健康自主管理のすすめ③失った物質「鉄」
うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった。
著者:藤川徳美 参照
地球は鉄の星
地球の35%は鉄で出来ている
宇宙ににおいて、
鉄より軽い元素は核融合で鉄になる。
鉄より重い元素は核分裂で鉄になる。
地球の原始生命体は地球に最も多く存在する鉄を利用して代謝を始めた。
地球の生物、細胞には鉄があるのが当たり前でそれが前提で生きているともいえる。
そして人類の多くの産業の中心のもなった物資「鉄」
鉄骨、鉄筋にいたる建築物
機械や自動車に至る現代から
古くは鉄器による農具の発達により人類は爆発的に増えました。
また武器、武具にも使われ「鉄とは国家なり」といわれるほどに鉄は非常に重要であり地球にありふれた物質でした。
ではそれが私たちの健康にどのようにかかわってくるのでしょうか?
それはそれだけ地球のありふれた「鉄」があることが人間の代謝のおける前提になっているからです。
それだけ重要な「鉄」を体内にどれだけ保有しているかが重要なのです。
一般的に鉄と言えば血液、ヘモグロビンとイメージしそうですがヘモグロビンとはいわば財布に入っているお金です。
しかし人の経済力を測るに重要なのは財布の中身では無く貯金額の方が重要なはずです。
そこで貯蔵鉄「フェリチン」を測って下さい
この数値を女性なら100、男性なら200を目指します。
またこの数値が300を超えている場合は体内で炎症を起こしている事はなどが考えられます。
調べる方法ですが私は近くの病院で一般健康診断にプラス500円で検査してもらえました。
「フェリチンも一緒に測ってもらえてますか?貯蔵鉄の事です。」
これで伝わりました。
今はほとんどの病院で可能のはずです。
そしてこの貯蔵鉄不足は実は男性は稀でほとんど場合女性に多いです。
なぜなら女性には男性と違い月経による出血で血を毎月失っていくからです。
この鉄、フェリチンの値が低い事により精神障害や疾患に繋がるとされている事例が藤川徳美先生の著書から多く掲載されています。
ここでは著書の事例などから私の身近にある鉄と女性の精神への関係性が結びついた事例を挙げていきます。
まずはもっとも身近な女性「母」についてです。
私の母は子宮を悪くして外科手術により子宮を摘出ています。
摘出をする手術前にかなり無理をしていて、普段から月経以外での出血がかなりあったらしく手術前に輸血をするか、鉄の静脈注射を受けるか選択を迫られたそうです。
そして輸血よりも自身の血をでやっていきたいと思った母は手術を受ける時に鉄の静脈注射を行ったそうです。
そして手術は無事に成功
退院後も順調です。
息子である私からの視点になりますが手術後から母の精神状態はかなり安定したなと感じています。
と言うのも女性は一般的に閉経から貯蔵鉄の量が増えていくのです。
子宮の摘出に鉄の静脈注射も相まって彼女自身もそこから身体がかなり楽なったといっています。
まぁこれは少し特殊な例だとは思いますが閉経から鉄の静脈注射と著書の事例と関連がありました。
また私のもっもと身近な例としてここで述べました。
他に鉄と結びつける事で納得のいくモノもあります。
女性は出産により多くの貯蔵鉄を失います。
それは生まれてくる我が子に鉄を受け渡すからです。
そのことから出産を経験する事で性格が奥さんの変わったと何人かの友人から何度か聞いた話でもありす。
知識の無い頃は子供産むと女性の性格が変わるよは一種の生理現象なんだろうな、ぐらいに感じていました。
しかし性格の変化とはほとんどが望ましくない形への変化になっているのです。
これを出産による鉄不足から藤川先生のおっしゃる鬱、パニックと結びつけるとその現象は栄養学的にある意味自然な事であり
また出産後の鉄、たんぱく質の摂取により精神の安定を取り戻した事例も沢山あります。
このように人体とって鉄は非常に重要な栄養素なのです。
そしてなぜ現代において鉄不足がおこっているか?
それは主に生活から鉄製品が欠落していてる事が大きな要因の一つになっています。
例えばあなたのキッチンのフライパンは鉄ですか?それともステンレス製?
鉄のヤカンは使っていますか?
そうです。
現代では生活に鉄が無くなっているのです。
それほど重要な「鉄」
海外では国が小麦、つまりパンなど主食となる炭水化物に鉄を添加しているのです。
昔は生活にあり、太古は地球上にありふれた鉄が現代の「日本人」の生活にだけ不足してしまっているのです。
それ程重要な鉄
ぜひ今一度見直してみて下さい