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【プレビュー】プレミアリーグ 第25節 クリスタル・パレス×リバプール
クリスタル・パレス
(12位/6勝8分9敗/勝ち点26/得点21 失点31)
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リバプール
(8位/10勝5分7敗/勝ち点35/得点38 失点28)
@Selhurst Park
■試合時間は2/26(日)4:45
次節は、アウェイでのクリスタル・パレス戦👊 pic.twitter.com/NcgkjoCrER
— LFC Japan (@LFCJapan) February 23, 2023
■対戦成績
※リーグ戦のみ
・通算27戦 18勝4分け5敗
・直近5戦 4勝1分け0敗
↓直接対決直近5戦の成績。 ※プレミア公式より引用
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↓両クラブの直近5戦の成績。 ※プレミア公式より引用
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■展望
予想スタメンはこちら。
【Liverpool】4-3-3
GK:Alisson
DF:TAA/Matip/van Dijk/Robertson
MF:Henderson/Fabinho/Bajcetic
FW:Salah/Gakpo/Nunez
【相手】4-2-3-1
GK:Guaita
DF:Clyne/Guehi/Andersen/Mitchell
MF:Doucouré/Hughes Schlupp/Ayew/Olise
FW:Édouard
直近の2試合が連勝&クリーンシートという好結果となったリバプール。
サラーを除くアタッカー陣のパフォーマンスは上々に見え、こちらは好材料。一方DF陣は安心して見られる選手がもはや1人もいない状況。ロバートソンが一番マシだろうけど、前節はパスなどでミスがあった。シーズントータルで言えばアリソン、サラー、アーノルドについでプレータイムが多く、そろそろケガが怖い。誰もサボらずチームで守り、最後は神ことアリソンに任せるしかない。
パレスはビッククラブ注目のCBアンデルセンが前節復帰しフル出場。出足の良いプレスが特徴の相棒グエイも22歳ながらすでに高い評価を得ており、プレミア屈指のとも言えるこのコンビと相まみえることになる。
しかしパレスは大黒柱のザハをハムストリングのケガにより1月下旬から欠いている。もともと今季は得点力不足に悩まされているが、ザハ欠場以降パレスは複数得点がない。リバプールとしては先制点を早く奪えば気持ちの面で大きく優位に立てるだろう。
スタメン予想に関しては、シュラップ・エゼ・オリーセ・アユーが複数ポジションをこなせるため、あまり当てにならない笑
パレスのビルドアップはロングボールを多く活用する。fotmobのスタメン予想がCFアユーになっているが、マテタか元セルティックのエドゥアールが使われると思うので、彼らをターゲットにボールを送り収めてもらうか、こぼれを拾うかたちだ。CBのアンデルセンだけでなく、GKのグアイタもブレントフォード戦を見る限り配給面で苦にしておらず、浮いたSBに中距離のボールを放っていた。
ボールを前進させ、押し込むことに成功した時は、左SBのミッチェルが最前線で幅をとり、3-2-5になる。
守備時のプレスはミドルブロックを採用。時折ハイプレスも使うが、前の選手はボランチやアンカーへのパスコースを塞ぐのがメインでプレッシャーは強くなく牽制する程度だ。リバプールの両CBはボールを持てる時間が多いかもしれない。
一方DMFのドゥクレと両SBは前に出て、アグレッシブにボールを奪いに来る。つまり中盤のエリアがパレスの奪いどころで、リバプールのこのバトルで負けるわけにはいかない。ブレントフォード戦ではボールサイドのDMFが一列あがり、4-1-4-1のセットで構えていた。
守備に関して最後に言及すると、カウンター守備においてパレスは弱みがある。ほぼ間違いなくスタメンで出るであろう、アユーはプレスバックがかなり遅いというかサイドハーフで起用されているが、ほとんど前残りしている。前節CFで先発のマテタとシュラップも帰陣はあまりしないので、4-2や4-3でカウンター対応するといういつかのバルセロナみたいなことをしていた。リバプール相手に同じ対応をするかはわからないが、相手の弱点と言える。
相手の要注意人物はエゼとオリーセ。
エゼは前節63分からの途中出場だったが、5分で先制点のきっかけを作った、ドリブルはもちろん、視野が広くボールキープできる選手だ。いい意味でチームで浮いている存在で、その後もチャンスを複数回作っていた。
攻めどころはロコンガ周り、左SBミッチェル裏、4-1-4-1になったときのアンカー脇になる。
ロコンガは「守備に難はあるけど、ボール扱いはいい」イメージの選手だが、マークを受けている味方にパスを出したり、意図不明の強いパスを放っていた。潰されている場面もあり、ブレントフォード側もプレッシャーをかければ奪えると分析しているはず。
ミッチェルは攻撃や運動量が特徴だが、守備時はワンツー等で簡単に裏をとられるので、アーノルドやヘンドが丁寧にプレーしてくれればチャンスはつくれる。
■負傷者
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■レフェリー・VAR
主審:Darren England
VAR:Andre Marriner