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【カンボジア】アンコールワット小回りツアー
カンボジアを訪れた1番の目的はもちろん、アンコールワット。
シェムリアップでは毎日アンコール遺跡群を回るツアーが開催されています。
トゥクトゥクのおじさんにいくつかの遺跡を回ってもらって遺跡に着いたら一人で散策するものから、しっかり遺跡の中まで付き添ってガイドしてもらうものまで様々です。私はガイドなしのツアーにしました。
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アンコールワット周辺の主要な遺跡を巡る小回りツアーと、より広範囲の遺跡を巡る大回りツアーの2つがあります。
小回りツアー
まず1日目は小回りツアーに。前日に宿で申し込みと支払いを済ませました。
アンコールパスを買う
アンコールワットの後ろから昇る朝日が見るべく、3時半起き。
私はアンコール遺跡群の入場券であるアンコールパスを持っていなかったので、まずはチケット売り場に立ち寄ってもらいました。
3日使えるチケットを購入。クレジットカード決済もでき、並ばずすぐに買えました。
同じトゥクトゥクに乗り合わせた欧米の方は予めオンラインチケットを買っていて、スマホの画面を見せて入場していました。オンラインで買えると知らずびっくり。
アンコールワット
1つ目の遺跡、アンコールワットへ到着するも周囲は真っ暗!
スマホのライトを付けないと前に進めないほど。
参道ではガイドの営業に声をかけられます。私は断ったのですが、せっかくならお金を払ってでもガイドを頼んだらよかったなと少し後悔。
だんだん周囲が明るくなりアンコールワットの姿が見えてきました。
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右側の池からの朝日。
感動〜。
時間になったら回廊の中に入れるようになります。
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第三回廊にも登れるのですが人が多いのでパス。この日は全体をぐるっと回るだけにして後日じっくり見ようと思います。
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バイヨン
2つ目は私のお気に入りアンコールトム!
バイヨンはクメールの微笑みと呼ばれる顔が彫られているのが特徴です。
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修復作業をしていたので、声をかけて中に入り見学させてもらいました。
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バイヨンの修復には日本の大学が協力しており、今は水を通す工事をしているそうです。(水路の復元?)
この時間からじわじわと気温が上がり、遺跡の外の売店でポカリを飲ませてもらいました。ちょっと飲むだけなのに椅子とテーブルを用意してくれてありがたいです。
タ・ケウ
こちらも私のお気に入り遺跡!ピラミッドのように石が組まれた遺跡です。
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結構高さがあって登るのが楽しい。頂上には祠があり、景色を眺めながら休憩をしていたのですが風が気持ちよくて癒されました。ちなみに遺跡の頂上でもスマホの電波はつながりました。
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余談ですが、移動する間トゥクトゥク車内で地球の歩き方を読んで遺跡の予習していました。
見学時には邪魔になるのでトゥクトゥクのおじさんに預けて回っていたのですが、失くさないように本を座席の下に入れて管理してくれていてほっこりしました。
タ・プロム
ところどころ崩れたままで、まるでラピュタの世界のよう。ガジュマルの木が遺跡を覆っていて神秘的な遺跡です。
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どこを写真にとっても映えるので楽しかったです。はしゃぎすぎて3周くらいしました。
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とっても面白かったのですが、私がシェムリアップを訪れたこの時期は気温が40度を超える日もありこの日も酷暑。ここへ来てスマホが暑さで起動できなくなってしまいました。
トゥクトゥクでの移動もサウナに入ってるような熱〜い風が体に当たって命の危険を感じました。
バンテアイ・クデイ
次に到着です。暑さに弱い私は体力の限界に近く頭が回らなくなっていました。
もうここまで来るとこの遺跡がなんなのかさっぱりわかりません。
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かなり体力的に厳しくなったので遺跡の石に座って休憩……。頭が真っ白になりこの遺跡の記憶は無いです。参道を歩いているときから既に汗が止まらず体が火照っていて、軽い熱中症になりかけていたと予想。遺跡の入り口でペットボトルの水を買って飲んでいるのですが、あっという間にお湯になってしまうほど…。
スラ・スラン
バンテアイ・クデイを出るとすぐ池。スラ・スラン。沐浴に使われていたそうで朝日、夕日がきれいに見えるスポットなんだそうです。
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これで小回りツアーは終了!
日ごろ在宅ワークで家から出ない女にとってはかなり過酷な1日でした。何歩歩いたんだろう。
このあとは宿に戻ってシャワーを浴び即昼寝。アンコールワットは広大すぎて全て見て回れなかったので別日に持ち越すことにしました。
夜は宿の近くのローカルのクメール料理店でロックラックを食べてこの日の活動は終了です。