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整地キャリアーを溶接修理


先日、除雪をしていた時に、整地キャリアーが壊れてしまいました。
去年の夏に380kgある機械を載せて運ぼうとした時に、支柱が壊れてしまいました。キャリアーには400kg以上の負荷がかかっていたでしょう。
重量物で負荷をかけすぎてしまいました、GLくん、ごめんね汗。

その後、ごまかしながら使っていましたが、雪かきの時に油圧レバーを上げ下げを頻繁に行い、角度をつけて雪を降ろさないといけないので、ついに底板と側板の部分も外れてしまいました。

その後、クボタ営業所に行ったら、鉄工所などで本格的な溶接をしたほうがいいとアドバイスをいただきました。また、整地キャリアーを買い替えるのも提案されました。
社長に相談したら、福井ボイラーが溶接対応できるということなのでTEL。

着信履歴がありましたが、出荷作業をしていたため、午前中にはお会いできませんでした。
お昼に電話したら、今鯖江にいるので、そちらに向かいますとのこと。
電話があり、修理ができるかどうか打ち合わせ。
お味噌汁を飲んでいたけど、現場に急行。

打ち合わせをしたあと、写真を工場長に送付して、土曜日の午前中には対応をしてくださいました。
金曜昼に現場打ち合わせ後、土曜日午前中に修理。
取り掛かりが早く、信頼できると感じました。

また、QCDの大切さを思い出しました。

Q:Quality 品質
C:Cost 価格
D:Delivery 納期

これらは、製造現場での基本中の基本でもあり、お客様の信頼を勝ち得るために大切な要素です。
社会人の駆け出し時に研修で先生が熱弁していたのを今でも覚えています。

3つとも高い水準であるように企業努力すべきなのですが、相関関係にあり、一つを向上させると、もう一つが成り立たなくなる関係にあります。

今回の件で私は「納期」というのも非常にお客様の立場からすると見逃すことのできない大切な要素だと身をもって実感しました。
緊急で急いでいるわけではないのですが、すぐに取り掛かり、すぐ対応してくださるというのは大きなアドバンテージを得やすいのですね。

もちろん、逆張りで小さな飲食繁盛店のようにお客様を長い間待たせてその分、目が十分に行き届いて、そこでしか味わえないクオリティーを提供するのも一つだと感じます。

鉄を溶接するときには激しい光がでます。
保護具を装着せずに直視すると目にダメージを負うようです。

また、溶接時の激しい光を調べたら、光でなくプラズマという固体、液体、気体にならぶ「物質の第4の状態」のようです。
エネルギーが高い状態というのが理解できました。

Google先生曰く、宇宙空間から生活環境をはじめ、いろんな場所にプラズマは存在するようです。世界は不思議で溢れていると感じました。

修理対応をしてくださいました社員さんと工場長には感謝しかありません。
ありがとうございました。m(__)m