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【台湾旅行のキロク】 台北編①〜爆食台北グルメ〜
台中旅のエピソードを長々と書き過ぎてしまった(しかもダラダラと)ので、台北編はスタイリッシュに書いていきたい。というよりも、実は、濃密すぎた台中旅と比べると、台北旅はあまりにも順調だったのだ(どこでもインターネットが使えたし)
そんなわけで、まずは台北グルメの思い出を綴ってみる。
〜記憶に残る台北グルメ達〜
①永和豆漿大王
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台湾グルメを堪能するために、事前にかなり色々リサーチした。その際友人から「永和豆漿」というお店が美味しいと聞き、グルメプランに入れていたのだが、間違えて永和豆漿大王をブックマークしてしまっていたのだ。そんなことに気づかず、ホテルから歩くこと10分。どうやら人気店らしく平日の朝から列ができている。
テイクアウトの人もいるので、列は長くても案外早く自分の番がやってきた。中国語が伝わるかドキドキしながら油條や豆漿を注文。台灣旅行4日目でもやはり中國語を話すのに緊張がとれない。おじさんが拙い私の中国語を理解してくれたので、注文通りのものがお盆の上に現れた。ホッとした。
特に美味しかったのは油条。所謂揚げパンだ。といっても油っぽくなくサクッと食べることができ、朝の胃に負担がない。他にも蛋餅や肉包などを注文。朝まだ眠っている胃袋を優しく起こしてくれるような味付けだ。
このお店、食べた時は「お〜美味しい!」くらいの感想なのだが、食べ終わった後の帰り道で「明日も食べたいなぁ」と思ってしまうのだ。そして次の日もこのお店に吸い込まれてしまった。
②劉山東牛肉麺
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おやつは別腹とはよく言うものだが、このお店の場合、汁が別腹だ。
この牛肉麺、食べるのに時間がかかった。というのも、この前に小籠包を8個ほど食べ、既に満腹レベル6/10に到達していた状態だったのだ。麺がうどんのような太さで、かなりコシがある。空腹だったら感激するレベルで美味しく味わえただろう。しかし、愚か者の私はパンッパンのスーツケースにお土産を無理矢理入れるが如くの胃袋状態だったので、麺を食べるので精一杯だった。
しかし、牛肉麺のスープ飲んだ瞬間、満腹であることを忘れてしまった。美味しすぎて私の小さな目はこれ以上ないくらい大きくなった。肉の脂が出汁によく効いている。出汁の旨みが最大限引き出されている。感激だ。
そんなこんなで、いつのまにか麺も汁も完食してしまった。完食してから自分の満腹ゲージが限界突破していることに気づいた。石をお腹に入れられた赤ずきんのオオカミのようによたよたしながら、お店をあとにした。しんどいけど幸せだった。
③梁記嘉義鶏肉飯
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魯肉飯を食べたならば鶏肉飯も食べなければ。そんな謎の使命感を持って望んだ先がここだ。連日味付け濃いめの茶色い系料理を堪能しており、あっさり料理が恋しくなった。鶏肉飯を堪能するコンディションを整え、ランチセットを注文。
しばらくすると、シンプルな定食が運ばれてきた。早速メインの鶏肉飯をぱくり。美味しい。お米にも下味がよく染みている。ご飯によく合うのだ。見た目はシンプルなのに口の中に入れた瞬間、味がよく染みた鶏肉とご飯が踊りだす。帰国して暫く経った今でも味を思い出しては涎が止まらない。
たかが鶏肉飯、されど鶏肉飯。台湾必食グルメとして、是非食べてほしい。
④再睡五分鐘
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タピオカミルクティーは危険な飲み物である。カロリーが高いくせにズーズー飲めてしまうのだ。あんなに牛肉麺やら小籠包やらで満腹ゲージマックスなのに、タピオカはお構い無しに胃袋に侵入してくる。
このタピオカ屋さんは台湾の有名インフルエンサーがプロデュースしたお店である。私が注文したのは黒糖タピオカ。結構甘いだろうなと思いながら飲んでみると、丁度良い甘さで美味しい!!口の中で黒糖の味が広がる。甘さは喉でおさまり、胃袋までは到達しない。だから永遠にズーズーできる。
台湾はタピオカ屋さんが本当に多い。台北駅周辺にはタピオカ屋さんが乱立している。タピオカなんてどこも味が一緒だろうなんて思ってはいけない。甘さやタピオカの大きさ、ミルクティーの味まで、案外違うのだ。
因みに、台湾のタピオカは結構甘いと聞いていたが、そこまで警戒する必要はないようで、甘さも普通のものがおすすめだ。
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台湾旅の最大の楽しみは食だった。トータル27品を食した台湾旅。食べるってこんなに楽しくてわくわくするのか!と再発見できた台湾グルメであった。
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