【えほんのきろく11】きゅっきゅっきゅっ~鮮烈の朱色~
参考文献:『きゅっきゅっきゅっ』林明子著、福音館書店(1986)
私、大変申し訳ないけど、この朱色と緑の組み合わせが、なんか苦手で。
この本と同じシリーズの、『おててがでたよ』も、緑地に朱色の服で、なんか苦手だった。
だから、童話館ぶっくくらぶで、この『きゅっきゅっきゅっ』が来た時も、最初は(また朱色と緑…)と、ちょっとがっかりしたわけで。
でも、めめちゃんは、この絵本大好き。
めめちゃんが、(待ってました)って顔するから、今は我が家の絵本のレギュラー入りしてる、まさかの。
以下、ちょっとネタバレです。
この絵本は、緑色の少年と動物たちが一緒にスープを食べて、動物たちがこぼすと、緑少年が拭いてあげるというシンプルなストーリー。
拭く時の音が、「きゅっきゅっきゅっ」。
動物たち、それぞれ別の体の部位にこぼします、手とか足とか。
同じタイミングで、めめちゃんの手とか足を、きゅっきゅっきゅってさわってあげると、とっても嬉しそう。
画面の朱色は鮮烈だけど、よく見ると、動物たちの絵もなかなか可愛い。
というわけで、赤ちゃんとスキンシップを取るのにおすすめです。朱色に負けないで、ぜひ手に取ってほしい。