赤ちゃんの服は育児のモチベーションを高める
子どもを産む前、赤ちゃんの服には、正直こだわらなくて良いと思っていた。
可愛いものを着せても、本人はまだ何のことだか分かっていないから、喜ぶわけでもないし。
子どもを産んで分かった。
赤ちゃんの服選びって、大切。
なんせ、毎日見る物だから。
親が良いと思えるものを着せた方が良い。
私は、まず、奇抜な色は避けた。
ベビー服は、キャラクターが大きく描かれているものやカラフルなものも多いが、一日中それを見ることを思うと、ちょっと目がチカチカする。
白やグレーなどの優しい色に、柄は淡い色の動物や花柄が小さく描かれているものにした。
もちろん、使いやすさや着心地など、機能面も大事。
綿100%で肌触りが良いもの。
赤ちゃんが泣いて暴れても、サッと脱ぎ着させられる作りになっているもの。
そして何より、自分が可愛いと思えるものを着せる。
これがとても大切。
親なんて、我が子なら何を着てても可愛いと思うものかもしれないけど。
それでも、自分が気に入った服を着せた時の高揚感は凄まじい。
子どもを産む前は、極度の合理主義に侵されていて、動物の耳がついたフードを赤ちゃんに被せることの意味を全く理解できなかった。
なぜ、わざわざ耳がついたものを?
邪魔なのでは?
ほんの一時しか着れないのに?
そんな凝ったデザインのものを着せる意味は?
非合理的では?
しかし、今になって思うと、あれは良いものだ。
とても良いものだ。
そして、合理的でもある。
可愛い服を着せるだけで、育児の疲れが吹っ飛ぶほど癒される。
赤ちゃんは大人からお世話や保護を受けるために、可愛いと感じさせる特徴を有していると聞く。
非常に合理的。
赤ちゃんに可愛い服を着せるのも、親にとっては、日々の疲れを癒すための合理的な行動だ。
そんなわけで、フリルやレースなどの、自分が着たこともないような服をメルカリで漁っている。
赤ちゃんはすぐにサイズアウトして着れなくなるから、メルカリには結構良い状態のベビー服が溢れている。
ありがたい。