銭湯に集まる人たち
どうも、まるです。
先週、1億光年ぶりに銭湯へ行ってきました。
住宅地の真ん中に突然現れるその銭湯は、
古き良き、昔からある銭湯で、
少し古びた雰囲気など、なんとも言えない特別感がありました。
中に入ると、番台さんと瓶の牛乳ケース。計りみたいな体重計と、錆びた扇風機。雑魚寝が出来る椅子の前にはテレビがあって、相撲中継が流れていました。
私は特に、銭湯に対して懐かしい気持ちなどは感じません。
ただ、「あーー何となく落ち着く」という気がします。
この日は平日の夕方。銭湯は空いていて、露天風呂なんて貸切でした。
私は温泉大好きなのに、加減が下手くそで、貧血になって倒れることもあるので、この日、浴場は空いていましたが、早めに上がっていました。
早めに上がって、相撲中継を見ながらコーヒー牛乳を飲んで一息ついていると、一人、二人とおばあさん達が入ってきました。
おーもうすぐ賑わう時間帯なんかーと思いながら、見ていると何やら私以外みんな顔見知りの模様。
おばあさんA「あら、Bさん、今日は早いわね」
おばあさんB「いや今日は少し用事が早く済んでね、」
おばあさんC「Aさんお久しぶり」
おばあさんA「お久しぶりです、お元気そうで」
などと、めちゃくちゃ会話が弾んでいる!
さっきまでの静かな脱衣場が、いつのまにかおばあさん達の会話と笑い声で賑わってきました。
この方々は、もしかしたら習い事が一緒とか、そういう事かもしれないけれど、
孫の話とか、おすすめの接骨院の話とか(要所要所で盗み聞きしました。)
あーこれはもう完全にコミュニティやなと。
ただ温まりに銭湯に来ているわけじゃなくて、あの人がいるから、とか、この話できるから、とか情緒的価値を「この銭湯」に見出しているのではと思いました。
これは、温泉の脱衣場とか、ジムの更衣室とかとはまた違う、銭湯ならでは感が出ていて、
実際、私が浴場にいるときも、「あの子誰や」感でてたなーと。まあ、そらそうか。
あと何回この銭湯に行けば、私も名前で呼ばれるんやろう。。笑