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LDHの沼が深かった話。

私の人生で、これは外せないなというくらいに衝撃的だった出来事の一つ。
それこそがまさに、LDH沼に落ちたということ。

沼に落ちて1年以上経つ今も、自分で自分を信じられないくらいには衝撃的な出来事だったので、記録しておきたい。
何故なら、私はLDHが、この世で一番苦手な存在だったから。

きっかけは"HiGH&LOW THE WORST X"

そもそも何故LDHの沼に落ちたのか?
きっかけは、ザワクロだった。

元々俳優の佐藤流司が好きでワーストも観てたので、もちろんザワクロも楽しみにしていたが
なんせ今回はキャストが豪華。
なのでいつまで経っても映画館の動員数が減らない。
私は閉鎖空間と暗い所が嫌いだ。
なので映画館に行く時は、できるだけ人が少ない上映会で、出入口の近い席じゃないと行くことができず、行けるタイミングを伺っていたがなかなか訪れず。

まぁ配信あるまで待つか、と諦めていた時、友人から「ハイロー新作観た?めちゃくちゃ面白かったから観に行こうよ」お誘いが。
え?2回観るほど面白いの?となり、条件的に大丈夫そうな上映回を探し観に行くことに。

結果、そこでザワクロに見事にハマる。
それからはというと、レイトショーの人が少ない時を狙い、上映終了日まで毎日のように映画館に通った。
セリフを覚えれるレベルまで観た。
ちなみに一番好きなセリフは天下井坊ちゃんの「おい、もっと増やせ」だ。

LDH界隈初めての推し、川村壱馬、爆誕。

もう3回目観たあたりで、私の心には川村壱馬が存在していた。
彼の演技力、アクション、そして歌唱力、全てに圧倒された私は「こんな完璧な人ってこの世にいるのか?」とパニックだった。
ワーストの時にも彼を観ていたはずなのに、ここにきての衝撃。
急に後ろから頭殴られたくらいの衝撃だった、殴られたことないけど。

そこから全力でRAMPAGEについて調べたところ、なんと、1カ月後にコンサートがある。
なんなら1週間後にはリリイベがある。
我ながら奇跡のタイミングでの沼落ちである。

即チケットを手配し、リリイベ日程の休みも確保。
あとは生・川村壱馬に会うだけ、そして召されるだけ。
(実際に生で見た感想は割愛する、気持ち悪い感想しか出てこないので)

無事に沼落ちした私は、そこから3ヶ月ほど、ぬくとRAMPAGE沼で温まっていた。
程よいSNSの更新、スケジュールの発表、日常生活を乱されない素晴らしいペース。
ずっとここで生きていこう。

そう思っていたのに。
ある日、その私の上を凄まじいスピードでバイクが1台通って、見事に轢かれた。

ラスボス、登坂広臣、登場。

ほんの出来心で、ハイローシリーズを全部見返した私が悪かった。
だから即死レベルで轢かれたんだ。

雨宮広斗が私を一寸の狂いもなく轢き、そのまま生死を徨い、目が覚めた時には、ANSWERのBlu-rayを片手に「Can you see the light?」だったのだ。

三代目がR.Y.U.S.E.Iフィーバー起こしてた頃、私はいわゆるバンギャだった為、流行りの音楽を全く聴いていなかった。
そしてLDHの見た目が、同世代としてはヤンキーっぽくて怖くて苦手だった。
なので私は2023年、初めてランニングマンを踊った希少種の人間である。

それくらいLDHが苦手だったので、登坂広臣に轢かれても尚、私は抵抗し、「とりあえずソロでも聴いてみるか」とソロから入ったわけだが。
そこも抜かりなく、ちゃんとした沼だった。

毎度ながら私は沼落ちするタイミングが完璧なので、すぐに公開間近の映画チケットを買い、観に行った。
結局三代目にもハマる。
そこからミーグリにアリーナツアー、最後はドームツアーと怒涛の三代目YEARが始まり、私もちゃっかり波に乗り2023年を楽しんだ。
もう川村壱馬が遠くに見える、存在がぼやけ始めている。
それくらいに、三代目というグループ、登坂広臣という人間に魅了されてしまった。

苦手だったLDHにハマった理由。

きっかけはハイローと登坂広臣のソロだったわけだが。
LDH、というよりも三代目にハマった最大の理由、それはメンバーの仲の良さだった。
もちろん楽曲の素晴らしさ、歌唱力、パフォーマンス力、ライブでの表現力、全てにおいてパーフェクトなのだが。
やっぱり、どれだけ全ての条件を満たしていても、本人達が楽しそうでなければファンはついていけない。

とにかく三代目は楽しそう、なんならファンをおいてけぼりにして自分達が一番楽しそう。
そんなメンバーを観ているだけで楽しくなれるのに、更にファンを巻き込んでくれるなんて神ではないか。

あと、私はネガティブの擬人化のような人間なので、ポジティブの押し売りみたいな言葉が嫌いだ。
三代目には、そういった見せかけのポジティブがないところも良い。
ライブを観ても、「みんな前向きにいこうぜ~!」って感じじゃなくて、「肩の力抜いてマイペースにいこうぜ~俺たちがいるじゃん~あははは~」みたいなところがとても良い。
メンバー7人、みんなが苦労し、努力し、いろんな事を経験したからこそ作り出せる、あの空気感が大好きだ。

食わず嫌いで避け続けてきた私が言うのもなんだが、人生つまらないな、と思ってる人がいたら、みんな三代目沼に来てほしい。
人生が変わる、本当に。

ということで、これからも私はLDH沼でぬくぬくと温まりながら生きていこうと思う。

最後に、私が大好きな、何度思い出しても笑顔になれる三代目エピソードを載せておく。
好きな曲とか書き出すとキリがないので。

NAOTO

髪切った健二郎に「髪切ったの?なんか蓮舫さんみたいだね」

ØMI

隆二に首の後ろのホクロの毛を抜かれた時の一言「勝手に抜くなよ、それで俺がシュ~ってしぼんじゃったらどうすんだよ」

岩田剛典

撮影中、野良の子猫を見つけてNAOTOに連呼「いや~このサイズの子猫、ペットショップでも見れないですよ」

もういい加減にしてほしい(良い意味で)

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