年度途中、次の学校決まりました
まだ先だと思っていた任期終了まであと数ヶ月。
任期を終えたらどうする?
失業手当を受けられる?
やったことない職種でバイトでもする?
自分で収入を作れないかな?
旅にでちゃう?
これから何しようっていうわくわく感もあったけど、先が決まっていないって、やっぱりちょっと不安だった。
次の学校は、規模の大きい小学校で養護教諭2人配置。
相方となるもう一人の先生は、仏のように温かいベテランの先生。
この先生と一緒に働くことができるなんてうらやましいと誰もが思うはず。
もちろん私も嬉しかった。
だけど聞いた瞬間、私でいいのかな、なんだか申し訳ないと思った。
この“私”は、いつまで養護教諭をするか分からない、いつまでこの地(県)にいるか分からない、チャンスがあれば移動したい、ずっと学校で働くことになんとなく抵抗がある、という私。
私より、もっと養護教諭としてモチベーションの高い人がこの先生のもとで働いた方がいいんじゃないかって思った。
力不足で迷惑かけないだろうか。
負担をかけるんじゃないか。
顔見知りな分なにかがっかりさせるんじゃないか。
いやまてよ、何十年と養護教諭をしている先生と1年足らずの私をそもそも比べちゃいけない。
力不足で迷惑も負担もかけてしまうだろう。
がっかり?まず期待されてないから安心しよう。
できる人になろうとするから辛くなる。
できないなりにできることをして、ベストを尽くしていけばいい。
今の学校を離れるタイミングで異動先に空きができて、このタイミングでこの先生と働くことができるなら、養護教諭として今精一杯働くために存分学ばせてもらおう。
今後養護教諭で居続けるかとか、他の先生のモチベーションは関係ない。
書きながらそう思えてきた。
安心できる先生のもとで2人配置の経験ができるのはラッキーだ。
出会う子どもの数も先生の数も一気に増える。
色んな人がいるだろうな。
一校行くだけで、出会う人の数が何倍にも増えるなんてそれもラッキー。
何でもかんでも経験値。
しんどいこともあると思う。
でもそれはどの学校に行っても、どの仕事をしていてもしんどいことはやってくる。
あ、きたきた。
そう冷静に思えたらいいな。
書いているうちに、漠然とした自信のなさと不安が少し解消された。
これで一旦、大丈夫。
今の学校に目を向けて、あと少し、もう一息頑張ろう。