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ディハーダ2022年【全文無料】

お久しぶりです。まるまる新聞です。
今年もまもなく終わりということで、今年のディハーダと歩んだ2022下半期とディハーダの変遷について書いて行こうと思います。
ケンリスと歩いた上半期?神決で3-3したり激情の後見を獲得したりした気がします。
個人的視点100%でお送りいたします。

意志を縛る者

MTGはハゲとBBAとWillが強い。
ということで2022年下半期頭。突如EDH界に新たなジェネラルが爆誕した。

BBAでWill!!!

能力はもう説明不要だと思うが、念のためわからない人はこの記事を見てね↓(情報が少し古いが)

初見の印象は、「バケモン」
今環境最強カラー(だと思っている)マルドゥに、マナ加速と墓地肥やしが同時に行える…だと?

普段青系のミッドレンジを使用している私には割と挑戦的でしたが、久しぶりに0から構築してみることにした。

2022年のディハーダと僕

9月期

1回目のディハーダ構築は覗き込み。
爆発的にマナが増える代わりに手札が増えないという点を重く見て、ヴィリスやラザケシュ等1枚で勝てるカードを多めに投入。
初期はキキフェリダーやエイドリアンなども投入していた。
結果は良好で高い勝率も誇ったが、ヴィリスやラザケシュを出すことに成功しても即座に勝利するほどの力はなく、勝利には必ずと言っていいほど脱出が絡むため1枚が強いカードは全て脱出に変わるカードに変更した。
ちなみに、ディハーダのフルタップむかつき完走率はログラクフ系の足元にも及ばず、ティムクラと比べるのも申し訳ないほど低く、ケンリス以下。でも構える能力があるデッキにはどれだけマナコストがあっても入れるべきだと言うことをこの頃教えられた。デッキの中にマナコスト0〜1のカードを大量に投入することで、デッキの上1/4にある確率を上昇させ、完走率が高くなる。

10月期

環境が動いた10月。ついにディハーダが頭角を表す。
それまでcEDHの大会がなく、日々のカジュアルイベントで新規統率者としてマナも増やせる、伝説的なカードが多く使える、大味な奥義などカジュアル勢に大人気だったディハーダの真の姿が解放された。
国内で最も大型のcEDHイベントである晴れる屋TCの統率者神決定戦にて、2位と13位にディハーダの姿が。最もレベルが高い店の一つである横浜晴れる屋のイベント宝石の睡蓮争奪戦でも準決勝では3人のディハーダ、決勝戦は4人中2人がディハーダを使用していた。(実は2人とも神決と同じ人物だが)
関西でも大阪のコマサミでディハーダが決勝戦に進出と各地で大きく結果を残していく。
これまではcEDHを熟知している数人にしか認知されていなかったディハーダが強いという情報が次第に環境入りすることで本格的に意識されていったというのが10月の印象。

デッキとしては10月上旬は、神決に向けた調整をしていた。具体的には速度を維持しながらディハーダより速いデッキを抑える妨害として沈黙系を大量に投入。アドソースや勝ち手段を減らし、サーチ、マナ、沈黙、少量の置物破壊、全除去のみでデッキを構成。
神決において、ディハーダの初見殺し性能はNo.1だと思っていたのでサーチを爆盛りにし、大量の沈黙から突然勝利するデッキコンセプト。

悩んだ末に結局2日目に予定がある癖に神決に出場。なんと2位(正直めっちゃ自信はあった)
棄権したが、13位がディハーダだったので決勝には名を残す。(上位陣に2人いたと紹介されたので、ディハーダ強いよ〜〜〜ってのが広まりやすかった感)

せっかく2位だったのでnote書いたら晴れる屋から平和の執行の在庫が枯れた。(思い出)

下旬はログテヴェの減少とともに減り始めていたと個人的に感じていたスタックスが増加してしまった印象。
スタックスに屈して速度を落としてヴァルキー(ティボルト)やカーン、コメット、ナヒリなどをデッキに入れた、ロングゲームを視野に入れた構築に変更するなどをしていた。

