2023年、失語症当事者として新たに思うこと♪
皆様、明けましておめでとうございます。
2023年になりました。
私は、2019年の7月に脳出血を発症して、右麻痺と何も話せない全失語症になり5ヶ月間のリハビリ入院を経て、今も訪問看護で、
ST(言葉のリハビリ)とPT(足のリハビリ)を週1で受けています。
利き手の右手が全く使えません。左手のみで生活しています。
足は、右足に装具を付けて歩いています。
障害2級、介護2級です♪
2019年の12/21にリハビリ病院を退院して、
2020年から訪問看護によるリハビリを始めました。
2021年に、自分の病気をSNSで公表する事を決め、
その頃には、失語症の改善により、文章も書けるようになったので、
知人の勧めで『note』を始めました。
これは『note』で最初に投稿した記事です♪
何も話せない時に病院で歌を歌ってみたら、
言葉がサラサラと出てきたことにビックリして、歌うことは、
脳の別の部分を使っていることを実感しました。
上の記事に『歌と失語症の関係性』として、元々、歌手だった私は、
『歌で、失語症はどれだけ回復するか?』
というテーマで、リハビリを続けてきました。
発症して3年経ちますが、私の中では、
『非常に改善していった、しかも、改善のスピードが早かった』
と思っています。
『話せない、喋れなかった状態が、今は、少しですが話しもできて、
文章もかける❣(^-^)
もう1度、歌手として復活したい!』
と書いてあります。
まだ以前のように歌えませんが、コンサートやライブができるようになり、
少しずつ、復職に繋がっている状態です。
『歌で失語症は改善する』という医学的根拠、エビデンスは、まだ無いそうです。
歌うことだけで、改善に繋がったとは思っていませんが、
歌うことは、失語症の改善に大いに役立つことを、失語症当事者として、
これから、あらゆる場面で伝えていきたいと思っています。
私のように全く話せない失語症の方は、その後も、話せないままだと聞いています。
話せないままだと、会話ができずに引きこもりがちになることは、
当然のことだと感じます。
まず歌ってみることで言葉が出てくる→不思議だけど楽しい!→歌うことで、色々な言葉が引き出される→
それが日常生活の会話に繋がっていくと思っています。
失語症は、脳卒中や、事故などにより左脳が損傷されることで、
『聞く、話す、読む、書く』の全てに障害が起きる後遺症です。
何も話せない失語症の方が、ご家族の皆様と会話ができるようになったら、どんなに嬉しいことか。
2023年の目標は、
『歌による失語症の改善方法を、わかりやすく伝えていくこと』
『私と同じ症状の失語症(全失語症、ブローカ失語)の人に、
歌のレッスンをしてみたい!』
そして『自分でも、歌える曲を増やしたい!』
を目標にして頑張りたいと思います。
長い文章を最後までお読み頂いてありがとうございました♪(^_^)
2023年も、どうぞよろしくお願い致します!
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