過去を選ぶか、未来を生きるか

※この記事には「映画クレヨンしんちゃん モーレツ!大人帝国の逆襲」の
盛大なネタバレをしています。避けたい方はご注意いただき、
見た後に一緒にこの気持ちを共有できたら嬉しいなぁって思います。


(個人的には)野原ひろし役でお馴染み、藤原啓治さんの訃報があり
みんなのとうちゃんとの別れにみんな心を痛めただろう。

かくいう私もその一人で、その現実逃避のためにAmazon primeに入り
クレヨンしんちゃんの映画を見漁っていた。

その中でも、かなり有名だと思うのだが、
「モーレツ!大人帝国の逆襲」を見たときに
小さい頃とはまた違う見え方になった。

過去と未来

この映画で大きなテーマとして取り上げられてるのって「過去と未来」
なんじゃないかと思う。美しくこの先変わることのない過去にとどまるか
未来をこれからもずっと生きていくか。

未来を生きるということは、その美しい過去を抱えて、でも未来も生きなくちゃいけない。その狭間で大人たちって生きてるのかもしれない。

もし、あなたがずっとよかった過去に留まれるとしたならば、
あなたは過去に生きますか?それとも今を、そして未来を生きることを
選びますか?


ひろしの回想

この映画の1つのクライマックスといっても過言ではない
「ひろしの回想シーン」本当にここには永遠に泣かされる。

ここにはひろしの成長と出会いと別れ、大人になってく過程と幸せがぎゅっと詰められているこのシーンが本当に大好きなので是非見て欲しい。

そして現代に戻り、「父ちゃん」に戻って今を生きることを選んだ

そんなひろしの強さを見て欲しい
ひろしの強さはもちろん本人の強さもあるかもしれないけれど

「父」であり家族の一員であるからこその強さなんだろうなぁ
って思うと家族は家族であるからこその強さがあるんだろうな

そんなことを考えていたりした。

最後に

この映画で「大人になるということ」と「家族になること」ということを
学ばせてもらった。
自分ももう大人の歳になったけれど、まだまだこれからなんだなぁという思いでいっぱいで、「自分が家族を作る方の人間になったときにこんな家族になれるだろうか」という思いで不安になってくる。

けれど、一人でどうにかすることが家族なんじゃなくて
みんなで支えあっていくことが家族なんじゃないだろうか。

話がずれちゃうかもしれないけれど、今は家族の多様化が進んでいるけれど
昔ながらというのは少し早いかもしれないが、こういうお父さんがいて、お母さんがいて、子供がいてという家族の形は消えていかないでほしいなって思ったりしている。

ぜひモーレツ大人帝国みてほしいし、そのほかの映画も心打たれるものがいっぱいあるからアマゾンプライムでみてほしい。

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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