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人間は考える葦であるとかなんとか

4月はじまりの「torinco6」に手を出してしまった。

紙が白いしドット方眼だし躊躇したけど、シンプルなレイアウトに惹かれた。レフト式に挑戦したかった。自分のログを残したいなと思ったから。

時間を無駄にしていると感じて、自分が何をしているのかを確認しなくてはならないと思っていた。ラコニックのプレミアムマンスリーでTodoと予定の管理をしていて、仕事に穴をあけているわけでもないし、Todoも優先順位の上位はいつの間にか片付いている。でも「やらなければ困るのは自分のみ」みたいな優先順位の低いTodoはいつも、「明日に持ち越し」され続けている。時間がないというほど忙殺されているわけではないのに。嫌なことややりにくいことを後回しにしているだけなのだ。

1日のうち私はこのTodoにどれだけの時間を割いたのか、詳細な時間でなくともざっくりと把握して時間を有効に使いたい。以前は同じ理由でバーチカルを使っていたんだけど、バーチカルは時間軸がある分、大雑把なわりに真面目な私は空白の30分に罪悪感を感じたし、Todoにかかった時間をいちいち記録することが出来なかった。時間軸のないレフト式で1日の午前・午後・夜に自分が何をしていたのか、ざっくりと把握したい。予定ではなくやったことを記録していきたい。そんな思いが募って、結局レフト式の手帳を調べだしてしまった。そこで「これいいかも」と手にしたのが「torinco6」。

今までtorincoシリーズを知ってはいたけど、使っていなかったのは、方眼が少なかったから。罫線か無地、ドット方眼のイメージ。今回手に入れたtorinco6もドット方眼だ。レフト式の方眼なら以前に検討したデルフォニックスでも良いのでは、と一瞬よぎったのだけど…紙色の白さと罫線がさわやかなブルーで、どうしても私の目には明るすぎた。torinco6も紙色は白だけど、デルフォニックスよりは眩しい感じがない。クリーム寄りの白だと思う。実は方眼も昨年から、ラコニックのグリッドノート2㎜方眼を使っているせいか、5㎜方眼が大きく見えてしまう。だからデルフォニックスに限らず、多くの手帳の方眼が理想とは少し違う…という状況にある。だから、罫線はさすがに使いづらい感じがあるけども、ドット方眼では使ってみてもいいのでは(使ったことないし)…という妥協が生まれた。

使い始めた結果、悪くはないような気がしている。

消費者だからって、上からで申し訳ない。torinco6の4月はじまりはマンスリーは3月から入っているけど、ウイークリーの部分は4月からなのでまだ稼働していない。でも、すでに確定した仕事の予定などは記入し始めていて、午前に時間拘束がある日、午後に時間拘束がある日、夜に会議がある日などがはまっていくと、使える時間が見えてくるように思う。私は仕事毎に職場が違う日があるのでバーチカルで移動時間まで記入するのは面倒だったりする。性格的に大抵、仕事の開始時刻よりも早めに職場についているので、ざっくりと使う時間をつかんでいるだけで間に合うということもある。だから「この日は移動に時間がかかるけど、隙間時間で出来ることがありそう」とか「仕事と会議の間に時間がありそう」とか「午後からがっちり作業できる」とか、ざっくりながらも空き時間が分かる。

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ウイークリーの部分はあくまでログ用だから、右側のメモページにその週のToDoを書き出して、使える時間に当てはめていくことにしたい。実際に予定していたToDoはいつ実行したのかを残していくことで、適正な予定量が分かってくるような気がしている。今までは「これをやる」という予定ばかりを書きこんで、出来なければ後に回す(⇨)マークをつけてしまって、なんとなく手帳を使っている気になっていた。今後は時間を有効に使えていたか、⇨をつけたのは妥当だったのかも見直していきたい。

手帳難民は健在だった。実はこの記事を書くかどうか、かなり迷っていた。「もう私、2022年の手帳は決めました。完璧です」みたいな記事を書いたような気がするからだ。やはり人間のやることに完璧などない。


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