転職組座談会「丸井グループってどんな会社?」
参加メンバーをご紹介!
ちょっと変わった丸井グループ?
Q:丸井グループに入社して意外だったことはありますか?
Kさん(40代男性/システム部門/管理職)
学生のころからよく利用していましたが、当時はアパレル中心でいわゆる百貨店型の消化仕入のイメージが強かったので、ショッピングセンター型の定借中心に大きく様変わりしていたことに驚きました。
Tさん(20代女性/マルイEC)
入社前はサステナビリティや将来世代との共創など、未来に向けて突き進むイメージがありましたが、本社の敷地に社殿があるなど昔ながらの風習を大切にしていて、意外と古風な文化も多いなと感じました(笑)。
Aさん(30代男性/エポスカードWebマーケティング)
小売のイメージが強かったのですが、IR情報を通して外から見る以上に利益構造がフィンテック中心になっていることに驚きました!
Q:丸井グループに入社して、「変わっているな~」と思った企業文化などがあれば教えてください!
Kさん
習慣や文化を大切にする会社だと思いました。
敷地にある社殿で毎月1日に稲荷祭を行ったり、創業記念日には全社員に大福を配ったり...、個人的に文化を大事にして、守るところを守り、新しいことを取り入れて共存させていく組織は魅力的だな~と思いました。
Aさん
仕組みの部分でいうと、「手挙げの文化」 ですね。毎月行われる中期経営推進会議などの会議への参加も自らの意思で手を挙げること、さらにレポートによる選考があることには驚きました!
参加のハードルは上がりますが、必然と意欲が高い人が参加し、質の高い会議になることは良い取り組みだと思いますね。
Q:ちなみに皆さんは今まで手挙げに参加したことはありますか?
Aさん
部署内の実業務ならありますが、グループ会社横断の公認プロジェクトなどはまだ手挙げできていません。今は異動したばかりなので実業務を覚えることを優先していますが、落ち着いたらチャレンジしてみたいですね。
Tさん
私は不動産関連のイニシアティブプロジェクトに参加して、今までまったく関心のないジャンルにも興味を持つことができました。同じ業務を続けるとそういった機会も少ないですし、興味を持ったジャンルにチャレンジできる可能性がキャリアや所属に関係なく転職者にも平等に与えられているのはありがたい制度だと思います。
Q:一方で、「ここを改善した方が良いのに」と思う部分はありますか?
Tさん
システムのレビューや数値のすり合わせなど、ミーティングが前職より多い気がします。打ち合わせにかかる時間が多いので、作業時間が確保しにくいと感じることがあります。
Kさん
私は前職もミーティングが多かったのですが、改善に向けて大きく改革し、減らすことができました。今の職場でももう少し減らせる気がします。
Q:前職ではどのように減らしたのですか?
Kさん
目的、ゴール、アジェンダ、会議資料を事前に共有し、必要な人がスムーズに会議を行える環境が大切だと思います。
現状では会議によってこれらの準備が整っていなかったり、必ずしもマストではないメンバーがミーディングにが参加している場面もみられるので、これから改善していきたいですね!
Q:丸井グループならではの変わった風習などはありますか?
Tさん
ランチに皆で行くことに驚きました(笑)。
Kさん
わかります!毎日一緒に行くのはめずらしいですよね。
あとは、社内用語も独特なものが多く、私は前職もアパレル関係でしたが分からない用語だらけでした。
実際どう?丸井グループでの働き方
Q:働き方に関してはいかがでしょうか?
Kさん
本社勤務は基本水日休みなことに、入社前は一番とまどいましたね。
「家族の時間が減るかもしれない」という不安もあり、家族会議を開きました。
ある程度子どもが大きくなっていたので、今なら大丈夫だろうと思い入社しました。働いてみると週の真ん中に休みがある方が体も休まるし、平日はどこに行っても空いているので今となっては非常にありがたいです(笑)。
Tさん
私も入社前に驚いて、何度も人事の方に質問しました。
ただ、入社してみると意外と融通を効かせてくれて今の部署では自由にお休みを変更できたりするので、基本は土日休みにしています。
Aさん
私はなるべく空いている時に出かけたいので水日休みはポジティブに感じています。趣味のゴルフは絶対に水曜日に行っています。
ただ、今はまだ子どもが小さいので良いのですが、大きくなった時に一緒にいる時間が取れなくなるかもといった不安はあります。
Aさん
あとは働き方でいうと、フレックスやテレワークなど制度の変更には非常に積極的で、企業として率先して推進していこうという意欲を感じます。対してセキュリティなどの問題で制度を活かしてきれないこともあり、そこがマッチするとより高い効果を発揮できるようになると思います。私は今まではある程度自由な環境だったので窮屈さを感じていますが、既存の社員の皆さんはそういった環境に慣れているような感じも見受けられます。
Tさん
あとは、やりたいことや導入したいツールがあってもどこの誰に聞けばいいのか分からなくて困ることもありますね。
Kさん
それはわかります!私はシステムに近い部署で働いていますが、それでも誰に聞けば良いのか分からないことが多いので、ほかの部署の皆さんはより大変だと思います。
Aさん
今は変革の時期ということもあり、ツールなども多岐に渡って導入されていますが、今後精査されていき社内の各ツールも、世の中の標準的でシンプルなツールになれば、取り組みがより加速すると思います。
Q:丸井グループで一緒に働いている人についてはどうですか?
