第7回AAオフの配信台に出ているかもしれなかったデッキを簡単に自慢してみる。 パート2



はじめに

以前投稿した 第7回AAオフの配信台に出ているかもしれなかったデッキを簡単に自慢してみる。 を読んだ方から「何をしたいのかは記事で良くわかったんだけどエーリアン側がどんな感じに組合わさるのか気になる」というお話を頂いたのでそこを前回の様に簡単に紹介していきたいと思います。


大前提の「エーリアン」ってそもそも何をするデッキなんだろう?


とりあえずすごくざっくり説明すると…

まず、こういうカードで独自のカウンターをモンスター相手に生成する。当然、カウンターだけでは何も出来ない。

なので例えば…

相手フィールドのカウンター1つをコストに魔法罠1枚割れる!カウンターが乗ったモンスターを弱体化させて戦闘でカウンターを活用。
感覚は昔良く使われていた魔導戦士ブレイカーの互換と考えるとイメージしやすい。
カウンター2つをコストに完全蘇生。
さっきの魔導戦士ブレイカー互換も墓地から出せる!

つまりは、カウンター生成カード+カウンターを利用してメリットを獲得するカード=合わせて使うと色々出来るぞ!というコンボデッキ。
専用のコンボパーツを要求されるのでそこが事故率を上げてしまう要因になりやすい反面、専用のコンボパーツを要求されるカードを活かしたコンボは強力で決まった際の爆発力~対応力は高い…そんなデッキ。


ブルーアイズとエーリアンを組合わせると何が出来るの?


①サポート周りを共有しやすい!

『このカード地味にこのサーチに対応じゃん!サーチ先で使い分けられるし良い感じに回るんじゃないかな?』…っとデュエリストがよく考えるアレですねハイ。

長くなってしまうので今回のデッキレシピ内のサポート関係を軽く纏めてみます。

光1星チューナー周りについて

①でエーリアン側の重要パーツエーリアンモナイト含め2テーマの中核パーツを色々とサーチする事が出来る。
手札から②で場に余ったモンスターを墓地に送りながらブルーアイズ展開に移行出来るのもミソ。
サーチ可能なジャンク・シンクロン系の通常召喚成功時吊り上げ持ちチューナー。専用シンクロ体の必須素材でもあるのでオンリーワン。
このフィールド魔法があれば①効果で先程の青き眼の賢士を通常召喚したターンにそのままエーリアンモナイトの通常召喚まで一気に行ける!
エーリアンモナイトを召喚する前に既に場に出ている青き眼の賢士を対象に②効果で通常モンスター落としを使うと…
なんとエーリアン名称の星4、1900打点バニラなんて都合が良いモンスターがしっかり居るのでその後のエーリアンモナイト通常召喚からそのまま吊り上げまで可能!


テーマ同士を合わせないと出来ない動きでしっかりと強いぞ!


ドラゴン・目覚めの旋律周りについて

ブルーアイズなら文句なしで初動になるカード。割と有名かな?
エーリアンモナイトは強力なカードなのは間違いないが、序盤に墓地の吊り上げ先が居ないとどうしても厳しい。他の引きが強ければカバー出来るので良いが、現実はそう甘くなく…
ありがちな凄く弱いパターンの引きでエーリアンモナイト+吊り上げ先の自前展開が不可能なカードばかりを引いてしまい裏守備エンドになる事故がある。
そんな時にこれがあるとなんとコスト(各種無効系をされてもしっかりモンスターを落とせる!)でエーリアンモナイトの吊り上げ先を捨てて支度を整えながらブルーアイズ初動~パーツが手札に!

