主にバーチャルキャスト想定
この記事は?
主にバーチャルキャストで配信している方向けの記事です。
カラオケなどで歌う時に自分の声とオケ(伴奏)をほかの凸者にも聞かせたい時の方法の一つを思いついたのでお伝えしたいと思いました。
(一人で歌う時向けです。デュエットや合唱は今のところSYNCROOM一択かな)
どういうこと?と思った方へ
VRSNSといわれたりメタバースとか言われているうちの一つにバーチャルキャストというものがあります。
他でもそうなのですが、みんなと会話するときにはマイクデバイスというものを通してしゃべっています。
ですがそれ一つしかないので、マイク以外で鳴らしている音楽を入れるときにはそのマイクに一緒に入れるしかありません。
なので、マイクに「声+音楽」を入れるのに四苦八苦するわけです。
今知っている状況
今まで見てきた方法としては
・オーディオインターフェースのループバック機能を使う
・VoiceMeeter Banana (ソフトウェアミキサー)を使う
(記事主はBananaの上位版Potatoを使っています)
あたりですが、中々制約や操作が面倒、難しいという話があります。
というわけでもう少し簡易的にできる方法ないかな~ってことで一人で勝手に考えました。
設定前の組み立て
道具は以下を使います
・仮想オーディオケーブル
1.SYNCROOMをインストールすると同梱されているもの
https://syncroom.yamaha.com/play/dl/
2.VoiceMeeter Banana と同じところで提供しているもの
https://vb-audio.com/Cable/
あたりが有名ではないかと思います
・OBS
配信されているかたはそのまま使います
・OBS Plugin
win-capture-audio
https://github.com/bozbez/win-capture-audio/releases/tag/v2.2.3-beta
https://github.com/bozbez/win-capture-audio/releases/download/v2.2.3-beta/win-capture-audio-2.2.3-beta-setup.exe
OBS 28以上のバージョンだと入れなくても良いらしいですが、まだ28は入れない方法でお伝えします。
つなげ方
・いつも通りVR用意(マイク、スピーカ、ヘッドホン等)
・音楽用意(メディアプレイヤー、ブラウザ等)
・OBS用意(win-capture-audio入り)
1.バーチャルキャストのマイクは仮想ケーブルのマイクを指定する
2.OBSのPluginを使って、「用意した音楽の元とバーチャルキャスト」をキャプチャ指定する。マイクはいつも通りの指定のままです。
この時デスクトップはキャプチャしないようにします。
(いつもデスクトップを指定して配信するのはバーチャルキャストの出す音を取り込むためですが、Pluginで取り込むようにしたためデスクトップの音は入れる必要がなくなります)
3.OBSの設定で「音声設定→詳細設定→モニタリングデバイス」を仮想ケーブルのマイクにする。
4.OBSのオーディオ詳細プロパティで2.でキャプチャ指定したものの内、マイクと音楽の音声モニタリングを「モニターと出力」にする。
イメージ図
という感じです。
まだ実際に試してないので、間違っていたら直します。
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