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終章 そして準優へ(前)
part1 シティ開幕!
1月7日、天気は雲一つない快晴だ。
「なんという気持ちのいい朝だろう(´ω`)」
シティ会場へ向かう道中、心はすごく晴れやかだった。
昨日の寝るまでに抱えていた不安や惨敗の記憶は消え失せており、頭の中は
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この考えしかなかった( ̄∇ ̄)!!
前回も言ったが、ふじっぴーさんはかなりの強者だ。自分が対戦した相手の中で彼ぐらいの強さを持った人はそういない。
であるならば、そのふじっぴーさんに勝った自分を誰が止められるというのだろう...
たった一つの事故勝ちがこの世の全てのように
感じていた自分はもう
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「なんかもうやれる気しかしねー(((o(*゚▽゚*)o)))
そう思っていたのである。
とは言ったものの有頂天気分に浸り続けているわけではない。
ひろき大先生のnote、つまり攻略本だけは道中ずっと読んでいた。
デッキを決めてから毎日読んでいるものだ。
最後までしっかり読み、頭にプレイングを叩き込んだ(´∀`)
そして会場に着いた!
今回訪れたのは奈良県にあるとある場所...
その場所とは
数々の強豪プレイヤー達がその場所の異質さに涙し、時には発狂し、そして多くの語り継がれる伝説が生まれるとまでも言わしめた知る人ぞ知る...
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『魔境法華寺』である!!!
果たして今回のシティではどんな名勝負が繰り広げられるのか...
禍々しいオーラを放つ会場に臆することなく、開場時間が少し経ってから足を踏み入れた。
中に入ってみるとすごいプレイヤーの数だった!
総勢60人オーバーのプレイヤー、いやポケモンマスター達だ!
彼らが醸し出す雰囲気も魔境にくるだけあってか殺伐としてい....
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なかった!!(°▽°)
まあこんな感じだろうなとはだいたいわかっていた。
法華寺には何回かシティリーグや大会等で来たことはあったが毎回実にワイワイしている。
真剣勝負前にありがちな殺伐とした空気感は特にない。
知り合いが多いのもあるだろうが、こういうところは正直好きな方である。
この辺が魔境と呼ばれる法華寺に自然と足が向く要因なのかもしれない( ´∀`)
改めて周りを見渡すとポケカで知り合ったプレイヤーが何人もいた。
その中には奈良の強豪と言われているプレイヤーも多数見受けられた。
そんなプレイヤー達がいる環境...
自分のレベルならかなり緊張や焦りが出てもいいのだが、何故か平然としていた。
理由?だってそうだろう?
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「怖いものなどあるわけがない|( ̄3 ̄)|」
運営の方に参加費を払い、空いている席に座り後は試合開始を待つだけとなった。
おっとその前にやることがあった(・∀・)
実はうちのチョボマキが頭を少し怪我をしてしまって、回復させてあげないといけなかった!!
(カード上部に白かけがあった)
そして、この日はマリモ氏がMさんを送ってくるとのことだったのでついでにポケモンセンターのお姉さんMARIMOに回復をお願いした(*´∀`*)
「この子をお願いします(・∀・)!!(新しいチョボマキください)」
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〜🎵
「はいどーぞ( ̄▽ ̄)」
チョボマキはすっかり元気になりました(°▽°)
(新しいカードに交換してもらった)
これで準備は万端!
あとはマッチングが発表されればいよいよ
シティリーグシーズン3が始まるのだ...
待っている間は緊張は少しあるものの、昨日ふじっぴーさんに勝ったハッピー感とマリモ氏と喋っていたおかげもあり、割と落ち着いて初戦を迎えることが出来た(*^^*)
そして、ついにその時が来た!
「第1回戦のマッチング発表してます^_^!!」
ジャッジの発言で一気に周りの空気感が変わった。
いよいよ始まる....
自分の席番号を確認してテーブルについた。
対戦相手も着席したのを確認してバトル準備に入った。
お互いにデッキをシャッフルし、タネポケモンをバトル場に出してサイドまで準備し、スタートの合図を待った..
