
【タイプロ】最終結果を受けて浜川路己くんに思いを馳せる
『timelesz project』(通称タイプロ)の最終結果が出て約1週間が経ちました。新たにメンバーが加わり8人となったtimelesz。集合写真を初めて見た時に良いバランスだなと思いました。きっとこれから8人でより魅力的なグループになるんだろうなと感じざるおえません。
私はSixTONESの大ファンではありますが、特に他のアイドルが好きなわけでも旧ジャ○ーズファンでもないので、かなりフラットな感覚でタイプロを楽しんでおりました。timeleszについてもメンバーの顔と名前は知っておりましが詳しくはありません。そんなフラットなタイプロファンの独り言としてお読みいただければと思います。
浜川路己くんが初登場した時、素人目にも「アイドルってこういう子がなるんだろうな~」と感じました。キラキラしたビジュアル、目を引くダンス、ふわっした歌声でピッチは完璧。その反面、質問の受け答えは少し沖縄なまりがあって可愛らしく、天然の自覚がない天然ちゃん。
私が最初に顔と名前を覚えたのがロイくんでした。
その後も審査を通過していき、やっぱりロイくんは残るよねと思いながらも、練習中は常に周りに遠慮しているように見えました。勝利くんが常々言っていたように、本当はもっとできるんだろうけど実力を発揮して目立ちすぎることを恐れているように思えました。
若い時から韓国などで経験を積んていたと後から知り、持って生まれた才能に加え厳しい環境で経験を積み鍛錬を重ね、抜きんでた魅力を18歳にして手に入れていたロイくん。でもその実力を見せることを躊躇しているような、そんな奥ゆかしさも彼の魅力のひとつと思えました。
そして勝利くんプロデュースのTEAM satoとして原ちゃん、西山くん、猪俣くんとともに『革命のDancin' night』を披露。もうもう素晴らしかった。
今まで遠慮がちに周りに合わせていたロイくんが、大きな翼を広げ大輪の花を咲かせることができたのはこのチームだったからだと思います。ロイくんと同等の熱量と力量を持ったメンバー。年齢も立場も関係なく良いものを作るために率直に意見を交わし合い、みるみるパフォーマンスを向上させていく。『革命のDancin' night』のパフォーマンスは最初から最後まで目が離せず何度見ても魅了されてしまいます。完全にプロのパフォーマンスでした。このチームでのパフォーマンスがこの1曲きりというのもなんとも儚く涙が出てきます。
4人とも素晴らしかったですが、timeleszのお3人が言っていたようにロイくんは格が違う・覚醒したと思わせられました。とにかくロイくんを目で追ってしまう。これがスターというものなんだと。
加入確実だと、きっとみんなそう思ったと思います。
そして2月15日最終結果発表。この日はSixTONESの福岡でのライブへ向かうため、新幹線に乗りながら見ることになりました。
結果はご存知の通りロイくんは名前を呼ばれることはありませんでした。結果を待つ間、目を閉じてじっと名前の呼ばれるのを待つ。何度こういうチャレンジを続けてきたのであろうか。他のメンバーの名前が呼ばれると、ロイくんは少し微笑みを浮かべながら拍手を送っていた。結果発表の後、退場する時には振り返って一緒に闘ったメンバーへお辞儀をして静かにステージを去っていった。
新幹線の中で見ていたので感情をグっと抑え、冷静に結果を受け入れることができました。
まず、timelesz3人と選ばれた5人のバランスがとても良いと率直に思いました。今回のタイプロにおいて、当初から風磨くんの右腕となれるような人材が見つかればいいなと思っていました。もちろん勝利くんも聡ちゃんも素晴らしいのですが、私はSixTONESファンなのでSixTONES6人の適材適所のバランスが大好きです。全員ボケれるし、ツッコミは樹&こーち&北斗の3人ができるので場がワッと盛り上がる。誰かが強めに言い過ぎてるなと感じれば、他のメンバーが察知して笑いに変えて場が和み、誰も悪者にしない。激し目にツッコまれても全員返せる強キャラなので悲壮感がない。
新生timeleszにおいては、風磨のいじりに大人な寺西くんと原ちゃんが上手く立ち回り、そのうち篠塚くんもツッコミができるタイプだと思います。猪俣くんの天然は誰からも愛されるだろうし橋本くんはきっと北斗的な様子のおかしさが母性本能をくすぐると思います。勝利くんと聡ちゃんのマジメでほわほわした感性も一周回っておもしろく、とてもいいグループになると思っています。
私はロイくんが入ったら、モーニング娘。の後藤真希さんのような旋風を巻き起こすのではと考えていました。きっとtimeleszのセンターである勝利くんもロイくんに似た輝きを持っている先輩だからこそ、同じ苦悩や孤独を理解されているようにも感じていました。timeleszほどのアイドルがロイくんに一目置き、絶対に欲しかった輝きではあったけれど今回の仲間探しとしては道を分かち、さらなる高みを目指して欲しいと思ったのだと理解しました。勝利くんが「もし、ロイが良かったら、いつかショーをプロデュースさせて欲しい」と伝えたその言い方に勝利くんの人柄が出ていたと思います。言葉を選ばずに言えば、自分達が落としておいてこんなことを言うなんて残酷だと思っていたのではないでしょうか。勝利くんからしたら矛盾していると分かっていながらも、誰よりもロイくんの才能を認めていたのは勝利くんだったと思います。
きっとロイくんをはじめ、魅力的な候補者の方が多かったので各方面からすでにお声もかかっていることと思います。今後ロイくんがさらに輝きを磨くために良い大人達に恵まれることを心から望んでいます。SixTONESにとってのソニーさんやYouTubeのスタッフさん、ANNのスタッフさん達のような味方になってくれる素敵な大人達がロイくんのそばにいますように。決して悪い大人に潰されることのないよう、まっすぐ前に上に突き進んで行ってください。そしてまた私達の前にキラキまばゆく現れてくれることを待っています。
私は自分ではフラットなタイプロファンだと思っていました。特別推していた候補者の方がいたというよりは、全員合格させてあげてと思っていました。なのでロイくんがメンバーに選ばれなかったことが、日が経つにつれてこんなにも自分の中でじわじわと効いてくると思いもよりませんでした。ロイくん推しとはまたちょっと違うのですが、夢に向かってこれからも進んでいくロイくんを陰ながら見守りたいと思い、先日インスタをフォローいたしました。
timeleszのみなさん、候補生のみなさん、NOSUKE先生やスタッフのみなさん、素晴らしいプロジェクトをありがとうございました。これからも応援しています。