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リンゴ好き必見!冷やすだけでリンゴの甘さが1.5倍に!?その理由とは
リンゴは冷やした方が美味い
こんにちは!今回はご家庭でリンゴをさらに美味しく食べるためのコツをご紹介します。それはシンプルに「冷蔵庫でしっかり冷やしてから食べる」ということ。
冷やしたリンゴが甘い理由
リンゴの甘さを作り出しているのは「果糖(フルクトース)」という成分です。この果糖には、砂糖(スクロース)と異なり「温度によって化学的構造が変化し、感じる甘みが変わる」という特徴があります。具体的には、温かい状態と比べて冷蔵庫で冷やした場合の甘さは最大1.5〜2倍程度まで上がるのです。つまり、冷やしたリンゴは常温で食べるよりも甘さをしっかり感じることができます。
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冷蔵室がオススメ
果糖が最も甘くなる(甘く感じる)温度帯は2℃~5℃と言われています。
このためリンゴを冷やす際には、野菜室(10℃)よりも冷蔵室での保存がオススメです。これは冷蔵室の方が温度が低く、果糖の甘みを最大限に引き出すことができるため。
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果物の温度と甘さの関係
実はリンゴだけでなく、特定の果物は温度によって味わいが大きく変わります。これは先述のように果物に含まれる「果糖」に、冷やすと甘みが最大1.5倍程度まで上昇するという性質があるためです。果糖が沢山含まれる果物は冷やした方がより甘く感じられ、逆に果糖の割合が少ない果物は冷やしても味わいは大きく変わりません。
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他の果物やジュースも冷やして楽しもう
果糖が多い果物はリンゴ以外にも複数存在し、例えば、梨やブドウ、キウイ、サクランボ、スイカなども冷やして食べるとその甘さが際立ちます。また、上記の果物を使った100%ジュースについても冷やした方が甘く、温めると甘みが少なくなるという性質があります。例えば、ホットリンゴジュースを作る場合は、最後にハチミツを垂らしてあげると甘みが引き立ちます。
まとめ
果物を美味しく楽しむためには、食べる温度にも気を配ることが大切です。特にリンゴをはじめとした果糖の多い果物を冷やして食べると、その甘さがぐっと増して一層美味しくなります。果物を楽しむ際の参考にしていただければ幸いです。
このnoteでは、ひと味違ったリンゴの楽しみ方や独断と偏見の推し品種、簡単美味しい果物レシピなどを発信しています。気に入っていただけたらぜひ「スキ」ボタンをお願いします^^