準備をしている時、自分は相手の所作を見ていた。
ポケカはこういう大会では初めての人と闘う事が多い。
なのでどんな人が対戦相手なのか見極めるためにもいつもシャッフルなどの情報で相手をこう判断していた( ̄^ ̄)
①ディールシャッフルやファローシャッフルが流れるように出来る人
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たいていシャッフルが上手い人はポケカも上手いものだ!
だからこういう対戦相手の場合
「プレミなどすればすぐさまそこを突かれるに違いない。絶対に気は緩めないぞ(・Д・)」
と心の中でそう思うようにしている!
②どこかぎこちないものの一生懸命シャッフルする人
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自分はカードを扱うのはそれほど得意ではない...
シャカパチなども上手くやってる人の真似をして
しゃかしゃかしてるだけだ(・∀・)
なのでシャッフルとかは速く出来ないので、お相手もそこまで速くなかったりすると勝手に仲間意識が芽生え、ほっこりした状態でプレイできると思っている(^。^)
このようにパターン分けして、対戦相手がどのような人なのかで自分の気持ちを整理している( ̄∇ ̄)
まあどんな相手だろうと全力を出すことには変わらないのだが...
さて、ズバリ今回の対戦相手はと言うと...
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「強そうーー!!てか
はやーーーービクゥッΣ(゚ω゚ノ」
絶対自分より強いだろう...
感覚的にそう感じ取った。
だが今日の自分にはそんなものは関係なかった...
何故?おいおい理由はもうわかるだろ?
だけど大切なので何回でも言ってやる!!
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そしてバトルが始まる前に自分自身にこう言い聞かせた。
「相手が強かろうがやる事は変わらない!
自分の信じたデッキ(他人様のカード)と
自分の信じたプレイング(他人様の教え)を
相手に叩き込むまでよ(๑• ̀д•́ )✧!!
さて....いっちょ
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かましてやりますか(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾」
『他力本願ミュウ』を使ったりょうの戦いが
ついに幕を開けた!!
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part2 激闘!!白熱の予選ラウンド
予選1回戦目
ジャンケンには負け、後攻からスタートする事となった!
ちなみにお相手のデッキは
『ロスト〇〇』だ!!
お互いにバトル準備の時にタネポケモンが手札になく、引き直しがあったので相手のデッキの情報を少し手に入れる事ができた(^^)
その時の相手の手札に
「水エネ、超エネ、アクロマ、ミラージュゲート...」
これらのカードを確認する事が出来たので、メインとなるポケモンまではわからないまでもロストを軸に戦ってくる事はわかった。
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「まあアタッカーは何であったとしても攻略本にはロスト対面のほとんど書いてあったしなんとかなるか(・∀・)」
そんな事を考えながらバトルが始まった。
相手の先行1ターン目
バトル場はジラーチでのスタート。
山札からカードを引き少し考えた後、苦しそうな表情をしながら
「エネルギー貼って終わりで(._.)」と
カミナリ⚡️エネルギーをジラーチに貼って番を終えた!
そして自分の後攻1ターン目
バトル場はミュウVスタート。
最初のドローの後、持っていたバトルVIPパスを使い山札を確認する....
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「うんうん(´・ω・`)これって...」
自分の中でこの番の最大値のプレイの仮説を立て、
必要パーツのサイド落ちを確認しながら
ゲノセクトVを2体ベンチに展開した。
そしてネストボールもプレイ。
山札から3体目のゲノセクトVをベンチに置き再度山札の中身を確認した。
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「やっぱりそうだよな....」
相手に山札をシャッフルしてもらってる間、
山札の中に自分のしたいプレイに必要なパーツがサイド落ちせずあった事は確認できていたので
頭の中でもう一度出来るか出来ないかを考えていた。
そして結論が出た!
「間違いなくそうだ....やれる!!だから自分....
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やっちゃってもいいですか?(*`∀´*)イヒヒ」
狙いはもちろんそう
後手1攻撃によるタネ切れ勝ちだ!!
手札にあったコオリッポをベンチに出し、森の封印石をゲノセクトVに持たせてパワータブレットを2枚使い、さらにはロストシティを場に出した。
山札の中にはカミツレのきらめきとエネルギーがあったのでどちらかさえ引ければ後は封印石のV STARパワーで足りない方を持ってこれば勝ちだった!
