犯人は、お前だ!?
PS5爆熱問題に取り組んでいるのだが、前回の記事で触れたように、電源ユニット部分の廃熱には改善できる点がありそうだった。
カバーを取り外すと、電源ユニットが現れる。
このカバーを外した状態で、なおかつ電源ユニット側面に直接『ヒートシンク』を設置できないかと考えた。ちょうどPCのCPUから熱を取るように、電源ボックスからの熱を横から抜いてやれればと考えたのである。
しかし、その効果を確かめるには、何も手を加えていないデフォルトの状態での温度を知る必要がある。
さっそくシンワ測定の温度計の出番だ。
余分なパーツを取り外し、本体と最小限の構成のみで起動する。すると恐ろしい事が判明する。
温度さがってるじゃん
おいおいふざけてもらっちゃこまるぜ。温度を下げるために買って取り付けたコレ。
取り外したら温度が6度下がったんですけどーーーーー。(MAX61.5℃をマーク)
犯人はお前だ😂
そりゃないぜーーー!取りあえずコレは取り外して運用することは確定だ。だが不思議だ。なぜエアフローを強化したはずが温度が上がるのか。エアフローが悪くなっていたと考える方法もあるが、確実に強力なエアーは出ていたし、構造的に排気孔を塞いでもいなかった。
色々調べた結果、ある説に着想する。それは電源だ。このクーラーファン、「0.2A 5V」という電力を消費する。この電力はPS5本体が「作り出して」クーラーファンに供給している。この需要電力が、熱発生に影響を与えたという説だ。
60℃を超える事はなくなったが、54℃という温度もまだまだ高い。今後の耐熱策においては、補助装置の電源は外部からとるように心がけようと思う。