「"コミュニティ"ってなんだろう?」
最近の私のスキな時間は、別所哲也のおはようモーニングを聞きながら朝の支度をしているときです。どうも、まるです。(メチャ ヒサシブリィ!)
================================
先日、amanaさん主催のセミナー「"コミュニティ"ってなんだろう?~カフェづくりから考えるコミュニティ形成~」に参加してきました。
今回は、このセミナーで私が学び考えた
「まる流、コミュニティマーケティングのあり方」をお伝えします!!
コミュニティとは?
コミュニティ【community】ー 居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体。地域社会。
一般的な意味として広辞苑には上記のように書かれていますが、意味の捉え方は人それぞれに違うと思います。
セミナーでは、ヒグマドーナツの春日井さんが「コミュニティとは自分の熱量・思い・考えに、人々が共感し賛同し集まっている状態。」と表現していました。わかりやすぃ!!!!!!!
「ヒグマドーナツ」というスタンド形式のドーナツ屋さんのオーナーを務める春日井さん。最初は店舗を持たずにファーマーズマーケットなどで出店をしていたそうです。学芸大学にお店をオープンしてから、次第にお店が街(コミュニティ)に溶け込み、人々が集まるお店になったのだそう。
今では学童帰りの子どもが親を待つ場所になっていたり、ただのドーナツ屋さんではなく、地域の人が安心して集まる場所としての役割を果たしています。
このような場所になったのも、商店街の行きかう人に毎日挨拶をしていることや、ただドーナツを売るのではなく、買った人が少しでもハッピーになって貰えるようにするという強い気持ちなどが掛け合わさって出来たことだと思いました。
セミナーを聞いていてドーナツが食べたくなったのはもちろん、個人的にハッとさせられた言葉があります。それは、コミュニティをどのように作るかという問いに対して春日井さんが言った「コミュニティはあくまでも状態であり、作ろうと思って作られるものではない。自分が好きだというパッションに人はついてくる」という言葉。
これは自分にとって、当たり前のようで、でもどこか見失いがちなことでもありました。
オンライン・コミュニティの難しいところ
企業さんとそのブランドのファンを繋げて新しい価値を生み出すオンラインコミュニティ。インターネット、SNSが発達したからこそできることで、数多くの企業が取り組むマーケティング手段の一つになっていると思います。
私もコミュニティマーケティングに携わる人間の一人です。企業さんとそのファンの方々をSNSを通して繋げ、会話を生み出していく部分を日々サポートしています。ただオンライン上だけでのコミュニティ運用は難しいと思うことが多く、どのように直接対面をせずともファンの方々に安心して発言してもらう場所を作ることができるのかを日々考えています。(ぐぬぬぬって感じで)
そんな私がこのセミナーを聞いて一番感じたことが、オンラインコミュニティのあり方でした。
オンラインコミュニティ内で、ファンの方々に発言してもらうために頑張ってコンテンツを作っても、それは社員(ブランド側)が外から見て待ってるだけの図だと思いました。ファンの熱い思いに対してブランド側からの「ありがとうございます。嬉しいです!参考にします!」だけのコミュニケーションは果たしてそれだけでいいのか???と。思った、いや、やっと気付きました。
理想のコミュニティを図にしてみた
春日井さんの「自分が好きだというパッションに人はついてくる(それがコミュニティになる)」という言葉。
それや!!それがまさしく理想のコミュニティやな!!!と!!!!!
ということで、この考えを図式化してみました。
(わ~すごい!図式化するだけでちょっとかっこいい!できる人っぽい!と思いながら作りました。)
※結果すごく集合体みたいになっててトリハダ立ちそうな図になってしまった。
左は「ブランドが好きなファンを社員が囲むコミュニティ」。関係性はファンと社員の間に壁がある感じ。基本的にはファンがコミュニティの中で発言して、それに対して社員がリアクションをとる形。
右は「ブランドが好きな社員を中心にファンが集まるコミュニティ」。関係性はフラット。社員が主体となって発信・発言して、そこにファンからのリアクションがある形。
ブランドによっては、このファンとの壁をフラットにするのがそんな簡単にいかないこともあると思います。ただ、理想に近づこうとはできると思うのです。ファンがブランドへの愛を語ってくれるなら、社員はそれ以上に愛を語るべきだし、語れるはずだと感じました。それが、自分が好きだというパッションに人が集まるという、理想のコミュニティのあり方だなぁと思いました。
ブランド側がうるさいくらいにアクティブで、ファンも負けじとアクティブなオンラインコミュニティって楽しそうーーー!!
================================