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CLS道東に行ってみたよって話

こんばんは、まるチャンです

たくさん伝えたいことがあっていっぱい書いてたら公開遅くなりました🥹

というわけで、素敵なご縁からCLS道東に初参加!
コミュニティの力を存分に感じるため、前日のワーケーションプラン(厳寒焼肉)と大人の遠足まで参加してきました!

厳寒焼肉

マイナス10度くらいの屋外で食べる焼肉🍖
どんな物好きが参加してるんだろうと思ったら会場には2000人!!
カラオケ大会してたり、ゆってぃさんがDJしてたりととてつもなく大盛り上がりでした!!
もちろん焼き肉も美味しかったですが、焼けてるのか焼けてないのかは不明…
でも、初めましての方ともここでたくさんお話しして仲良くなれたので、やっぱり「同じ釜の飯を食う」は人間関係の形成において本当に大切なことだと再確認。

次の日

釧路までの大移動。
途中でクマヤキをいただきました🐻

ほぼ何もわからない阿寒湖をチラ見して

アイヌの村を通って

本編!

セッション1

出典|https://clsdoto2025.qloba.com

道東で一次産業に参入した吉田さん、相田さん、去渡さんによるセッション。
それぞれ1つずつ、大事にしていることをトークテーマとして持ち寄ってお話しいただきました。
どんな業界/業種でも、そもそも人生において、必要なテーマなのかなと個人的には解釈。

【固定概念にとらわれない】
 └挑戦したことのない人が言う「そんなこと無理だよ、やめた方がいいよ」はなんのあてにもならない!
【チャットGPTになんでも聞く】
 └巡り巡ってコミュニケーションの最初の一歩になる!
【朝ドラになる/退路の確保】
 └どんな小さなことでも、成功失敗問わず毎日発信していれば、誰かが気にかけてくれるようになる。継続した発信がいちコンテンツになる。
 └農家はやっぱりリスクを伴う仕事。別の道でも食べていけるように退路は確保すべし。

みなさん共通しておっしゃっていたのは、「地域の方や、その道の先輩に助けてもらった」ということでした。
結局は人とのつながりだなぁって。

セッション2

出典|https://clsdoto2025.qloba.com

カメラマンとして活躍されている佐藤さん、大澤さん、柳楽さんと、CLS道東の配信もご担当いただいていた道東テレビの立川さんによるセッション。
「カメラ」「写真」という共通言語でコミュニティがひろがるよね、というお話しから。お三方とも撮影の対象は違いますが、やはり共通言語としての「カメラ」「写真」によって、その会話の本質的なつながりを感じました。

そして話は変わり、機材によって、同じ対象物でも見える景色が変わることについて。
目なのか、フィルターなのか、カメラなのかドローンなのか。
私の解釈だけど、これって、目の前の景色だけじゃなくて人間に例えてもそうだなって。
1つの事象に対して思うことは人それぞれ。それを、言葉という形で表現するのが、人間。

写真の「伝える力」について。
ぱっと見「綺麗な写真」。でも、ちゃんと見ると不自然な、夜の繁華街に佇むキツネの写真。
キツネもクマもモモンガも、自然は意外と身近になっていて、本来彼らのいるべきでない場所に入り込んできて命を落としてしまっているってことを教えていただきました。
棲み分けはお互いのために必要だなと思います。

最後に、言葉の力、宣言すること。そして、人の可能性を信じているということ。
人にフォーカスした写真を撮っている大澤さんから、ひとりひとり全員が、それぞれ輝いているということをお話しくださいました。

そこから広がった話の中から学んだのは、「〇〇さんに会いに行きたい」をつくることがコミュニティ形成において大事だということ。
「何かを学ぶため」「自分の今後のため」という動機も立派ですし、私も今までそう考えてたこともありました。しかし、確かによく考えると「〇〇さんがいるんだ!会いに行こう!」という考えで参加するコミュニティの方が明らかにモチベーションが上がってるし、自発的な行動に現れる気がします。

最後は、助けてってちゃんと言えば周りの人は助けてくれるということについて。
「助けて」を言い出すのが苦手な私が目から鱗だったのは、他人を頼ること=自分を信じるということ。
なるほどと思いました。
自分が他人から助けを得られるほどの人間であると認識する/しないでは、「助けて」と言えるか言えないかに影響するなと思いました。
私はまず、自分自身を信用することからですね…

LT大会!

