東急東横線沿いにある駅から徒歩1分のスタバが障がい者の僕に優しすぎて泣けてきたお話
こんにちは
僕は先天性両下肢機能障がい2級の障がい者です。
右足は義足で左足は補装具を使用しています。前回の投稿に引き続きそんなことしてくれるの!?と思わず感動してしまったとあるスターバックスで働いているスタッフさんのお話させて頂きます。
僕は新卒で入社した会社で三ヶ月間研修受けた後に横浜の方に配属されました。研修も横浜で働いていた時もとにかく精神的にキツくてズタボロ状態でした。
(就活やズタボロだったこともいつか書きたい。)
週末は友達もいなかったので、家に閉じこもってYouTubeを見る、自炊もせずAmazon Prime Nowでその日の夕食を注文して過ごす自堕落な生活をしていました。
そんな週末を変えるためにふと自宅から一番近いスタバに向かいました。
東横線沿いだけあって人も商店街も賑わっている場所で人ごみを避けるように端っこをゆっくり歩いてました。
スタバに到着すると1階が満席。
コーヒーだけ買って帰ろうかと思いましたが、帰ってもやりたいこともやることも無いので2階へ。
レジでコーヒーを買うことと店内での利用を伝えた後に僕はこう言いました。
マグカップじゃなくて紙コップでそれを紙袋に入れてもらえませんか?
一瞬店員さんがはい?というような顔をしましたがすぐ対応してくれました。
僕がなぜマグカップではなく紙コップに変えてもらい、それを紙袋に入れてもらったか皆さん分かりますか?
僕の歩き方を見たことがある人はわかると思いますが、横揺れが激しいのです。
そのため、マグカップだと中のコーヒーがこぼれてしまうため、揺れても大丈夫な紙袋に入れてもらっているのです。
そして、カウンターでコーヒーが来るのを待ち、エレベーターが無いので階段で2階へ上がろうとした際に一人のスタッフさんが先に階段をかけ上がりました。
特に気に留めませんでしたが、2階に着いたのにも関わらずその場所から動きません。そして3階の方を見たり2階の様子を確認した後に僕の方にも視線を向けてきました。
最初は僕も分かりませんでしたが、(正直サボっているのかと思った)その店員さんなんと
僕が階段で人とすれ違わないように人が来ないか見守ってくれたのです。
本当に助かりました。ありがとうございます。
2階まで上り、お礼を伝えると店員さんは にこっ と微笑み空いている席まで案内してくれました。背の高くないソファ席に。
時間が経ち帰ろうとした際も別の店員さんが下から人が来ないか見てくれていました。
純粋にまた来ようと思えた場所が初めてできました。
ただ嬉しかったのはこれだけじゃありませんでした。再度訪れた際は1階のソファ席が空いていたので特に何も言わず注文しました。
すると紙袋に入った状態のコーヒーが!?
本当びっくりしました。レジの店員さんも受け渡してくれた店員さんも僕のこと覚えててくれたみたいです。僕なんて全く覚えていなかったのに。
僕が紙袋に入れてもらうのは、マグカップを持ったまま歩くとこぼれやすく、またこぼれないように歩くとなると周りが見えなくなってしまうためです。
当時は色々あって精神的にズタボロ状態だったので、スタバの店員さんの心遣いにコーヒー飲みながら泣きそうになってしまいました。
今は転職して東京に住んでいますが、横浜へ行くときは必ずあのスタバに寄りたいと思います。
読んで頂きありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?