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メンバーインタビュー #1 | 「デジタルプロダクトと「好き」の力で、事業成長と社会インパクトを両立する」 マルイユナイト代表 山根の想い 

「『好き』とデジタルの力で新しい体験を共創する」をミッションに掲げるマルイユナイトで働くメンバーをご紹介します。
仕事に対する価値観からメンバーへの想い、ついつい夢中になってしまう『好き』なことなどについて深堀りし、お伝えしていきます。
初回はマルイユナイト代表取締役の山根さんに話を伺いました。

〈Profile〉
山根 丈明 | 株式会社 マルイユナイト 代表取締役社長
6年間売場に勤務後、ニーズマーケティング部で新店や改装店舗のためのお客さまニーズ調査や、EC事業部でネット広告やWebマーケティングの経験を積み、マルイ店舗の価値向上やプロモーション企画を営業企画部にて担当。その後、エポスカードに異動し、カード会員に向けた新規サービスを立ち上げ、さらに新アプリや新カードの企画を担当し現職に。

相手の立場になりきり、成果にこだわる

━ まずは、お仕事の中で大切にされていることを教えてください。

山根:どのような仕事でも「相手の受け取り方をとことん考え抜くこと」を大切にしています。相手の立場に立つ、もっと言うと、なりきるくらいに考えるようにしています。
例えばお客さまのニーズを考える時には、お客さまはどうあってほしいのか、どこにストレスを感じそうか、ひたすらお客さまの目線になって考えるようにしていますし、マルイユナイトの事業に関する話をする際も、DXやテックに触れてきていない人と話す時にはどういう言葉遣いで、何から話すべきなのかを深く考えています。
自分たちが伝えたいメッセージと相手が受け取ってくれるかを、一歩引いて常にバランスを見るようにしています。

━山根さんのお仕事ぶりを見ていると、本当にその想いが強く、徹底されていると感じます。そのように考えるようになったきっかけがあるのでしょうか。

山根:以前ニーズマーケティングの部署にいた際、定量的な仕事をすることが多かったのですが、ある時、定性の仕事を割り振られたことがあって。
もう、最初は全然理解ができなくて。自分から見ると、同じことを言っているように感じるのに、表現が全く違うと言われるんです。本当にわからなくて。でもその後、お客さまと直接話すことを積み重ねていくうちに、お客さまの目線で考えると、確かにこの表現じゃないと気付けるようになってきたんですよね。お客さまが使う言葉が徐々にインプットされ出してくると、「あ、この表現は違うな」というのが少しずつ分かるようになってきました。今振り返ると、あのときに思いっきりダメだしされ続けたことが、今の自分を形作っていると思います。

━ そんな時代もあったのですね!今では難なく実践されている印象です。

山根:今でも難しいと思っています。でも、そういうものなんだと思います。基本的に、受け取る側はそこまで真剣に聞いてないものだと思うんです。でも、それが自分にとって関係があってプラスになるということが伝われば姿勢は変わります。だからこそ、しっかりと成果を出し、伝えていくことも非常に大切なことだと思っています。
受け身で聞いている時と、プラスにつながる何かを取りに来るつもりで聞いてる時では、歩留まりが全然違ったり、理解力も変わってきますよね。相手に届いていないという時には、そのフェーズに到達できていない、ということだと思います。

デジタルプロダクトを通じて事業の優位性にレバレッジをかける

━ 次は、会社設立においての想いを教えてください。

山根:基本的なことですが、ビジネスに貢献ができる会社にしないと意味がないと思っています。そして私自身、以前からアプリ担当をしていたこともあり、デジタルプロダクトをお客さまとの接続部として大切にしたい想いが強いです。だからこそ、プロダクトサイドであるマルイユナイトが、ビジネスサイドである事業会社と一体となって、ビジネスにつながる仕事をしなければいけないと思っています。

━ デジタルプロダクトだからこそ実現できるビジネス貢献があるのでしょうか。

山根:あると思います。
例えば、クレジットの体験において、フィジカルな仕様は券面デザインの違いやタッチ決済機能の有無こそあれ、各社そんなに差が生まれる部分ではありません。では何で差が生まれるかというと、デジタルプロダクトが与える影響が非常に大きいと思うのです。
もちろん中には、カードセンターのスタッフ対応などフィジカル面の要素もあるとは思うのですが、エポスカードの750万人のほとんどのお客さまは唯一の接点がアプリやウェブといったデジタル接点になるため、そのレバレッジは非常に大きいと考えています。
エポスカードの場合、他社とは異なる独自性のある機能やサービスは基本的にはデジタルを入口としていますし、デジタル接点そのものの使いやすさやわかりやすさ自体も差別化を構成する要素になると思います。
デジタル接点においては、誰に、どのタイミングで、どのような表現でお伝えするかで情報伝達に大きな差が出ます。そういうものを一つひとつ丁寧に作り上げていけると、とても大きな差別化になってくると思っていますし、そうすることで丸井グループのビジネスは更に強くなると思っています。

━ デジタルプロダクトが事業の優位性を作っていく、わくわくしますね!

