参議院選10代の「自民単独過半数」の理由は明確だ

さる2016年7月10日に行われた参議院選挙では初の10代有権者投票があった。その結果、10代の投票先の過半数以上が自民党ということで嘆きの声がSNSで一部あがっていたが、結果自体はなんら不思議なことではない。なぜなら今の10代は、どうせ入社できるなら大企業のほうがいいと思ってるので。しかし、それはどの年代も多数派はそうではないか。

広告業界に例えるなら、いわば民進党は業績の悪い博報堂で自民党が電通である。そら、若者は電通を選ぶ。御社でなければ大きな仕事は経験できません、ということで。
それで、会社訪問して人事担当に今井絵里子氏や朝日健太郎氏が爽やかに立ってて、給与も良さそうだし印象いいから受けるかー、ぐらいのもんだろうと思う。
まさか自分がよく分からん炎上案件の担当になるとは思わない。
ということは民進党はさっさと党首を変えて、業界を広告業からスライドしてテクノロジー業界にするとか別の路線でやらないといつまでたっても政権は今のままやろう。ましてや、会社として成り立つか分からんカリスマのいるコミューンや零細企業に行こうという人は少数派である。

もう一つの方法は自営業を増やす。大きいクライアントを獲得するのに必死なフリーランスではダメで自ら経済圏をつくれる自営業が増えること。これで投票行動が明らかに変化するはずだが、だいぶ時間がかかるだろうと思う。

"出口調査、10代は「自民単独過半数」"
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/sangiin2016-review/


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