
冬の時期の出荷

最近、微力ながら出荷のお手伝いをしています。
お味噌を作られる方のためにピッキング作業に勤しんでいます。
自分が大豆栽培をしていく中で、目標が一つありました。
それは「手作りみそが好きな方に自分が作った大豆を提供したい」ということです。毎年大豆の栽培方法を試行錯誤しながら取り組んでいますが、去年ある程度の数量、品質の大豆を収穫することができました。
3年ほどかかりましたが、こうしたら大豆栽培がうまくいくのでは?のような大まかな枠組みが自分の中でなんとか出来上がりました。
まだまだの部分が多々あるので、自分が満足いく大豆にはこれから先も何度も改良が必要です。
数年で達成できる代物でもなく、何十年もの時間が必要になることでしょう。
大豆栽培の道程は果てしないのですが、急ぐことなく、大きな荷物を持って歩んで行くような心持ちでいたいです。しかし、大豆畑トラスト運動のお客様や自分が育てた大豆を発送するときには言葉では表現できない代えがたい喜びが生まれます。
ピッキング作業中は真面目に出荷作業をしていますが、心の中ではニヤリ。と微笑んでいます。
自分の手で新しい価値のある物を創り上げるモノ作りはいいもんです。
生産者冥利につきますな。