2000年代〜2010年代のオタクの思い出
ふと、自分がかつて見ていた漫画やアニメが、今どうなっているか調べてみた。知らないうちに映画化されたり、リメイクされたり、色々あるじゃないですか最近。
連載開始日や初回放送日を知って衝撃を受けた。こんなに昔だった?
そもそも、2010年が10年以上前だっていうのも信じられない。単純な算数なのに。
ちょっとオタク活動を休止してから、もう10年以上経っている。いつの間にこんなに歳をとったのだろう。
そう言えば、大人が漫画やアニメを見ることも普通になって、「オタク」への偏見も少なくなりましたね。
以下が、私が当時リアルタイムで見ていた主な漫画とアニメです。連載開始年や初回放送年を記載しましたので(Wikipedia参照。順不同)、当時オタクしていた人は、私と一緒にその年月を噛み締めてくれませんか?
一人で向き合うのは過酷過ぎるので。
BLEACH 2001年 ※アニメ化は2004年
アニメの初期オープニングがORANGE RANGEでしたね。スタイリッシュで格好良かった。
日番谷隊長推しでした。
家庭教師ヒットマンREBORN! 2004年 ※アニメ化は2006年
凄い人気だったんですよ、ホントに。
雲雀恭弥は特に信者が多かった印象。私は獄寺推しでした。
リボーンがきっかけで同人誌を読むようになった。
銀魂 2004年 ※アニメ化は2006年
銀さんは当初、少年ジャンプの異端児というイメージだったけど、いつの間にか少年ジャンプのヒット作にまで上り詰めた。
路上ライブをやっていた贔屓のアーティストが東京ドームを埋めたような感じ。その過程を追いかけられたのは嬉しかった。
高杉推しでした。
結界師 2003年 ※アニメ化は2006年
私は少年ジャンプの経済圏にいたのだけど、結界師は他誌に浮気した数少ない作品だった(サンデー連載)。
初期の頃から好きだったのに、最終話まで追いかけられなかったのが残念。
地獄少女 2005年
友達から、怖い深夜アニメがあるよと、こっそり教えられて見始めた。
怖がりだったので、無理!って回もあったな。怖さ半分面白さ半分だった。
ゼーガペイン 2006年
ループもののロボットアニメ。特別有名というわけではないけど、忘れられない一作。
随分経ってから、パチスロで見かけるようになった。
ヘタリア 2006年(サイト掲載開始)
公式サイトのキタユメ。さんが閉鎖されたのを知らなかった。
ヘタリアが最盛期に入る少し前からハマり始めて、たくさんの友達を沼に引きずり込んだ。世界史で高得点を取れたのもヘタリアのおかげ。
フランシスとアントーニョ推しでした。
天元突破グレンラガン 2007年
ロボットアニメ。
熱血!というのを、あえて全力でやってくれた作品。その振り切り方が潔かった。
とにかくめちゃくちゃ暑苦しい。こんな暑苦しい話で誰が泣くかと思いながらボロ泣きした。
TIGER & BUNNY 2011年
震災直後だったため、ろくに宣伝を打てなかったそうだ。製作者側からも全く期待されていなかった。でも、視聴者としては、何の前情報もなかったからこそ、衝撃が大きかった。
深夜にぼーっとテレビをつけていたら、たまたま第1話の放送が流れてたのを見て、その面白さにビックリした。王道なヒーローものなのに、臭い感じがない。
ネイサン推しだと友達に言ったら微妙な表情をされた。……何故。普通に美人だと思う。
魔法少女まどか☆マギカ 2011年
これはタイバニとは真逆。王道の魔法少女ものと思って見始めたのに、手ひどく裏切られた。
これとタイバニが放送された2011年って、今思うとすごい年ですね。
書き尽くせない。あれから10年以上経ったのか。20年経った作品もある。
めまいがしてきた。いつの間にか連載終了した漫画も多い。
またいつか会えると思って、しばらく連絡を取っていなかった友人が、知らないうちに亡くなっていたことを同窓会で知るって感じだろうか。なんで会いに行かなかったんだろうって、今更思っても遅い。
今は今で、漫画やアニメはライトに楽しんでいる。
でも、青春の頃と今とでは感受性が全然違っていて、あの頃に見た作品は評価の良し悪しとは関係なく心に残っている。
漫画を積み重ねた勉強机、古本屋を巡って乗り潰した自転車、最終回を見た翌日に友達と語り合った教室。
そういう思い出が作品に染み付いている。