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【mouthwashing】絶望的な閉鎖空間でどう精神が崩壊していくかを描いた映画みたいなゲーム:steamおすすめゲーム紹介#3


こんにちは、こんばんは。まるけろです。
今回は2024年9月27日に発売したホラーゲーム(?)「mouthwashing」です。
おくちくちゅくちゅモンダミン🎶
タイトルの意味はやればわかります。


steamページ

The Tulpar(タルパ)に所属する5人は、永遠の日没に包まれた何もない宇宙空間に取り残されてしまった。ここには、神の目も届かない。

どんなゲーム?

 宇宙区間で物資を運搬するポニー運送会社の従業員5人は、小惑星に激突し航行不能に陥ってしまう。助けがくるのは絶望的、非常用電源や食料はわずか数ヵ月で底を尽きてしまう。絶望的な隔離された閉鎖空間で従業員たちはどうなってしまうのか、そもそもどうして船長はわざと小惑星に船体をぶつけたのか、極限状態での人間関係や心理描写を題材にしたサスペンスホラー。「苦しみを祈る」

ゲームシステム

 基本は船長視点のFPS視点で進んでいく。時系列はバラバラに表現され、小惑星衝突前と衝突後を交互に表現していく。
 船長視点と書いたのは、衝突の前後で船長が変わるため。元々の船長であったカーリーは全身に大ケガをおい、包帯ぐるぐる巻きになってしまうので、衝突後は船長代理として副船長のジミーを操作することになる。

包帯ぐるぐるまきになったカーリー。よく生きてるな…

 宇宙船の内部を探索してちょっとしたミッション(××を探せ、××と会話をしろ等)を解決していくことで少しずつイベントが進行していくタイプだが、要所要所に精神描写のような、現実世界ではない世界(恐らく精神世界)での探索といったホラー演出が挟まることになる。
 ホラー演出としては弱めで、そこまでビックリ演出も多くないためホラーが苦手な人もプレイすることはできると思う。ホラー演出で鳥肌が止まらないほど苦手な自分でもクリアはできた。

おもろい?

 おもろい。

トレーラーでも有名なシーン:ちょっとシュール

 心理描写がしっかりとされておりストーリーの全体像がわかりやすく構成されている。そもそもの発端は船長が船体をわざと小惑星にぶつけたことが原因なのだが、なぜ集団自殺を起こそうと考えたのかそこに至るまでの原因、心理描写、ぶつかった後生存が絶望的になったあとの他の乗組員たちの心理描写、なんとか全員をまとめようとする船長代理の行動が丁寧に描かれている。まるで一つの映画を見ているよう(ホラー部分を除く)。

総評•まとめ

 細かなゲーム説明はネタバレになってしまうので、トレーラーやPVから確認できる範囲での記載にとどめている。
 是非ともゲーム内で描写されている狂ったような表現をご自分の目で堪能していただきたい。
 苦しみを祈る


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