サーナイトを握ってた時は後手1タネ切れを喰らってた側だった。
その時の負けはどうしようもないとはいえ、すごく苦しかったし悔しかった...
ただその悔しい思いがあってもずっとポケカを続けてきた(T ^ T)
そんなハードルを乗り越えた自分に神様がご褒美をくれたのだろう!
しかもシティ1回戦という場での出来事。
もうこれはあれだ...
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神様がそうおっしゃるのだ!
もうこれはこのまま勝つしかない!!
対戦相手は気の毒ではあるがこれもポケモンカードゲームの非情な現実ってやつよ(・Д・)
そして自分は走った...
栄光のeasy Winという名のゴールに向かって!
ゴールは目指す合言葉はもちろん....
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たった1枚のエネルギーを引くだけで勝ちなのだ( ^ω^ )
しかもベンチはフル展開のゲノセクトは3体!!
もう気分は最高であった(((o(*゚▽゚*)o)))
そして全てのふゅーじょんしすてむを使い終わり
サポートを宣言した!!
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......
........
たった1枚...
エネルギーを引けば良かったのに引けなかった(T-T)
直前に醜い顔を心の中でしてしまったのが神様にバレてしまったのか...
とにかく引けなかったのだ(._.)
「リソースを使いまくってしまったがもう仕方ない
切り替えていくしかないんや....」
とにかく妨害のサポートは使えた。
そこに満足点を見出して番を終えた。
easy Winとはいかなかったが、改めて盤面を見てみると相手はジラーチ1体!
こっちは展開をしっかり出来ているし、どう考えても有利な状況だった。
後は相手の動きを見極め、こちらのプランを通すだけ(*゚▽゚*)
相手の先行2ターン目
ゲッコウガを置きスタジアムをボウルタウンに張り替え、キュワワーを出してはなえらびまでプレイ。アクロマは使われずキュワワーをジラーチと入れ替えて番が終わった。
自分の後攻2ターン目
ミュウVをVMAXへと進化をさせ、エネルギーをつけてバトル場のジラーチを気絶させる事に成功した!
こちらからサイドを先行するという形を取れて、理想とするいい流れに持っていけそうだった( ^∀^)
そしてこの時、相手のデッキは流行りの
『ロストバレット』と想定していた!
カミナリ⚡️エネルギーが見えた時点でギラティナとかではないのは明白だったからだ( ・∇・)
ここで気をつけないといけないのが
『トドロクツキex』だ!
こちらのミュウVMAXを一撃で倒せるアタッカーであり、おそらくこの手のロストバレットには入ってるであろうと予想していた(`・ω・´)
現状相手のロストは1枚、手札4枚...
仮にトドロクツキが出てきても
ここからロストを7枚貯めてミラージュゲート&攻撃をするのはかなり無理があると思っていた!
「次のターンもサイドを取れるとして、そこからが本当の勝負や(゚ω゚)」
迎えた相手の先行3ターン目
バトル場はキュワワースタート。
はなえらびからエネルギーを引けたのか
かくしふだまで繋がり、そしてアクロマまで使われた。
そしてネストボールをプレイし、山札からポケモンを選び始めた!
「さあ、いよいよ次のターンからはしっかりとケアして戦わねば...先生のnoteの中身を今一度思い出すんだ(゚ω゚)」
お相手はネストボールの対象を決めたようだ。
「ロストも溜まってないし、キュワワーかウッウあたりだろうなー(・∀・)」
そう確信していた!
さてどっちが出てくるのか....
ネストボールから選ばれたのは
※音が出ますので必ず周りに迷惑にならないようご確認下さい。
ミュウVMAXは一撃のもとに倒されていった...
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「カミナリエネルギー⚡️入ってるロストって
今はほぼトドロクツキじゃないんかよー.°(ಗдಗ。)°.」
ドラピオンの登場で全てのプランが崩壊した...
正直言ってこのドラピオンを倒す事は楽勝だ!
そこはいいのだがこの時、別の深刻な問題が2点発生していた。
1点目は夢のタネ切れ勝ちを狙って走ったため、ロストシティを1枚失った事!