出典|https://clsdoto2025.qloba.com

地元の高校生、大学生も登壇していたのが本当に印象に残っていて、釧路というまちをもっとより良くしたいと本気で思っているのがひしひしと伝わってきました。
熱い想いを持つ学生が、社会のあらゆる理不尽につぶされないよう、意見を言いやすく、柔軟に変化できる社会に変えていき、根本から支えていくのが大人の役割だと思います。
自分が楽をするため思考も行動も停滞しているのではいけない。次の社会を生きる世代に、悪しき習慣を断った新しい時代を引き継いでいかないといけない。そうですよね?
これを読んでる大人のみなさん!私、あなたに言ってますよ!!!

私も登壇側で、緊張したり直前までスライドを修正したりバタバタで、みなさんの登壇をしっかり聞く余裕がなく感想が薄ペラですみません。。

ちなみにアーカイブはこちらから。
私のLTもみれます!!!(最後の10分くらい)(なんならサムネになっちゃってる)

セッション4

出典|https://clsdoto2025.qloba.com

それぞれ市、町、村の議員をされている森谷さん、夏堀さん、川上さん、清水さん、板さんの5名と元首相官邸広報の大瀬良さんの計6名でのセッション。
このセッションは配信もアーカイブも残っていません。
カメラがない分、濃い話がたくさん飛び出していました!

まずは、問題設定に対して、「本当にそれ問題?」って考えるということ。
「これが問題です!」って言われちゃうと確かに「あ、問題なんだ!解決しなきゃ」って考え始めちゃうけど、「そもそもそれって本当に解決すべき問題だっけ?もっと根本的に解決しないといけないことがあるんじゃない?」って一旦立ち止まってちゃんと向き合うのが大事。
たとえば他人から相談を受けた時、その人の言う問題点が出てきたら「本当にそれが問題なのか?」から一緒に考えることが相談に乗るというコミュニケーションなのかなと思ったりするのです。

次に、「ピンチをクイズに」というキーワード。
ピンチをチャンスにする、のではなくクイズにしちゃうという考え方!
「今、こういう状況でピンチです。ではどうすればこのピンチを回避できるでしょうか?」という具合にクイズにする。
そうすると、問いかけられた人は考える。
半ば強制的に巻き込むことができるというテクニックは目から鱗でした。使おう。

それから、「ちょっとずつ諦める会議」について。つまるところ選択と集中ということなのですが、その地域にいる人や持っている資産でできること、できないことをきちんと把握した上で「諦めること」を決める。
私も、仕事上「やらないことを決めよう」というワードをたびたび聞くのですが、まだうまくやらないことを決められないのが悩みです。修行します。

そして、doingではなくbeingを考え続けるということについて。
目的(地域の将来ありたい姿)から考えようねってことです。
大事ですよね、目的思考。私も毎日と言っていいほど「目的から考える」という言葉を耳にしてます。が、全然うまくできない。ちょー難しい。
これは単なるつぶやきですが、小中高大と目的から考えるという訓練を全くしなさすぎて22年間ぼーっと生きてたツケが回ってきたんだなと思ってます。もっとなんか義務教育でうまくやってくれ…!!こんな人間ばっかりになっちゃうぞ…!!!

最後は、まちづくりはコミュニティづくりだということ。
よく考えてみたら、そりゃそうだって感じです。
まちに人がいるだけじゃだめで、住む人それぞれが得意なことで協力しながら盛り上げていってはじめてまちになっていくのです。
逆の立場から考えてみます。まちという名のコミュニティの中で生きているということを自覚すると、「自分の役割ってなんだろう?」って思いはじめます。その思考こそが、コミュニティに関わること=まちづくりの一歩なのではないでしょうか。

おまけ

懇親会の会話から一部抜粋。

道東って街どうしが仲良いですよね、という文脈からの会話。
「隣の人(まち)と20km離れている」
「人に会えること自体が嬉しいこと」
「会話が聞こえるくらいに近いと距離を取りたくなるけど、とにかくお隣さんが遠いから会えたときの感動がすごい」

懇親会もものすごい熱量にあふれていて、私もいろんな方といろんな話をしました。
結局4次会まで行き、声が枯れるまで話し続けました。

ぎゅうぎゅう
スープが最高
つぶ貝出汁のラーメン
つやつやぶりぶり

はぁーーー、濃かった。濃すぎた。
アウトプットが捗ります。

CLS道東大人の遠足!

本編の次の日は、より釧路の魅力を感じるべく大人の遠足へ!


ワカサギ釣り

人生初ワカサギ釣り〜
めっちゃ楽しいこれ。なんだこれ。大会出たい。
自然と生命の勉強にもなる。
ちなみにワカサギ釣り行くときは絶対にスマホを首から引っ掛けられるストラップをつけることを強く強くおすすめします

橋の向こうは凍った湖
ごちそうさまでした!

