赤ちゃんの急なおっぱい拒否
少し衝撃的なことがあったので記事にします。
息子は現在8ヶ月なんですが、悩むくらいのおっぱい星人です。とにかくおっぱい大好きで、夜のほぎゃほぎゃも添い乳で乗り切ってきました。(これでいいのか?と思いつつ(笑))
そんなある日の深夜、相変わらずのほぎゃほぎゃ。こうなるとおっぱいを探し出すのですが、どうやら様子が違う。おっぱいを出しても飲まない。むしろ反り返って拒否する。私も寝ぼけているので、トントンしたりあやしたりしてその場を乗り切りました。特に大泣きにはならなかったので、多分トントンしたら寝たんだと思います。
突然の発熱
朝になって、その日は親戚の家へ。
抱っこするとなんだか熱い、、、。親戚の家で熱を測ると平熱だったので、様子を見ていました。
自宅に帰って熱を測ると38.6℃。やっぱり熱がありました、、、。その日は祝日なので病院に行くか悩みましたが、そんなに機嫌は悪くないので様子を見て、熱が上がるようなら行くようにしました。
夕方には37℃台になったので、次の日に熱が上がったら病院に行く予定にしました。、、、が、夜は2時間おきに起きて大泣き!そして再びおっぱい拒否。なぜか夜間だけおっぱいを飲まなくなったのです。この日もあやしたり、脱水に気をつけてゼリーを食べさせたりしました。
日中もおっぱい拒否
朝になったら熱は下がっていました。心配していた発疹も特に見られず。ただ、なぜかおっぱいの時反り返って嫌がり飲もうとしません。特に左胸はくわえるだけで大泣きです。欲しそうにはするのに、飲まない。それが不思議でした。おっぱいも張るので、搾乳して哺乳瓶で飲ますと飲む!!なのでスプーンであげたり、哺乳瓶で飲ませたり。ただ、ぶりがつくと直接吸ってくれることもありました。
突然のおっぱい拒否。ネットで見ると、自ら断乳することがあるとか、ストライキとか色々ある中でピンと来たのが『歯ぐずり』です。ちょうど前歯の横の歯が上下共に見えてきていたので、かゆいんだな〜、と。ちょうどヨダレがダーダー垂れていて、スタイもあまり普段は気になりませんがこの日は何枚も取り替えるほどだったのです。
おっぱい拒否も食欲不振も歯ぐずりだと思い、とりあえず水分補給、飲めるならおっぱい(ミルクは飲まないのです、、味が嫌なのかな)食べられるゼリーなどを与えて、時が経つのを待とうと思いました。
しかし、この夜はさらに悲惨で、2時間置きに起きては1時間ぐずったり遊んだり。本人も空腹と眠気にイライラというか、、、。やきもきしている感じでした。冷たく冷やした歯固めや、スプーン、ゼリーをあげると少し落ち着くのでそんなことを繰り返しました。相変わらずおっぱいは拒否です。あのおっぱい星人が、、、断乳?離乳食も食べる方じゃないし、市販のミルクも飲めない。どうやって栄養をとるんだ?と不安で仕方ありませんでした。そして夫婦の疲れもピークで3人揃ってソファで朝を迎えました。このおっぱい拒否が終わって、原因が分かったら絶対noteにUPする、と決めました(笑)
本当に歯ぐずりなんだろうか
歯ぐずりの様子にぴったりなんですが、不安になったのと、それならその対処法を聞きたいと思い小児科にかかることにしました。この時熱はほぼ平熱です。
『ヨダレが出る』
『おっぱい拒否』
『2日前に熱』
と伝えると、その場の看護師さんはすぐにピーンと来たようでした。診察室に入り、先生に見てもらって様子を伝えます。息子を寝かせ喉を見ます。
「お母さん、これ見えますか?」
ヘルパンギーナ
そこにあったのは喉に沢山の白いぶつぶつ。口内炎です。思わずヒイ!!と言ってしまうほど。
「ヘルパンギーナですね。」
予想外のことで、驚きました。まさか、まさか、、。ヨダレが増えるのと高熱はまさにヘルパンギーナの症状だったようです。おっぱいが飲めないのは口の中の口内炎が痛かったからなんですね。驚いたのと同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。今まで辛かったね、気付かなくてごめんね、、と。
昨日連れてきてあげたらよかったです、と先生に言うと、「昨日来てても、ヘルパンギーナに効く薬はないから同じですよ^ ^こうやって周りから色々もらって大きくなっていくんですね。」と優しく言われ、何だか救われました。
どこからうつったんだろう?
息子は保育園には行ってないんですが、ちょうどたまたま、発熱の4日前に赤ちゃんが集まる広場に行ったのでそこでもらったのかな?と思っています。8ヶ月と言う月齢でまさかヘルパンギーナになるとは思わなかったので疑いもしませんでした。新米母さん、反省です。どんなに赤ちゃんでも、うつっちゃうんですよね。
その後
病院から帰ったその日からおっぱいが飲めるようになりました。添い乳もできて夜もぐっすり寝てくれました。まだぷつぷつは治らないと言われましたが、離乳食もおっぱいも復活したので一安心です。
歯ぐずりのことで小児科に行っていいのかな?と思いながらの受診でしたが、案外行ってみないと分からないものだとそれも勉強になりました。私たち親子のように、ずっと家にいると流行りの病気にかかるとは思わない人が多いのでは?と思います。
今回の経験が誰かの役に立てば、と思います。
長い記事を見てくださってありがとうございました!