ドラピオンの登場は予想外だったが先生の攻略本にはしっかりと対策は書かれている!!
「ドラピオンはロストに送りましょう(^-^)」と!
しかしスタジアムは今はボウルタウンに貼り替えられ、残りのロストシティはサイドに落ちているのだ。
つまり倒せはするが、釣竿で戻ってくる可能性を残す最悪の展開になっているのだ...
そして2点目。
これもサイド落ちなのだが残りの2体のミュウVもサイド落ちだった...
つまりサイコジャンプの選択肢がサイドからミュウを取って展開する以外なく、またアタッカーは後続のミュウVMAX1体しかいないため常にバトル場に出ておかなければならなくなっていたのだ!
この2点の問題によりいつでも試合を決められてしまいかねない状況に陥ってしまっていたのだった!
しかし諦めるわけにはいかない。
大先生ならこんな時こう言ってくれるに違いない...
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「はい!全力で戦い抜きます(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
かなり動揺はしていたが、序盤に使っていなかった封印石のVSTARパワーを使いナンジャモを持ってきて相手の手札干渉をしっかりしつつ、目の前のドラピオンを倒した!
「もう後はなるようになれよ!やる事やって戦うまで(・Д・)」
ドラピオンを倒した事で得たサイドからもミュウは来てくれなかった(^^;)
この時点でサイドは残り3枚ずつ...
もちろん目の前のミュウVMAXが取られたら終わりだ。
ただ、ナンジャモを使った時の相手の表情はかなり悔しそうであった(゚ω゚)
おそらく抱えていた手札でこっちを倒す準備は整っていたのだろう...
だから自分は祈った。
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「頼む、下にいったカードよ戻ってくるな」と
自分は祈った。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131358765/picture_pc_6f25fc14cb58c2316de32ad37542faac.png?width=1200)
「頼む!!ドラピオン戻ってこないでくれT^T」と
そして迎えた最終ターン....
サイドは自分が残り1枚、相手は3枚の状態だ。
相手はナンジャモから全く動けておらず、山札も混ぜる事もできていなかった!
(ボウルタウンはロストスイーパーで排除済み)
しかしここでまた波乱が起きた...
相手のターンのトップドローはなんと
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ツツジだった∑(゚Д゚)
1番最悪なカードを引かれてしまった...
山札は混ざる上、6枚引かれたらさすがにドラピオンは復帰してくるだろう。
ただ今さら何を言っても仕方がない!
やれる事はやったし、後は引かれるかどうかだけだ(^^;
だからお互いの山札をシャッフルする時に
さらに祈った....
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「ここで引かんかってくれたら後でなんかあげるからー((((;゚Д゚)))))))」
そしてお互い手札を引き直し、30秒後決着が着いた...
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131360317/picture_pc_2d8db159512ccc5b9aabd480df2a581b.png)
祈りが届いた・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:
お相手は最後まで釣竿が引けず、ターンが回ってきてそのまま攻撃し残り1枚のサイドを取り切った!
最初はeasy Winで終わるかと思った戦いも
気がつけば接戦になるとは想像もしていなかった。
諦めず、泥臭くとも勝利を掴み取った!
どんな勝ちであれ勝ちだ。大きな1勝だ!!
対戦相手の人に挨拶をして席を立った。
そしてチームメンバーのdiscordに初戦勝ちの報告を入れた!
すぐさまメンバーから
「ナイスー👍」「この調子で!」「絶対いける」
などといったお祝いと激励の言葉が飛んできた。
ありがたい言葉にホッと一息ついた。
そして先生の攻略本を見て次の試合に気合いを入れ直した!
気合いを入れ直した直後
「2回戦のマッチング発表されてます!」
とアナウンスされた。
「よし、今日は運も味方についてるみたいだし、このまま突き進んでやるぞー(≧∇≦)」
と意気込み、自分の指定されたテーブルへと踏み出した。
だがここは『魔鏡法華寺』
シティリーグ予選2回戦もドラマが待っていた。
そしてこの2試合目がこの日の自分にとって
最大にして最強の相手と戦う事をまだ知るよしもなかった...
終章(前) 終