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Oasisについて語りたい 後編
前編を読んでくださった皆様、ありがとうございます!
オアシス:ネブワース1996
社会人になり病んだ結果オアシスが聴けなくなったわたくしですが、何だかんだ現実を受け入れそこそこに日常を楽しんでいた2021年、『オアシス:ネブワース1996』が上映されました。オアシスもぼちぼち聞いていたので、「フ~ン 行ってみるか」くらいの気持ちで観に行きました。
泣いた。
Youtubeやニコニコ動画で何回もネブワースでのライブは観たはずなのに、やっぱカッケ~。画面越しだけど、彼らのライブを久しぶりに観て、数年ぶりに実家に帰ったような安心感がありました(どゆこと?)
同時に、なんとなく、もうオアシスは再結成しないだろうなという気持ちになりました。本当に"伝説"のバンドになってしまったんだな、と。当時のファンへの羨ましさと、もう「オアシス」として彼らを観れないことへの悲しさで胸がいっぱいになりました😿
再結成
胸がいっぱいになって早3年、まさかの再結成しました。
The guns have fallen silent.
— Oasis (@oasis) August 27, 2024
The stars have aligned.
The great wait is over.
Come see.
It will not be televised. pic.twitter.com/FaELtNlVMh
UK&アイルランドツアーのチケットも奇跡的にゲットでき、オアシスを、生で、しかもイギリスで、体感するという、私の人生に大イベントが発生しました。チケットを取った瞬間は、あまり実感がなかったのですが、しばらくして「アタイ、ほんとにオアシス観れるんだ…」と思うと感無量で、その後数日は毎晩ベッドでオアシスを聴きながら、うれし涙を流していました(カワイイ
それはさておき、そもそも彼らがなぜ再結成したのか、気になります。色々説があるみたいですが、ノエルの金銭問題が原因っぽい。奥さんと離婚して、それはそれはすんごい多額のお金を失った?現在進行形で必要?みたい。そんなことになってたなんて知らなかったよノエ…
ここからは、いちファンの妄想というか願望ですが、そこでリアムがノエルに再結成の申し入れをしていたとしたら、かなりアツい。実際はどうなんでしょうか。
リアム・ギャラガー
再結成をきっかけに、遅ればせながら、リアムのドキュメンタリー『AS IT WAS』を観ました。ノエル大好きマンなので、リアムのソロ活動については全くと言っていいほど何も知りませんでした。辛うじて知っている事といえば、ツイ廃であること、BEADY EYEとして活動していた(そして気付いたら解散してた)こと、pretty greenをやっていたこと、くらいでした。
わたし、リアムがこんなにカッコいいって、知らなかった…。ドキュメンタリー自体は、チョビっと演出が過剰かな~って思うところもあったし、どこまでが演出か分かんなかったケド。
ノエルは彼がつくった歌を通して、彼の弱さみたいなところが見えるけど、リアムはそういうのが全くなくて、ビミョーに共感ができないというか、人間性が見えないというか。なので、このドキュメンタリーを通して、彼なりの葛藤が見えてよかったです。プラス、「親戚のちょっとカッとしやすいけど人が良いおじちゃん」みたいな親しみやすがあるよね~~~~~って思いました。
あと、リアムギャラガーは"リアムギャラガーである"という事を徹底してますよね。どんなに頂点にいてもどん底にいてもリアムギャラガーであることがかっこいい。supersonicの一節を体現していて、まじで熱い。し、リアムがリアムでいてくれることがファンにとっては嬉しいですよね。リアムが変にポッシュな感じになったら嫌じゃないですか。そういう意味では、リアムってファンが望むような姿でいてくれるし、望むことをやってくれてるなと思いました。
ロンドン五輪や自身のライブでオアシスの曲をやっているところを見ると、「兄貴の曲なのに😠自分の曲やりなさいよ😠」って思っていましたが、リアムはファンや世間が求めるものを見せていてくれただけなのかも。知らんけど!!
リアム復活を決定づけたマンチェスターでのライブ。きっと彼の事を知らない人もいるでしょうし、落ちぶれたロックスターと思っている人も多くいたでしょう。そこでlive foreverを歌いきるという。か、かっけぇ…!涙
意識的に健康的な生活を送り、ライブ前にはタオルを被って蒸気吸ったりしてさ、、、偉いよ。年老いたライオンみたいに群れを追われて、そのまま終わると思ったら、かなりしぶとい、というね。
彼の音楽はあまりわたしにはフィットしなかったのですが(エ…)、彼の在り方には心を揺さぶられました。AS IT WAS観てよかったです。
いまになって思うこと
オアシスファンであれば聞いたことがあるであろう、この何の生産性もない口喧嘩。改めて聞くと、「ノエルは音楽、リアムはアティチュード」だと思わされます。どちらが欠けてもオアシスにはなり得ないんだよな~。
また、ドキュメンタリー内で「生き延びている俺は大した奴」とリアムが言うとりましたが、マジでアーメンです。ロックの歴史を見てると、死んで偉大になる、みたいな。死んで完成する、みたいな。国語の偏差値3なので、上手く言語化できませんが、そんな風潮あるよね?!それに真っ向から、生き様をもって反論してくれたようで、オアシス好きで良かったーーーーって思いました。
オアシスのはじまりから再結成までの道のり、本当に起承転結が出来上がっていて、ストーリーとして美しいですよね。なにかの力が働いてるとしか思えないです。マジでBIBLICALです。
自分の気持ちを言語化するのって難しいですね。言いたいことの80%くらいしか書けなかった😿
でも、総じて思うのは、オアシスサイコーってことと、BURRNを通してオアシスにハマったわたしナイスってことですネ。
そして、遂に来たぞ2025年。このお祭りイヤー、思う存分楽しみましょう!BIG LOVE to OASIS💙