Kさん
私は前職もアパレルだったのですが、やはり接客というベースがあるからか同じように優しく大らかな印象があり、すんなりと入り込むことができました。
Tさん
私はもともと外国の方が多い職場だったので、対話などもストレートに厳しい意見が飛び交い精神的につらい思いもしたのですが、丸井グループの皆さんは話し方もやわらかく、意見を出しやすいような環境をつくってくれているので、いつも助かっています。逆に私がそうできているか不安になります(笑)。
Aさん
特に若手社員は今まで見てきた若手と比べても「すごい!」と思うことが多いです。能動的で当事者意識も高く、考え方がしっかりしている社員が多いと感じます。若手育成のカリキュラムが整っているのですかね?
転職者にとって丸井グループの評価制度は?
Q:中途社員にとって、「丸井グループ間職種変更」(※1)という制度に不安はありますか?
Aさんは職種変更していますが、どのような理由からですか?
Aさん
私はシステム開発ではなく、マーケティングを行いたかったのですが、最初に所属した部署が希望している業務内容と少し異なっていました。当時の上長と相談し、職変のシステムを利用してビジネスサイドの部署に異動することができました。そういった意味では、やりたいことを叶えるために積極的にポジションが変更できる制度はありがたいと思いました。
Tさん
職変はまだイメージがつかめていないのですが、先ほど話したプロジェクトへの参加で、新しいキャリアへの興味が湧いてきました。本格的にキャリアを積む前に、一時的に手挙げでチャレンジしたり、詳しい人から話を聞いたりできることはキャリアを考えるうえでの参考になるのでありがたいです。
Kさん
私もITやシステムのスキルを活かして転職しましたが、知識を活かしながらビジネスサイドのこともやれる余地があるのはありがたいです。
ただ、管理職目線から言うと、専門的な知識も必要とする部署なので、異動者に対して求める水準とのギャップを埋めることには多少苦労する部分はありますね。
Q:評価制度(※2)についてはどうでしょうか?
Kさん
私は前職と近い制度なのでそこまで違和感はありません。ただ、今までは相対評価ではなく絶対評価だったので、今はどんなに全員が優れていたとしても、必ず評価を低くしなければいけない人がでてしまうことには心苦しさを感じます。
あとは中途社員だとパイプができていない分、他部署への確認などスムーズにいかないことも多いので、ほかの管理職と比較してそういった面で苦労することは多いかもしれません。
Tさん
転職者は社内のコミュニティができていないので、評価項目にある「壁越え(組織の壁を越えて挑戦すること)」は少しハードルが高く感じます。そのため「手挙げ」などに参加して、積極的にコミュニケーションを取っていきたいですね。
Q:今後ご自身と丸井グループの成長に向けて、どう取り組んでいきますか?
Kさん
公認プロジェクトなどへの参加を通じて新たな価値観を獲得し、グループ全体でITをもっと身近なものにしていきながら現場主体でIT活用できる「デジタルの民主化」を実現したいと思います。
Aさん
今は異動したばかりなので実務での貢献を優先していきますが、余裕が生まれたら公認プロジェクトにも参加をして、丸井グループでの経験はもちろん、これまでのWeb業界やマーケティング業界での経験活かして、ビジネス面での貢献だけでなく、人材の育成という形でも還元したいと思っています。
Aさん
私は転職をきっかけに、自身の理想の働き方や社会へのかかわり方をあらためて考えるようになり、さらに入社後は丸井グループの文化やビジョンに触れることで、より具体的な将来像を描けるようになりました。
中途入職者や専門人材だからこそ、思い切って積極的に「手挙げ」や「対話」に参加することで新たな発見やおもしろさが見つかると思いますし、社歴や業界の常識にとらわれずに個人の強みや"好き"を発揮していくことで、自身と丸井グループの成長につなげていきたいです。
※この記事は、丸井グループオウンドメディア「この指とーまれ!」の連載記事として2023年12月に公開されたものです。