【プレビュー】プレミアリーグ 第16節 リバプール×サウサンプトン
リバプール
(8位/5勝4分4敗/勝ち点19/得点25 失点16)
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アウェイチーム名
(18位/3勝3分8敗/勝ち点12/得点12 失点24)
@Anfield
■放送時間
■相手について
サウサンプトンは前節終了後、ハーゼンヒュットルが解任され、英2部ルートンタウンからネイサン・ジョーンズを新監督として迎えている。
戦い方については知らないが、かなりの熱血漢だということは分かる。
前節ニューカッスル戦を90分見た印象は「何も整備されていないチーム」。
たしかにライプツィヒを率いていた彼には「カオス」「プレッシング」といったイメージがあるが、過去にはこういった発言をしている。
頭をつかって走らせるチームを作ることができる監督だったはずだが、直近の対戦ではその片鱗すら見えなかった。
攻めについては、相手プレスがCFのウィルソンのみで最終ラインで数的優位ができているにも関わらず、ビルドアップを放棄していた。
1失点目もウォードプラウズがフリーにも関わらず、GKが敵陣にロングボールを放り込み即ロスト。そこからあっという間に好調アルミロンに決められた。
右CBのコチャップは先日ドイツ代表にも選出された若手有望株だが、GKがボールを持っているときにサイドに開いてサポートしたり、GKへのバックパス後にパスを受けに行くポジションの取り直しを怠っていた。相方のサリスはやっていたので、悪さが目立っていた。
アタッカー陣に関してはチャンスでミスが目立ち、得点の少なさ(リーグで下から4番目)にも納得がいった。
守りについては、イメージ通り前からのプレスを積極的に行っていたが、前線とそれより後ろが全く連動しておらず、3人しか関わらないのがほとんど。
ニューカッスルがGKも含めたビルドアップを行うと、あっさり通される。
かと思ったら、相手3人に対し、4人で突っ込んでいるシーンもあった。
昨年15位フィニッシュで今季もこの成績だと、監督を信頼しきれない選手もいてなかなか共通した考えでプレーできないのもあるかもしれないが、攻守においてまとまりがなかった。
最後に気になった選手について。
・ナイルズ:この選手が穴かも。3列目MFで先発したが単純なパスミスを連発。右SBが負傷交代したため、代わりを務めちょっとはマシだった。
・ウォードプラウズ:1試合で判断するのは酷だが、代表落選も納得のプレーだった。守備において完全に足手まといだった。2失点目は彼がスプリントして戻っていれば状況は変わっていたかも。
・サリス:ロングスローが得意らしい。
・ラビア(MF):要注意人物。前述の右SBに代わって途中出場。特にパスで存在感。今季シティアカデミーから移籍の18歳ベルギー人。開幕から高プレー連発で騒がれたが、8月末から前節まで負傷離脱していた。
■対戦成績
※リーグ戦のみ
・通算46戦 25勝10分け11敗
・直近5戦 4勝0分け1敗
↓直接対決直近5戦の成績。 ※プレミア公式より引用
↓両クラブの直近5戦の成績。 ※プレミア公式より引用
■負傷者
■審判
主審:Simon Hooper
VAR:Andre Marriner
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