ちょうどその頃、大阪のコマサミでフォロワーさんのディハーダが2位抜けで決勝へ
惜しくも敗れてしまったものの、関西で多いスタックスを意識した、PWコメットやMagerなどカードを採用した、長期戦もこなせるタイプのデッキであった。
ディハーダ使い、考える事が似通ってくると感じた。

しばらくこのタイプのデッキを使っていたが、自分のプレイする環境ではあまり勝率が上がらなかった。
特にデリーヴィーをはじめとするクリーチャーを用いたスタックスに対して、プレインズウォーカーが弱く
伝説のアド限が-3で落ちた時に拾う選択肢を取ると当然ながらマナが伸びないため、攻め手が遅くなり
ミッドレンジよりやや早いという利点が上手く行かせなかった。

また、Discordにてディハーダ学会を設立し、情報交換の場を設ける事にした。

11月期

11月は自分が出張でカードに触りづらく、大きな大会などもなかったので、隠居しながら情報を漁る日々を過ごしていた。
デッキの中はミッドレンジ気味に。
11月は兄弟戦争が発売。ディハーダは伝説のカードが追加される事で選択肢が爆盛りされるため、複数枚の採用に至りそうなカードがあり調整を行なった。(ディハーダ学会、設立したマンの癖に情報貰うだけになってるのでどこかで還元したい。いつもありがとうございます。)

兄弟戦争追加のカードで現在採用に至ったカードを紹介する

・第三の道のロラン

能力もりもり

白い再利用の賢者。伝説なので拾える。
警戒はディハーダと被り微妙だが、企業秘密っぽいテキストがおまけに付いている。
このおかげで、玉璽即ドローやスタックスで苦しんでいる時に味方を見つけて一緒にドローしたりできる。
あとなんか値段が高い。

・アルカイヴの盾、ミュレル

重過ぎて泣いた

重い撤廃者。伝説で拾える。
伝説で拾えるが、拾うと殺されるので微妙。
正直抜く候補ではあるが、シングルシンボルの撤廃者であり、出したらまぁ勝ちのため続投している。
速度感が合わなくなったら自然と抜けていく気がする。
撤廃者の枚数が増える事で、撤廃者をブラフやブロッカーなどで雑に投げやすくなる。後、意外と打点があるので殴ってもいいかもしれない。ただし、こいつは殴るとアーティファクトを出してしまうので注意。
あとなんか値段が高い。

・魂の仕切り

白いデッキ全部に入るまである

待望の万能除去。バウンスタイプのため、ドラ判も気軽に退けれたり。
出し直されてしまうので、一時凌ぎには使いづらいのが難点。自分の波止場を戻して出し直しも可能。
あとなんか値段が高い。

・兄弟仲の終焉

兄弟仲オワタ

全除去。アーティファクト破壊モードも選べる。
序盤に小粒を一層したり、アーティファクトを全部流して遅らせたり出来る。
どちらのモードを選んでも、自分も痛手を負うため多雑に使っていいわけではない。
フレーバー再現からか、プレインズウォーカーにも何故か打点が入ってしまうためディハーダを守るためには使えない反面、よくあるディハーダを新品にしたい時に役立つ。
スタックス系統に並べられた檻、ヌルロ等をまとめて処理出来るのはいいが、自分もアーティファクトで加速するデッキのため、復帰できる算段がついている時に打ちたい。
総じて使い勝手はよくないが、1枚で2つの役割があるカードのため出番が多く採用に至った。
様子を見て変更をする可能性はある。
あとなんか値段が高い。


また、ひっそりとスタックスタイプのディハーダを研究していた。残念ながらうまく形にできずに公開には至らなかったが、なかなか面白い感じになりそうだったのでどこかで使う時が来るかもしれない。

他には苦手なウィノータに対する1枚としてFire Covenantを採用し、弁論下でもサーチから全除去できるようにしたり、謙虚を採用してクリーチャーデッキに有利を取れるようにした。
他のディハーダではプレインズウォーカーをさらに採用しコントロール系統に有利になるようにしたデッキも確認できた。

12月期

本格的にEDHに復帰し、デッキを調整していた。

伝説のカードが出るたびにワンチャンあるので、色んなカードを試していたが、新しいカードを入れるたびに勝率が下がっていった(
ディハーダの沈黙を減らすのは最も愚かな行為である。結論はまるまるディハーダ。余計なカードやアド源や強そうカードを全て抜け!沈黙とサーチでデッキを構成しろ!
12月のデッキコンセプトはマグダ。明らかにマグダが通せたゲームの勝率が高かった。

