全てがチャンス!ミーニングノート~わたしの3ヵ月の実践結果~
2020/05/20 実際に3か月やってみた!
①一日のチャンスを3つ書いていく
<やってみた感想>
→この時点で地に足がつかない感覚が軽減していった。
毎日あったことを振り返ることによってあれもした、これもした等在ることに目が向く。
無いことばかりに目が向きがちだけれど、それでは無いものねだりで延々に空中浮遊が続く。
→感情が動いた瞬間に目が向くようになるため、他人がどうこうというよりも自分がどう感じるのか?
にフォーカスされ主体性が強くなる。
②チャンスに意味づけをする
<やってみた感想>
振り返りは絶対にその日のうちに
はじめたばかりのころは結構難しい。1日の終わりでも意外と忘れてしまっていることが多いことに驚いた。
夜やるのが面倒で次の日にしようとしたことがあるけど、すっかり思い出せなくてあぁ・・・っと後悔することに。
忘れていることが多かったので始めて1週間くらいは、付箋を使って感情が動いたことをまとめていました。
その付箋を見返してノートに記入を続けていると思い出す癖がすぐについて付箋なしでもできるようになりました。
良い気分で眠りにつける
すべてチャンスととらえることで自然とポジティブな気持ちになる。
明日はどんなことが起こるかな♪
逆にとてもしんどい時期にも1日に考えていたことをまとめることでずるずる引きづるのではなく、区切りをつける癖ができる。
意味づけが楽しい
やっていくうちに意味づけが上達する。わたしは心理師という職業柄、出来事への意味づけを考えることは多いほうだと思う。
リフレーミングという技法はよく使われる。
リフレーミングとは、 物事の枠組みを捉えなおす方法。
物事の枠組みを変化させることでその意味、印象、考え方が変化する。
この方法はうつ病の治療や自己啓発などで幅広く取り入れられている(ホール, ボーデンハマー,2009)。
この知識がベースにあったので生活に取り入れやすかった。
リフレーミングの具体的な方法は、2つ。
状況のリフレーミング
この人や物事は、これ以外の別の状況であればどうなるか?
どのような役に立つか?など状況や背景の枠組みを捉えなおすこと。
内容のリフレーミング
この物事にはこれ以外にどんな意味があるだろうか?どんな価値があるのだろうか?
ひとつの物事から内容や意味の枠組みを捉えなおすもの。
たとえば、家帰る途中に駅に忘れ物をしたことに気づく。
駅まで取りに行かなければ!そんなときに浮かぶネガティブ思考のリフレーミング
・思考1:
「二度手間をして無駄な時間を過ごした。」
状況 のリフレーミング
「家に帰る前に気づいて良かった」
・思考2:
「忘れ物をする私、なんてバカなんだ」
内容 のリフレーミング
「あんな場所に忘れ物をするなんて疲れていたのかな?ゆっくりする時間を作ろう!」
こんな感じ。
実際、丁寧に日常生活の中でやっていくと「こういう見方もできる」
「こういう風にも取れる」
といろいろ出てくる。
はじめはメモするときにだけやっていたけれど、だんだん出来事が起きた瞬間にパパっと2,3個出てくるようになった。
落ち込む時間の短縮
すべてがチャンスにつながるという思考が育つと落ち込む時間が短縮される。
もちろんその瞬間は落ち込むのだけど、次にパッと『これは何につながるんだろう?』という思考が頭をよぎるようになる。
これがチャンスならばどうしたい?
今後にどう生かす?
つながるまでどう過ごす?
戦略をねるのに忙しくなった。
継続する楽しさ
続けていくにしたがって
『○○がチャンスにつながった。』
『この人はいつもわたしを導いてくれるキーパーソンだな』
とかいろいろな気づきが浮かび上がる。
『書く⇒見返すということを続けて行くことで自分だけのデータベースができあがる』と書かれていたが、この見返して次の作戦を考える過程が楽しい。
これは続けた自分へのご褒美タイムだった。
ただのリフレーミングと違うのは、見返して戦略を練ったり気づきを得たりするところ。これは継続へのモチベーションにもなった。
参考文献
マイケル・ホール 、ボビー・G・ボーデンハマー(2009). NLPフレーム・チェンジ 視点が変わる〈リフレーミング〉7つの技術. 春秋社.
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