ひとりぼっちじゃない ①映画疑問などなど
【ひとりぼっちじゃない 感想、疑問、ひとりごとに近いです】
※映画2回鑑賞 パンフチラ見 原作未読状態です
ひとりぼっち、でもあり、ひとりぼっちじゃない、でもある
独り立ちのストーリー?
母親は常に愛してくれる存在であるはずだ、
だけど自分が経験することで愛は移ろうものであるのか、と納得や確信して旅立つストーリー。
出会いや別れ、独立の季節というこの3月公開に納得。
そもそもの始まりがお母さんに恋人ができた(かもしれない)という不安感から生まれた物語なのかもしれない。
不安を感じ始め、仕事終わりには実際にはずっと海に行っていたのかもしれない。
ススメの頭の中で拠り所となったのが宮子の部屋。
触覚、味覚、嗅覚、胎内で話すことで少しずつ育っていく様を表しているようだった。
どこまでが現実でどこが妄想なのかわからなくなる。
鍵を閉めない宮子。来るものを拒まないところに母性を感じる。
カギをかけたがるのはいつも中に入った人。
お母さんを独り占めしたいあらわれなのか。
宮子に惹かれているはずなのに蓉子とも関係を持ってしまうことで愛とは移ろい、変わっていくものだと気づいてしまい、そんな自分にショックを受けて母の恋人のことも受け入れていったような気がする。
最後の「僕は...」のあと、僕は君だけを愛していたと思っていた、僕には君しか愛することがなかったと思っていた、逆を言えば僕だけを愛してくれるもの、それが愛だと思っていた、というようなことを言いたかったように感じた。それが自分の経験で崩れてしまい、良い意味で見切りをつけて宮子の部屋を抜け出られた気がする。
お母さんと恋人(?)と現実で向き合い、笑い泣きに心の中でおめでとう、前に進め(だからススメ?)たんだね、と思った。
〈以下疑問〉
宮子 逆にすると子宮。
胎内=宮子さんの部屋?
コポコポは羊水?
101号室に入るために坂を上がったり階段登ったり降りたりして入る→産道のくねくね?もしくはパラレルワールドへの入り口??
パンフレット、オープニングのベージュは胎内を表す?
ススメ=前に進め?という意味?
蓉子さんは現実?
鏡に映った人はだれ?
宮子さんの部屋に来たぴしっとしたスーツの男は誰?
死んだ男はどの男?誰?
ずいずいずっころばしは流産の歌だったような
お母さんを取られるかも、という気持ちがけんとさんを通してヤキモチ、焦りを表現したのか?
色別のゼラニウムの花言葉
白のゼラニウムの花言葉は「あなたの愛を信じない」。
赤のゼラニウムの花言葉は「君がいて幸せ」。
ピンクのゼラニウムの花言葉は「決意」。
深紅のゼラニウムの花言葉は「憂鬱」。
黄のゼラニウムの花言葉は「予期せぬ出会い」。
最後までゼラニウムは花を咲かすことなく終わるため、花言葉が不明。だから色んな受け取り方ができて面白いと思った
小道具に空の器が出て来てたのが気になる
空の花瓶、燭台ぽいもの。子宮を表している?
乱筆乱文お許しください
また観に行く予定なので改めて気持ちも文章も整理して再掲したいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございます!