運動音痴の私がウィンドサーフィンに乗れた理由(ワケ)
#平成最後の夏 にギリギリ滑り込んで、生まれて初めて海で泳ぎました。今までずっと、「泳ぐとこ=プール」だったので、海は、広くて大きくてしょっぱかったです。
そんな初海で、初ウィンドサーフィンを体験してきたわけですが、、、
めちゃくちゃ楽しかった。
2時間の初心者レッスンは、まず陸地で基本的な動きの練習。ボード、ジョイント、セイル、マスト、ブームなど、道具の名称も覚えながら、自分でセイルを動かして風の感覚を覚える練習。
それからいよいよ海上での実践。ボードに立ってセイルを上げるところから一苦労。。やっとセイルをあげても、風の強さをコントロールできずに進む前に落ちてしまったり。。
でも何度も豪快に海に落ちながらも、なんとか体重移動のコツを掴み、最終的にはスーッと進めるようになりました。
でもなんで、初心者の私がこんな短時間でウィンドサーフィンに乗れるようになったのか。
コーチの教え方が、とてつもなく上手だった。
これに限ると思います。
ボードに乗ってぐらついた時や、進まなくなった時にコーチは
「右脚ちょっと開いてみよう!」「前見て」
「左脚に力入れてー」「肘伸ばして見てー」など、丁寧に的確なアドバイスをくれたのですが、その通りにするだけで、本当に進むんです。
コーチだから当たり前やん。と思われるかもしれませんが、まるでボードに乗っている私の状況を手に取るように把握していて、どこに力をかければ良いのか分かっているって、単純に凄いなと思いました。
ウィンドサーフィンに関して
何も知らない素人(私)と、経験と知識があるプロ(コーチ)。
色々知っている教える側の立場からしたら、簡単なことも、教えられる側にとっては「????」かもしれません。
小学校のころから、「相手の立場に立って考える」ということを学んできましたが、それってそんなに簡単な話でもないですよね。これは大人になってから、どんどん難しくなることだと感じています。
相手がどんな状況なのか、何を見ているのか。同じ視点に立たないと見えないものがたくさんあるということは、頭では分かっているのですが、実際に行動に移すことはとても難しいと思います。
あのウィンドサーフィンのコーチのように私の状況が手に取るように分かるのは、今までに何度も人を教えているから。だけではなくて、自分も初心者の時に経験したであろうその状況を、私と重ねながら同じ視点でアドバイスをくれていたからだと思います。
私も今後何かを人に教える側に立った時は、コーチのように、相手に寄り添い、同じ視点を持ってみることを実行していきたいです。