iPhone 12 miniが不人気な4つの理由を徹底解説!

iPhone 12 miniは、iPhone 12と同等のスペックを持ちながら、小さくて軽いため、持ち運びに便利というメリットがあるスマートフォンです。

しかし、実際に発売してみると、あまり売れていないため減産を開始するということで話題になりました。

では、なぜiPhone 12 miniは思ったよりも売れずに不人気となってしまったのでしょうか。

この記事では、iPhone 12 miniが不人気な4つの理由を詳しく解説していきます。

iPhone 12 miniが不人気な理由1:ニーズに合っていない

iPhone 12 miniが不人気な理由として、ニーズに合っていないことが挙げられます。具体的に説明すると、外出する機会が減ってしまい、iPhone 12 miniのメリットでもある持ち運びのしやすさが気にならなくなってしまったことです。

自宅で使用する場合、コンパクトさや軽量さなどは気にならず、逆に画面が大きい方が動画やWebサイトが見やすいため、需要があります。

このように、外出機会が減り、画面が大きい方が動画やSNSが見やすいこともあり、コンパクトサイズのスマホ需要がなくなってしまったことがiPhone 12 miniの不人気につながったのではないかと考えられます。

iPhone 12 miniが不人気な理由2:バッテリーの持ちが悪い

iPhone 12 miniが不人気な理由として、バッテリーの持ちが悪いことも挙げられます。

iPhone 12とiPhone 12 miniのビデオ再生時間を比較した場合、以下のようになります。

● iPhone 12:最大17時間
● iPhone 12 mini:最大15時間

このように、2時間ほどビデオ再生時間が異なり、それに比例して充電する回数も変わってきます。そのため、バッテリーの持ちの良さは、外出先だけに限らず、自宅で使用する際にも重要となります。

iPhone 12 miniが不人気な理由3:キーボードが打ちにくい

また、キーボードが打ちにくいことも、iPhone 12 miniが不人気な理由として考えられます。

日本語入力でフリック入力する場合、片手入力ができるようになっており、iPhone 12 miniは画面が小さいため、より入力しやすいです。

しかし、アメリカなどで使用されているキーボードは、パソコンのキーボードと同じ配列のキーボードが並んでいます。キーボードでの入力の場合、画面が小さいと、一つ一つのボタンが小さくなるため、打ちにくくなってしまいます。

iPhone 12 miniが不人気な理由4:発売タイミングが悪い

iPhone 12 miniが不人気な理由として、発売タイミングの悪さも考えられます。iPhone 12 miniが販売される少し前に、iPhone SE2が販売されており、コンパクトなスマホが必要な人は、iPhone SE2の方を購入しているのでしょう。

基本的に、スマホは2〜3年ほど使用します。そのため、iPhone SE2発売から半年後にiPhone 12 miniが発売しても買い直さないでしょう。また、画面の大きさはiPhone 12 miniの方が少し大きいですが、コロナ禍ということもあり、指紋認証ありのiPhone SE2を選ぶ人が多かったのでしょう。

このように、ハイスペックを求める人はiPhone 12、コンパクトなスマホを求める人はiPhone SE2を選んだため、iPhone 12 miniの売れ行きが悪かったのではないかと考えられます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

iPhone 12 miniは、小型のフルディスプレイでiPhone 12と同じスペックなのに、iPhone SE2よりも小さいということで注目を集めていました。しかし、実際に発売されてみると、今のニーズに合っていないことやバッテリーの持ちが悪いこと、発売タイミングが悪かったことなどがあり、思ったよりも売れ行きが悪かったのでしょう。

iPhone 13では、iPhone 12 miniをアップデートしたiPhone 13 miniが登場するといわれていますが、コンパクトなスマホ自体が登場しない可能性も示唆されているため、iPhone 14以降のモデルではminiの登場がなくなる可能性があるかもしれません。

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