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未経験からWebライターになった体験【5】月収10万とスランプ

Webライターのまる きょうこです。ご覧いただきありがとうございます。

この記事では、未経験からWebライターになった自分の体験を振り返っています。
最初の半年はとくに一人きりで奮闘し、紆余曲折がありました。
反省も多い体験談ですが、そこからたくさんのことに気づき学んだ末にライターとしての今があるので、お読みいただけたら嬉しいです。

今回は、4か月目に受注した大量の案件に必死で対応し、10万円の収入があった5か月目のことを書きたいと思います。


5か月目でライティングの月収が10万に

5か月目は、以下のような状況で案件に取り組み、月収が10万円を越えました。

  • 継続6件と新規5件(スカウト4件、応募1件)の案件に対応

  • 文字単価は0.5円~3円

  • 朝起きた瞬間から夜寝るまで執筆

  • 納期前は睡眠を削ってでも執筆

初心者が抱える案件の量としては、尋常ではなかったと思います。
執筆のし過ぎで腕や指先が痛く、時には音声入力に切り替えながらなんとか乗り越えた末の、月収10万円でした。

ライター5か月目のスランプ

収入が上がる一方で、精神的にはスランプに陥っていました。
タイトなスケジュールで休みなく執筆することで、以下のような悩みが生まれていたのです。

  • ライティングが楽しくない

  • リサーチや推敲の時間が取れない

  • 執筆の遅れが発生

機械のように執筆し続ける日々で、ライティングが楽しいと思えなくなりました。
また、仕事のし過ぎで少々鬱っぽくなっていたようです。
ふと執筆を離れた瞬間に気持ちが沈むことが増えていました。

納期がタイト過ぎて、リサーチや記事を見直す時間もありませんでした。
書いたらそのまま提出するので誤字脱字や文章のねじれが発生
し、クライアントさんから「まるさんらしくないですね」と言われてしまうことも。

そしてやはり案件の量に無理があり、はっきりとした納期のない案件がどんどん後回しになっていました。
もちろん後回しで良いと思っていたわけではないので、執筆が遅れていることが気になり、常に心が休まらない状態でした。

案件をこなすことだけに必死になった結果起きたこと

スピードを上げてとにかく案件をこなすことだけを考えて執筆した結果、以下のようなマイナスの出来事がありました。

  • いくつかの案件が終了した

  • ライターの仕事に疲れてしまった

それぞれ振り返ってみます。

いくつかの案件が終了した

案件のいくつかがパタパタッと終了しました。
「予定していた記事の依頼が全て終了したから」という名目でしたが、私が本当に良いライターであればほかの案件を紹介してくれたことでしょう。
リサーチも足りず見直しもしないような記事を提出していたので、ライターとしての評価が下がってしまったのだと思います。

ライティングの仕事に疲れてしまった

あまりにも執筆をし過ぎたせいか、自分自身もなんだかライティングに疲れた気持ちに
休まずに仕事をし続けたことで、心身に疲労が蓄積していたようです。
「新しい案件を受けてもまた毎日同じことの繰り返しか…」と、応募する気力が沸いてきませんでした。

現在は楽しくライティングできるようになった

ネガティブな体験を書きましたので、最後に5か月目と現在の違いを書いておきます。
今はこんな状態です。

  • 一件ごとに心を込めて執筆しているのでライティングが楽しい

  • 大好きな分野を中心に執筆できている

  • ライティングを通して人とのつながりや世界が広がっている

  • 自分の時間も持てている

今こうして楽しく執筆できるようになったのも、試行錯誤した時期があったからだと思います。
自分に合わない案件も経験しましたが、そのおかげでどんな分野なら楽しく執筆できるのかということもわかりました。

現在の状況に変化していく前の6か月目は、ライティング以外の仕事にも手を出して迷走するのですが、続きはまた次回書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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