SL🚂

ほんとに令和???って感じのビジュ最高
ファンサ(汽笛)がめちゃボリューミーで全身がびっくりしました

ちなみに、この駅の目の前にあるBob's Burgerはなんと私の大好きなミセスがロケで来た場所。
ほんとはハンバーガー食べたかったけど…!!!!
お昼ごはんをご用意いただいていたので我慢!!!

Heart Ranch

地元産の素材を使ったやさしくて美味しいお昼ごはんと、かわいいかわいいお馬さん!
最高に癒しの時間でした〜〜
おててはみはみしないで〜
お馬さんにも序列があって、社会性を構築してるのは学び!リーダーと裏ボスがいて、二頭がご飯食べないと他の子はご飯食べられないらしい…世知辛いね…

こちらが馬を見るとき、また馬も…

山花温泉

最後に立ち寄ったのは温泉!最高!!
琴絵さん曰く、地震の影響で泉質が全く変わってしまった温泉なんだとか。
現在は、カルシウム・ナトリウム-塩化物強塩泉で溶存物質量は2400mg/kg。そこそこ強めの温泉なので休み休み入りました。

やっぱり雪見風呂は最高ですね!
顔が冷える分、ついつい長湯してしまいます。
暑くなったら一旦身体を冷ますのにもちょうどいい気温だし。

遠足まとめ

遠足、めちゃくちゃ楽しかったです!!
しかも楽しかったってだけじゃなくて、やっぱり自然は生きてるし、全ては循環してるんだってことを再認識しました。
雪が降って、解けたら水になって、土に濾過されて川になって海に流れて、また雲になって雨になって…その間にもミジンコからクマまで、そして草木に至るまで全ての命が一緒になって循環していって。
私もその大きな循環の中に生かされてるんですよね。
コンクリートジャングルで忙しなく生きてると忘れがちな、生命としていちばん大事なことをたくさん考えました。

あんまりこういうの考える人いないのかな??

総括

循環はなにも自然に限ったことじゃないですよね。
私は経営者じゃないからわかんないけどビジネスだってきっとそうだし、スポーツ全然ダメだからわかんないけど体鍛えるのとかだってきっとそう。

今回参加したCLSをはじめ、人が作るコミュニティ(会社とかでもいいです)なんかはわかりやすくて、どんどん新しい人が入ってきて、根底にある考えを尊重して守りつつも革新していくのがいちばん健全な形ですよね。
口で言うのは簡単なんですけどね……そんなんできたら苦労しないわって話なわけで。

CLS本編の学生のみなさんによるLT、ほんとに学生すごいなって思いました。あんなLT見ちゃったら応援したくなるし、私も負けないように頑張らないとって燃えますね。
こうやって若い人が社会や地域に対して「あれやりたい」「これ気になってる」「もっとこうしたほうがいいんじゃない?」を安心して発信できる場所があるのもすごい良いですよね。
大きなムーブメントをゼロから起こすのは無謀だけど、自分の周りから小さくても確実に変えていけたら、きっと最後は大きな循環につながるのかな、なんて考えたり。

超余談だけど、みんなが「自分は全ての循環に生かされてる」っていう意識をちょこっと持つだけで行動が変わると思うんだよなぁ
仕事や勉強に追われると忘れちゃうんだけどさ……
だからね、たまには自然の中に出かけたら良いと思うの。
スマホを手放して、地面から空までじっくり眺めて、深呼吸して、空気を味わって。この川の水は巡り巡って自分の身体の一部になるものかもしれないって思うだけでなんだか自然が身近になるし、そこに生きる命に対して敬意を払って接するようになるんじゃないかなぁ
そうすると、「じゃあ普段の自分ってどうだったっけ?」って行動を振り返るきっかけになって、もし「あれは良くなかった」って思うことがあるなら素直に反省して、次からはこうするって自然に誓って帰ってくればいい。

つまり何が言いたいかっていうと、忙しくて自分のことしか考えられなくなってる人とか、生きづらいなって思ってる人は、とりあえず休んじゃって道東行こ?ってことです。(笑)
あなたの居場所ならどこにでもあるよ!自然はでっかいからね!

もちろん健康優良児のみなさんもぜひ!
道東行くときはあったかくしてってね〜!!!

最後に、企画いただいた皆さま、関わってくださった皆さま、そして釧路の皆さま、ありがとうございました!!!また行きます!!!!

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