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【2025年2月21日】縦割り問題

 3月議会が始まりました。

 今日は本会議、委員会協議会、広報委員会、以降は議案書、予算書と向き合っていました。

 今日も最後まで居残りだったけれど、市役所はその後も夜遅くまで明かりがついていたことでしょう。22時、23時ごろに市役所の前を通ると、この時期、どこかしら明かりがついています。
  
 さて、今議会でもさっそく、執行部(市役所)の縦割りに対してやりにくさを感じています。  
  
 一般質問で「この質問はうちでは答えられないので、おそらくA課の方が答えることになります」と聞いて納得していたところ、A課の方が断ってきたとかなんとか。

 私としてはA課でもB課でもよく、それらひっくるめて「市」に聞いている。「どちらが答えるのでも構わないので、そちらの良きように調整してください」というだけなのだが。最終的には納得のいく分担に落ち着いたようなのでよかったが、何がどう難しいのかいつも不思議。
 
 また別の話。

 ある議案に質疑をする予定でC課に問い合わせたら「その内容だと議案から離れてしまうので一般質問などでしてもらえたら…」という返答だった。

 私が「それもわかるのだけど、しかしこの件はその議案の賛否の判断材料にもなる大事なことなので…」と答えたら、わかってもらえた感じで(たぶん)「ただ、その点についてはうちではなくて、D課の方になるので…」とのこと。

 確かに。

 それで、C課とD課で相談するらしいが、どうなったかはまだ知らない。
 
 この件、一般質問にまわしたところで「どっちが答える?」とやっぱり悩まれるのでしょう。
 
 縦割りを考慮してそれに合う形で考えることが必要なこともありますが、それをしたら取りこぼしてしまう案件もあります。縦割りに不慣れな私のしろうとくささとも言えますが、一方でこの感覚を捨ててもいけないような気がしています。
  
 ともかく、わかんないことだらけですよ。
  
 ところで、近所のとこやのおじちゃんによると、この「わからない」がいいんですって。

 この前、私のことを褒めてくれたんです。「わからないと言えることはいいんだよ。一番ダメなのは、わかった気になること」って。お父さんからの教えなんですって。

撮影:丸橋ユキ

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丸橋ユキ(まるばしゆき)
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