
双極性障害の子育て
私は双極性障害だ。
双極性障害2型。
波は1型より小さいものの、1年で2回は躁と鬱を繰り返す周期になっている。
やはりクリニックからは低め安定を言われ、普通の人のように家事や子育てはこなせていない感覚がある。
子育てをしていなければもう少し綺麗な部屋なのだろうが、体力が追いつかず、荒れることも平常になっている。
とても急に人を招くことは出来ない。
就労はしていないのにこの有様なのは情けない。でも、私には出来ないのだ。
子育ても同様に、外遊びに連れて行くことも少ない。ママ友と約束した1日は連れて行くが、その他は余裕がなければ家で遊ばせることになる。
実家の田舎暮らしなら庭がめちゃくちゃ広くてサッカーや追いかけっこ自由にさせてあげるのに、ここは広島。そんなわけにもいかない。
ずっとつきっきりで付き合い、ママさん達と交流しなければならない。それが鬱に入ると出来ない。
そんな時情けなさで死にたくなるが、いつも大好きと伝えてくれる子供たちのために頑張ると自分を励ます。
子供たちが私を生かしてくれる。
子供たちの愛の方がずいぶんと無償のもののように感じられる。親の愛よりも。
とにかく、子どもたちにも最低限の暮らしをさせることだけ考えて、気持ちを無下にしないように、頭ごなしにならないように、頑張っている。
勉強はスマイルゼミを活用し、分からないところをフォロー。
長女は私の調子悪さのせいで、YouTube漬けになってしまったが、何故か漢字が読めるようになってかなり難しい字もスラスラいける。語彙力も他の子よりも多い。良い結果に繋がったのかはよくわからないが。
息子は姉ほどYouTube好きではないが、お絵描きが大好きで、5歳児にしては絵が上手いと思う。あとだだんだん、ガンダムが好きで、ロボットに魅力を感じるらしい。
母がこんなにポンコツな割に、二人とも自分の意見をはっきりと伝えるようになり、褒められることも多い。一安心だ。
あと、他の生活のことで言えば、食事のことがある。
鬱になると作れなくなったりするので、鬱の予兆があればあらかじめ生協で冷凍食品を注文している。生協のものは美味しい冷凍食品も多いので非常に助かっている。
特に大阪王将のチャーハンや餃子は有り難かった。海老チャーハン、爆弾餃子、おすすめ。
あとの細かい家事は目を瞑ったり、たまに気になったら旦那がやってくれている。
情けないばかりだが、それが現実だ。
ごめんね、普通じゃなくて。
何度も悲しくなったけど、でも笑ってママ大好き、と笑顔で言ってくれる、いつも家事してくれてありがとうと言ってくれる子供たちのために、ポンコツ母は今日も藻掻いている。