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健康自主管理のすすめ②身体はたんぱく質

続いて自身の健康レベルを維持するにあってもっとも重要な物、栄養素をご紹介します。

それは「たんぱく質」です。

なぜか

そしてどうしてそれほど重要なのか

まずはこのたんぱく質がない事にはあなたの健康自主管理はスタート出来ない事をここで述べていこう思います。

まず身体から水分を抜いた約70〜80%が「たんぱく質」で出来ています。

もうこれだけでたんぱく質って凄く重要な雰囲気がでていませんか?

そうです。
貴方の肌も爪も髪、内臓も全てたんぱく質で出来ています。

身体の大部分がたんぱく質で出来ている事はわかりました。

今までの人生での食事あなたは、たんぱく質など気にしてこなったと思います。

しかし改めて言います。

「たんぱく質」とは最も重要な栄養素です。

ではそれほど重要なたんぱく質の摂取量を考えてみましょう。

その為に一日使うたんぱく質量に着目したいと思います。

人体にはいくつもの生体を管理するシステムが備わっています。

その一つに「オートファジー」と呼ばれる物があります。

このシステムとは大雑把に良いも悪いも関係なく毎日たんぱく質を分解するシステムなのです。

そのオートファジーが一日に分解するたんぱく質の量とは

70kgの成人男性で毎日約250gのたんぱく質が分解されます。

ただし分解されるだけではありません

オートファジーとは大雑把ではありますが人体のたんぱく質を管理するシステムなのです。

分解された、たんぱく質は全て廃棄されるわけではなくその内200gがリサイクルされるのです。

「オートファジー」とは質の良いたんぱく質も悪いたんぱく質もまとめて分解してリサイクルして合成し直すシステムなのです。

しかし全てをリサイクルはできません

つまり食事でたんぱく質を1gも取らなければ貴方は残りの50g分毎日痩せていってるとも言えます。

しかし脂肪がなくなってる訳ではありません

皮膚や筋肉、内臓からたんぱく質が失われているのです。

これは大問題です。

そこで厚生労働省が定める一日のたんぱく質摂取量が50gとしました。
(現在はたんぱく質摂取量を上方修正されました)

50gのたんぱく質を摂るこれで万事めでたしか
いえ、そんなん訳はありません

残りのリサイクルされた200gのたんぱく質

リサイクルされた、たんぱく質の品質はけっして良い物ではありません

この質の悪いたんぱく質が皮膚のシワや血管の損傷、内臓機能の低下、万病の元になります。

ただしたんぱく質不足により健康レベルがマイナスになるその日が訪れるのはずっと先の話です。

とはいえ、けっして遠くはありません

ジワジワと中からここではあえて老化と言いましょう

たんぱく質不足にて老化してると言えます。

人間が老化するのは当たり前です。

しかしそのスピードに大きな差が出てくるという話です。

(推測ですがこのたんぱく質のリサイクルの精度が年齢により低下していると考えられます。つまり高齢者ほど多くのたんぱく質を必要としてると考えられます)

つまり加齢とともにどんどんとたんぱく質不足、老化は進んでいるのです。

オートファジーから推測される本当に必要なたんぱく質の量は体重×3.6倍とされるわけです。

その全てを食事で賄うとなると鶏卵35個、鶏肉1kgになります。

これはかなりの大食間と言えそうです。

しかしあくまで一つの目安にでありとったたんぱく質が全て生体利用される保証ではありませんが目標とする数値にはなります。

ここまででもたんぱく質の重要性が少しは伝わったと思います。

たんぱく質は大いに越した事はありません

しかし人間食べれる量はある程度限界があり食べすぎは肥満に繋がります。

ですのでまずは相対的に主食をすこし減らし肉、魚、卵、中心の食生活に改善していきましょう。

現実的な目標値は最低でも体重×1g

目標値は体重×1.5g〜2gとしましょう。

ここまでくれば続く健康レベル上昇への様々な取り組みにも体感が得られるようになるばすです。

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