因みに初手に捨てるコスト札が無いケースに関してはそもそも無駄引きが一切無い道理となる上で…

爬虫類には有名なこれや
こんなサーチもちEXがある上で…
こんなモンスターにもアクセス出来ちゃう!
②があるので手札コストに捨てながらもそのまま展開札に繋がるからとっても相性が良い。

これも爬虫類ギミック~エーリアンギミックとブルーアイズを合わせないと無理だよね。


EX周りをいくつか軽く


強力な効果を3つも持つブルーアイズのシンクロ体。9シンクロ体且つ殆ど8星で統一されているブルーアイズ関連モンスターを要求されるので使えるチューナー候補はかなり絞られる。エーリアンモナイトは星1で条件を満たしている為、素材になれるぞ!
エーリアン側の展開パーツなので当然優先的に召喚される為、場に出やすい!
青眼の精霊龍とセットで非常に相性が良く、同じレベルの正規シンクロでも出せる。
因みに②の蘇生先にブルーアイズ縛りは無いので…
又々通常モンスターの為、大活躍。
ここも↑から吊り上げ出来ちゃう。
そして爬虫類含めて2体並ぶということはコイツにもなれて…
ここいらを↑でサーチ&展開から…
↑2体を素材にここにまで行けるぞ!

とても良い感じ!


光属性モンスターを含めた2体を素材なのでブルーアイズ関連モンスター~展開パーツのエーリアンモナイト(光属性)どちらからでもすぐに出せる!
因みに②の相手に破壊された際の候補も…
エーリアンギミックの吊り上げチューナー
①で↑含めて後続確保or②でコストに捨ててブルーアイズモンスターをリクルート
ブルーアイズ系で有名な強い奴。実は良く見ると守備力は2500ではなく0!

代表的な候補だけでもブルーアイズ、エーリアンそれぞれのパーツに色々と行けるの強くね?っとなる訳です。


②互いの出来ない事を補いあえる!


エーリアンが出来ること

・表側モンスターのコントロール奪取(コンボ次第で一気に根こそぎ全て)
・コンボ成功時の大量展開
・モンスターの表示形式変更や打点操作~各種軽く使っていける除去等のサポート
・フィールドのモンスターの無効化

ブルーアイズが出来ること

・モンスターへの複数回攻撃や貫通攻撃や除去等々の対モンスターギミック
・ブルーアイズジェットドラゴンによる全体破壊耐性付与~蒼眼の銀龍によるドラゴンへの全体耐性付与やブルーアイズ・タイラント・ドラゴンの様な個別の耐性
・特定の状況下において相手のモンスターにアタックするだけでダイレクトアタック以上の瞬間火力を叩き出せる&基礎ステータスが元々高い=kill性能が高い
・青眼の精霊龍によって墓地効果を止めることが出来る


具体的に組合わさるとどんなシナジーが起きるの?


上の通り箇条書きで書き出してみるとお互いの出来ることが差別化&補完関係になっている事が分かって貰えるとおもいます。

エーリアン側の表側モンスターのコントロール奪取(コンボ次第で一気に根こそぎ全て)+ブルーアイズ側のモンスターへの複数回攻撃や貫通攻撃や除去等々の対モンスターギミック=相手の「解決策」に対して互いにフォローが出来る!

エーリアンの大量コントロール奪取が不可能な裏側守備表示モンスター達に対してはブルーアイズの複数回攻撃(壁モンスターを一掃するのに役に立つ!裏守備で攻撃力3000↑を耐えられるモンスターはまず居ないぞ)、貫通(守備モンスターを戦闘破壊しつつダメージもきっちり入る)、モンスター除去(裏側守備でも&裏守備のリバースを踏まないぞ!)がとても良く効きます。「じゃあブルーアイズモンスターを倒せる様な大型モンスターを出そう!」…っとするとエーリアン側のコントロール奪取のギミックの方に見事に引っ掛かりそこから先の想像はかたくないはずですね(まー↑にコントロール奪取連打が決まればまず即死コース)

凄く困る組み合わせですねぇ(ねっとり)

エーリアン側のコンボ成功時の大量展開+ブルーアイズ側のブルーアイズジェットドラゴンによる全体破壊耐性付与~蒼眼の銀龍によるドラゴンへの全体耐性付与やブルーアイズ・タイラント・ドラゴンの様な個別の耐性=バランス良い展開が出来る!

