中国生活初日と買い出し
※数年前のお話です。
いよいよはじめての海外生活
中国で暮らしていたのは広東省深圳市というところ。
沖縄や台湾より南にあって、香港と接している都市で、1年のうちほとんどが暑い。
人口は東京都と同じくらいで、巨大なビルが立ち並び、田舎者の自分にとっては大都会!って感じだった。
日本人は数千人暮らしているらしい。
移動だけで終わった初日
日本を早朝(まだ暗い時間)に出発し、香港まで飛行機。
この飛行機がLCCだったのだが、座席の角度がきつかった…。
仕事で行くので贅沢は言ってられないのだが、数ヶ月後の一時帰国のことを考えると不安な気持ちになった。
香港空港に到着して、今度は深圳行きの相乗りタクシーに乗り換える。
キャリーバッグを2つ持ってきたので、移動が超大変だった。
空港で飛び交う色んな言語にワクワクする。
入国
中国側に到着してすぐ、見たこともない形のビルが目の前に飛び込んできた。
先が尖っている…!?
その後、タクシーの中から田舎者にとっては度肝を抜かされるような形の建築物をたびたび見かけた。
寮に到着、新生活のスタート
無事に、社員寮に到着した。
街の雰囲気も人の雰囲気も空気のにおいも、さっきまでいた日本とは全然違う。
本当に中国に来たんだな、と思った。
もう夜だった。
職場の先輩と会って、晩ごはんと近所のスーパーに連れて行ってもらった。
着いてさっそく、中国の夜を駆け抜ける
まさかこんなことになろうとは…。
全く予想もしていなかったのだが、先輩の電動チャリの後ろに乗せてもらって、晩ごはんと買い物に出かけることになった。
日本の電動アシストチャリではない。
完全電動のほぼバイクのようなチャリである。
先輩は夜道を飛ばす。
たぶん40キロくらい出ていたのではないか…?
座席に背もたれがないのと、道がボコボコしているのと、車道を走るため車やバスが近いのとで、大変な恐怖だった。
初日に死ぬかと思った。
中国最初の食事
中国に着いて最初の食事は「椰子鸡」という鍋料理だった。
ココナッツウォーターを鍋に入れて熱して、鶏肉や野菜などを入れて食べる料理である。
中国南方の料理のようで、ちょっといい値段がする。
その日は緊張と疲労で、そのおいしさに余り気づかなかったのだが、のちのち大ハマりすることになる…。
中国最初の買い物
スーパーに行って、最低限の生活用品などを買った。
かごとカートが一体型になった「かごカート」
まずスーパーに入ると先輩が当然かのようにかごカート(勝手に命名)を転がす。
また、中国は基本的に土足文化なので部屋履きのサンダルを買った。デザインがどれも…相当悩んで、グレーのHAOLEJIAに決めた!その後、履き心地に魅了され愛用した。
ありがとうございます。お金は好きなタイプです。