日韓戦を見に釜山へ飛ぶ人は必見!釜山グルメ紹介 2019E-1香港戦
12月14日から18日まで、韓国の釜山で「EAFF E-1サッカー選手権」という大会が開催されています。
一昨日(12月14日)行われた第2節、日本-香港の試合(男子)を見に行ってきました。この大会の意義は正直微妙なところがあるのですが、個人的に今年は国内の遠征が忙しくてあまり海外に行けなかったので、ここらで一度行っておきたいという事情がありました。そして香港戦は土曜日で日程的に行きやすく、釜山は成田から2時間と場所的にも近かったため、前々から計画していました。
この時期はJリーグも終了しています。昇格プレーオフとは日程が重なっていましたが、9月に柏がJ2で独走していた頃にもう大丈夫だろうと思って航空券をポチりました。その後柏はシーズン終盤失速ぎみになった時期があって焦りましたが、結局無事に来ることができて良かったです。
以下、今回の旅での食事について書いていきます。18日、韓国戦を見に行く人には特に参考になるかもしれません。賞味期限わずか1日(笑)という足の速い記事です。
今回僕は、西面(ソミョン)という場所にあるロッテホテルに泊まりました。なので今回行った店は西面の近くが多いです。紹介する店は全て、予約しなくても入れる店です。
・ジャージャー麺
ロッテホテルのすぐ近くでした。飛行機は13時に釜山着の便で、着いたらまずお昼を食べに行こうという時間でした。同じ便に友達が乗っていて(遠征あるあるです)、その人が行きたかったというジャージャー麺の店に行きました。
ポムテソンチャジャンミョン
https://www.pusannavi.com/food/1193/
学校の給食で出てきそうな柔らかい麺に、学校の給食では出てこなさそうなパンチの効いたジャージャー(と呼ぶのか?)がかかっています。麺は手打ちだそうです。
ファストフードっぽい店で、お客さんの回転はかなり早い方でしたが、ちょうどJ1参入プレーオフの時間だったので店内で見ながら食べました。やっぱり入れ替え戦は魂のゲームになりますね。
・テジクッパプ
ジャージャー麺を食べた後、ホテルにチェックインしてその後香港戦を見に行きました。試合は5-0と圧勝でしたが、気温が低くてとにかく寒かった!という記憶だけが残っています。
試合後は特にプランはなかったのですが、たまたま(でもない)会場で会ったFJまりこの案内で、西面に戻ってテジクッパプというものを食べました。
松亭3代クッパ(ソンジョンサムデクッパッ)
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=4188
テジクッパプは簡単に言うと「とんこつスープご飯」です。西面にはテジクッパプ通りという場所があって、夜中でも湯気が立ち上っています。
店に着いたのは23時ごろでしたが、その時間でもお客さんが次々と入ってきていました。聞くところによると、飲み会の後とかに「締めのラーメン」ならぬ「締めのテジクッパプ」みたいな感じで来る人が多いそうです。
メニューは基本、テジクッパプのみという硬派な店です。具材が豚肉、内臓、腸詰めの3種類から選べます。他のみんなは豚肉にしてましたが、僕は興味本位で内臓にしてしまいました。
内臓も悪くはなかったのですが、バランスとしては豚肉の方がよさそうな味だなと思いました。とんこつだけあって、スープがかなりこってりしているのですが、内臓だと食感がプリプリしていてスープにあまり絡まない感じです。豚肉(バラの薄切りをイメージしてください)の方がスープを良く吸って、一体化した味わいが得られそうだなと感じました。そして、僕はなぜ内臓を選んでしまったのだろうか、と悔やまれました。まあまあ美味しかったけど、正解じゃない。
・カニ
試合の翌日、昼食は機張(キジャン)というところにカニを食べに行きました。
機張は釜山からだとそこそこ遠く、小一時間はかかります。市場があって、生きているカニが入った生け簀がたくさん立ち並んでいます。勢いで入ったので店の名前がうろ覚えなのですが、多分カニハウスという店でした。
選んだカニを蒸してもらい、店内で食べるというシステムになっています。お値段はそこそこしました。3ハイで14000円ぐらいでしたが、ビールや焼酎などは飲み放題(冷蔵庫から勝手に持っていく)でこの値段に含まれていたようです。意外と韓国焼酎とカニが結構合いました。カニはさすがに活きが良いだけあって、プリプリで甘味もあり(月並みな表現)美味しかったです。
・タコ鍋
ナクチポックンという料理があります。韓国のタコ料理です。
ソウル式だとタコの炒め物ですが、同じナクチポックンでも釜山式だとタコ鍋になるのだそうです。これも釜山でお勧めらしいとFJまりこに言われていたので、二日目の夕食(最後の晩餐)はそれに行ってみることにしました。
このタコ鍋は素晴らしく美味しいですね。タコ、エビ、ホルモンの3種の具材が入っていますが、それぞれの旨味が濃厚に出ています。日本にはあまりないタイプの店ですし、値段もリーズナブルなのでかなりおススメです。辛さは「辛くない」「辛い」「とても辛い」の3段階で調節できるそうです。僕は日本人としてはかなり辛さに強い方だと自負していますが、今回は「辛い」にしてみて、まあまあ辛いかな……という感想でした。
ケミチブ釜山本店
https://www.busannavi.jp/food/1251
・もう一度テジクッパプ
二日目(最終日)の夜、部屋でビールを飲みながら考えました。
「あの時、豚肉にすれば良かったなあ……」
僕の持論ですが、旅の食事による感動はサッカーでいうとゴール(得点)の瞬間に似ていると思っています。
サッカーにおけるゴールは、奇跡によることもあるし、必然だと言えるようなゴールもあります。30本シュートを打っても1点も入らない試合もあれば、1試合で13点も入ってしまう試合もあります。チャンスの場面で簡単なシュートを外すと、決定力不足とかQBKとか言われてしまいます。
旅の食事でも、決定力不足によりゴールを逃すことがあります。昨日行ったテジクッパプの店、どう考えても美味しそうだったのに、うっかり内臓を頼んで枠を外してしまいました。なんであんなに簡単なシュートを決められなかったのだろうと、後悔がわいてきました。そして、サッカーではシュートを外したからといってやり直すことは出来ませんが、自分は今から夜食としてもう一度テジクッパプを食べに行くことが出来る、と思い立ちました。深夜1時でしたが、QBKをやり直すことが出来るのです。
昨日と同じ、松亭3代クッパに行きました。想像した通り、豚肉の方がスープとの一体感が素晴らしかったです。この試合をやり直した結果、今回の遠征は2勝1分でグループリーグ通過というイメージに上書きされました。まあ、1勝2分でも通過していたかもしれません。
(ちなみに今調べたところ、この店では豚肉・内臓・腸詰の3種を全部入れることも出来たそうです。先に言ってくれ!)
・アワビ粥
日付としては、今日の朝です。釜山では朝食にアワビ粥というものを食べるらしいと風の噂に聞いたので、行ってみることにしました。
済州家 西面店(チェジュガ ソミョンジョム)
https://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=4189
ロッテホテルの裏です。近くにアワビ粥を出してる店がいくつかありましたが、この店が一番客入りが良かったです。アワビ料理専門店ということでしたが、アワビ以外の刺身などもありました。今回最後の食事となると、お粥だけだと寂しいかなと思って、活ダコの刺身とやらを注文してみました。
想像以上に活きてました。
以上、駆け足でしたが今回釜山で食べたものについて紹介しました。特に韓国戦を見に現地に行く方は参考にしてください。ここまでは無料記事で、以下は有料部分になります。やらしい感じの誘導になってどうもすみません。
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