エーリアンの大量展開は物量で攻める際や高リンク体を出す際に非常に強力な反面、弱点~裏目になりやすいのは「全体除去系」になります。カジュアルイベントでの運用想定故に「種類を問わずに何でも妨害系は流石に無いな」と筆者は感じて入る事が出来なかったという大前提もある為、原作よろしくなミラーフォース!激流葬!で全滅☆~返しターンにブラックホール!サンダーボルト!→がら空きのこちらが現代遊戯王の展開力からワラワラと現れるモンスター達に殴られて即死…という状況が全除去系が沢山緩和されている事もあり、しょっちゅう起きますねハイ…(色々な実体験を思い出しながら)
なのでブルーアイズ側の耐性系との組み合わせは全除去1枚から展開されまくって1killされましたオチを多少は減らせる組み合わせ且つ、万能無効系はしないというバランスの上で絶大なシナジーがありますね!(⚠️効率を追求して万能無効系を等入れるにしても耐性持ちサイドからでも全除去ケアを出来ます~強い効果に万能無効を吐いた後に即全除去されましたな裏目をケアしやすいという利点をしっかり持つことが出来るのでやはりシナジーになります)

逆にブルーアイズ側は強力なモンスターや耐性持ちモンスターを出せる反面モンスター数を1ターン中に大量に並べる事は苦手なのでエーリアン側から補給されるモンスターを素材に利用していく事で高リンク体を利用出来たり、自前の展開だけでは埋めきれなかった空きモンスターゾーンをエーリアン側に提供する事で更に高い総打点を揃えてからの一斉攻撃を狙っていけますね。

どちらにもしっかりうまみがある訳です。

エーリアン側のモンスターの表示形式変更や打点操作~各種軽く使っていける除去等のサポート+ブルーアイズ側の特定の状況下において相手のモンスターにアタックするだけでダイレクトアタック以上の瞬間火力を叩き出せる&ブルーアイズの基礎ステータスが元々高い=合わさる事で凄い打点を叩き出せる!

これはシンプルに分かりやすい組み合わせかと思います。「打点を下げたり表示形式を操作した上で大型モンスターで殴る」、「壁モンスターを効果で除去してからモンスター達でダイレクトアタック」といったサポート→アタックの組み合わせになります。

特にブルーアイズに関してはこのサポート→アタックをするだけでもダイレクトアタック以上のダメージを叩き出せる状況をより狙いやすくなります。
その上、更に相手の壁モンスター数を減らしながらのアタックになる為、後続のモンスター達はダイレクトアタックを狙っていけるので非常に効率的と言えます。

今回採用しているカードだとこの辺りのモンスターをサポートして最後に相手のモンスターに殴れると…

相手アタッカーを0にしたり低攻撃力の守備表示モンスターの表示形式を弄った上で②を使い可能な限りモンスターを殴り続ければ多大なダメージを壁モンスター処理をしながら与えられる!
因みに、イベント会場で総統さん相手に決まったりもしたぞ♪
こちらは2回攻撃固定の代わりに、各種耐性持ちや高打点の相手に対して③の除外で対処出来る!
勿論、表示形式を弄った低ステータスモンスターや攻撃力を0にした相手モンスターへの複数回アタックも強力だ!

ブルーアイズ側が元々持っていた高い破壊力をエーリアン側のサポートで更に伸ばしていく事が出来ますね!


エーリアン側のフィールドのモンスターの無効化+ブルーアイズ側の青眼の精霊龍によって墓地効果を止めることが出来る=やれる事をしっかり住み分け!

これもとてもシンプル!効果の範囲が全く被らずに特定の領域を指定している能力の為、抜群の相性だぞ!

今回採用しているカードだとこの辺り

墓地効果と同時召喚を許さないブルーアイズ名称ドラゴン。エーリアン側はこのカード出している際に同時召喚をしなくても平気なのも強力。
③でカウンターの乗ったモンスターの効果発動を完全禁止+守備表示に出来る場合は強制守備表示への表示形式変更。今回は採用していないけれど、ブルーアイズ儀式系辺りは貫通系の強力なモンスターが居るのでそちらとも相性が良いぞ!

因みにダメージは入らないけれども…

アタッカー含めて守備表示にしてしまえば全ての相手モンスターを単体で突破可能!更に③まで活かせればパーフェクト!


凄く強いよね!


終わりに

一部ですがブルーアイズとエーリアンの各種シナジー系やコンボ系を載せてみました。

書きたい事はまだまだ沢山あるのですが、この位に留めておいた方が読者さんは読みやすいかなー?っと書いてみました(といってもそれでも十分長い訳ですが…)

誰かしらに何かを届けることが出来れば幸いです。

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