山根:優位性を作ることは、当然マルイユナイトだけで実現できることではありません。あらゆるサービスの創出は事業会社と一体となって作っていく必要があります。
我々はサービスにおける体験設計を行い、お客さまに伝えられる形にしていく。そういう意味で非常に重要な役割を担っていると思います。

お客さまや私たちの「好き」を駆動させビジネスと社会へのインパクトを実現する

━ マルイユナイトを通じて、どのようなことに挑戦していきたいですか。

山根:これはかねてから思っていたことなのですが、一般的に強いブランドというのは、お客さまとして愛着や感情が乗るということがある一方で、クレジットカードではなかなかそれを持っていただくことが難しく、世間的にはステータスの象徴といったものでしか表現されていないと感じています。
だからこそ、逆にエポスカードとして愛着を醸成することができれば強力なブランド、差別化になると思っています。
今では丸井グループとしても「好き」の応援をビジネスの中心に据えていますが、私自身、そこは突き詰めて考えていきたい想いが変わらずあります。

━ なるほど、私たちのことを「好き」になってもらう挑戦ですね。

山根:そうです。これは、 個人としてスノーピークのキャンプイベントに行った時に、心から思ったことなのですが、イベントに来ているお客さまが、スノーピークのことが本当に好きなんですよね。製品が好きなのはもちろんですが、製品にものすごく詳しいし、スタッフの人のことも好きになっていて。お客さまの「好き」が、いわゆるプロダクトやサービスだけでなくて、それを支えているスタッフやその周辺にまで広がっていっているのがスノーピークなのですが、何よりそこで働いている社員の皆さんもとても楽しそうなんですよね。自分の会社のものが好きで提供してることにも誇りも持っていて、それを同じように想ってくれるお客さまとつながって、絆ができていく。
マルイユナイトでもそういう仕事の仕方をしていきたいですし、それができるとビジネスとしての差別化はもちろん、何より私たち自身が楽しいと思うんですよね。

━ マルイユナイトのミッションに「好き」という言葉を含めたのもそのあたりの決意を込めてなのでしょうか。

山根:その通りです。マルイユナイトのミッションにも「好き」という言葉を含めました。お客さまや私たち社員一人ひとりの好きを駆動させ、そのエネルギーをビジネス、社会へのインパクトに繋げていきたいと思っています。
ユナイト(unite)の名称にもこだわった背景も同様で、uniteの語意には「一体となる」と「繋ぐ」という意味がありますが、1つのものになるのでなくそれぞれの良さを維持したまま、というニュアンスが含まれていることが重要だと思っています。
お客さまと私たち、あるいは他のステークホルダーと私たち、当然立場は違うのですが、ある意味その境界を超えながら、ある面では接続し、同じ対象物を見て、同じ方向に向かいたい。そのような想いからこの名称に決めました。

化学反応を生む多様なメンバーと共に挑戦する

━マルイユナイトにはどのようなメンバーが集まっていますか。

山根:Mutureやパートナーをはじめとしたデジタル専門人材に丸井グループの既存の社員が加わり、非常に多様な集団になると思っています。
同じような集団の中で仕事をしていると、一人ひとり皆個性はあるものの、仕事のアプローチやものの考え方の面ではどうしても同質化してしまうと感じています。
一方で異なる文化を持つ人間が集うと、全く違うものの考え方やアプローチ、ものの言い方も含め、当てられることがとても良いと思っています。
丸井グループの既存社員は、ほとんどの人間が売場で接客を経験していて、お客さまのために純粋に向き合うスタンスや姿勢は独特なものがあると思います。
マルイユナイトでこれから採用していくデジタル人材の方々の専門性が、丸井グループの社員のお客さまのお役に立ちたい精神や協働のスタンスに触れて、化学反応を起こしていけると考えています。

━一緒に働くメンバーには、何を期待しますか。

山根:期待は2点だけです。
1つは、マルイユナイトは事業の成長と社会へのインパクト、両方を実現するためにデジタルプロダクトを作っていきます。どちらかだけでなく、どちらも。この点に共感いただける方と働きたいと思っています。
もう1つはその上で、一緒に「頑張れるかどうか」です。スキルや能力は高いに越したことはないのですが、それよりも大切なのは、挑戦に対して、仮に力が及んでなかったとしても、向き合い続けられる方を求めています。

プライベートでは
キャンプと家を整えることに夢中

━ マルイユナイトでは、働く私たちの「好き」や得意を駆動させることを大切にしています。山根さんが「好き」で夢中になってしまうことを教えてください!

山根:キャンプと、最近家をリフォームして綺麗にしたので、今はその家の中を整えることが楽しくて夢中になっています。
キャンプも、家を整えるのも、似ている部分があるんですよね。キャンプで言うと、テントはどれにする?テーブルはどれにしよう?椅子はどうしよう?ここに何を置こう?とか、家作りみたいな感覚があって、それが楽しくてはまったんですよね。開放感も含め、キャンプ場の自然の中に自分の家を建てる感覚が、とても楽しいんだろうなと思います。
それでキャンプ道具を買いまくった結果、家が物であふれて汚くなってしまったので(笑)、これはダメだということで家をリフォームしたのですが、そうしたら今度は家をいじるのが楽しくなってきたという状況です。
ちょっとずつ再構築、変えていくことが好きなのかな、と思います。

個性豊かに、多様な人達と仕事をしたい

━最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

山根:色々な方と一緒に仕事をしたいと思っています。
さきほどの観点で、やはり同一集団、同一環境からは新しいものはなかなか生まれにくいと考えています。もちろん生まれることもゼロではないのですがその確率を上げていくために、多様な人が自分の個性を発揮できるような環境が大切だと思っています。
ですのでマルイユナイトも、様々なバックボーンを持った人材が、それぞれの個性を存分に発揮できる会社にしていきたいと考えています。
興味を持っていただけた方はぜひ、お会いできると嬉しいです。



最後までお読みいただきありがとうございました!
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