:
そうですか、ではちょっと遊んでやりますか
「魔人レイブンとの闘い」
シルフ:
もうじきだよ!この「光と闇が交差する木立」をまっすぐ進むと「神々の聖なる館」に着くはずだ!
アクニ:
あ〜!!ここで4つの神々と会うことができれば、水の国が助かるのね!
イグニ:
そうさ!4つの国を救うことが出来るんだよ!
テライ:
そうだね!
シルフ:
神々の怒りが収まればいいね
旅のゴールが見えた!と思ったポコラたち、足取りも自然と軽くなります。
「光と闇が交差する木立」を進んで行くと・・・突然大きな男が立ちはだかりました。男はこう言いました。この男こそ神々の使い人に変装した魔人レイブンだったのです。ポコラたちに「永遠に眠れる水」を飲まそうと近づいてきたのでした。
ブレイ:
ポコラの皆さま、お待ちしておりました。私は神々の使い人ブレイです。ここから皆様を案内するようにと言われました。そして神々の御前に出られる前に飲む「清らかなる水」をお持ちいたしました。先ずはこの「清らかなる水」をお飲みください。
シルフ:
それはそれはありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。
イグニ:
いよいよ!神々にお会いできるっていう実感が湧いてきたよ!
テライ:
はい!ありがたく頂戴致します。
アクニ:
(この水は嫌な匂いがする・・・神が感じられない・・・飲んではいけない匂いがする・・・そしてこのブレイという人から邪悪なオーラが感じられるぞ!でも今怪しまれてはだめだな・・・でもみんなになんと言おうか)