デッキ解説的なものは次の記事へ

https://note.com/marumarusinboon/n/nc88e15586950

ディハーダプレイングメモ集


ディハーダのプレイングで感じた事(自分用)
ディハーダ回し方基本。
ログサイはお友達。一緒に頑張ってるとお互いに勝率が上がる
ログテヴェは無干渉。向こうからこちらに干渉するカードはないので、こちらからも手を出さない。沈黙は握る事。
ティムクラ微妙。向こうは基本的にこちらの決定打のみを妨害してくるので周りの様子を見て使うカードを選ぶ。
ウィノータ敵。ウィノータは世界の敵になりやすいため、他のデッキと協力して潰しに行く。
全除去、変成滅ぼし、サーチ+Covenant等。
クリーチャー系、こちらの全除去が多いためめっちゃ敵視してくる。困る。こっちは眼中にないのに。余計な展開するせいで勝手に死んでるんじゃね?
スタックス敵。ディハーダの奥義狙うパターンすらある(?)適当に死んだふりしてゲーム眺めていましょう。ディハーダ奥義→ボ城テキストで全部排除という絶対に使わないテクあり。脱出の邪魔になるカードだけ退ける。

細かいところ
・リス研Remoraは真っ先にREB。結局自分は動けない上、他の人が動かない事に期待して放置よりも、他の人が我慢できずにいっぱい引くことの方が多いしきつい。もちろんタイミングは見ること。
・フルタップメインむかつきは弱い。けど行くこともある(0マナカードを何枚使ったかどうか)
・強すぎる動き(オープンリーチ含む)はしない。攻め手が太いだけで受けが広くないので魔王になるとすぐに討伐される。
特にNG→波乱の悪魔ポン起き、サーチしてエンド、カジュアル撤廃者等
波乱ポン起きは対戦相手がブチギレて暴走しがちなのでそもそも波乱をデッキから抜いた。その方がゲームの先が見据えやすく勝率が上がったため。
・ドラ判、ダウスィーは見たら焼け。時間が経てば経つほど不利になる。

これからディハーダ使いたいという人へ

?「やめとけ」
というのは冗談で、構築済みの目玉カードなので選びやすい統率者ではあると思う。
そして、カジュアルにも適用しているようなテキストなので使ってみたい人も多いと思う。
デッキの中よく見るとそこまで高いカードが入っていないような気がするので作りやすい方なのかな…?
・とりあえず5〜6で使いたーいって人へ
これは個人的に微妙。あまりにも強すぎる。
僕の記事なんて読む人はこのレベルにいなさそうなので深くは掘り下げない事とする。
・TheGameで使いたい!じゃ、どこから集めたらいいの?
①ディハーダキャスト用のマナ加速カードを集めましょう。
魔力の墓所、宝石の睡蓮、その他モックス
この辺はEDH入場チケットだと思っていい。とりあえずカラーコピーで使ってるとそのうち本物になるでしょう。ならなかった場合はcEDHは難しいです。
②死の国からの脱出コンボのためのカードを集めましょう。
死の国からの脱出、セヴィンの再利用、ライオンの瞳のダイヤモンド、ちらつき、ギャンブル、悪魔の教示者各種サーチ等。
LEDが鬼門かな?ここまで集めないととりあえずデッキにはならないです。
③土地基盤を買いましょう。
フェッチデュアラン等
ライフ、色拘束共に厳しいデッキのためここは妥協出来ません。とは言え上記ほどではないのでとりあえずこの位置へ。
④ここまで買うと全部誤差なので残り全部買いましょう。
完成✨

とりあえずちらつきと脱出買ってみたらいいと思います。

その他

・なんか≪ちらつき/Flicker≫を無限回収し始めました。恵んで下さい。
・実はEDHをやる環境が統計会とFNMしかないです。リモート苦手なんだよね…うーん
・情報操作大好きなんであんまり真に受けない方がいいです。申し訳ねえ。
・ディハーダ学会が気になる方はTwitterのDMにお気軽にどうぞ


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