アラサーだけど胸張って合宿免許に行った話②
(前回①の記事を書いてから早2年・・・)
ファミリーマートの店内放送で合宿免許WA○の広告を聞くたび、
「あぁ、やっぱり合宿免許へ行くべきかなぁ」という思いに駆られた。
しかしながら、周囲の助言からも合宿免許は大学生たちがワイワイ楽しみながら参加するものという固定観念にとらわれたわたしは、なかなか決断できないでいた。
そうこうしているうちに誕生日を迎え、また一つ年齢を重ねた。
運転免許は年齢が低いほうが金額が安かったり、手厚い補償(仮免○回落ちても受け直せる、等)が付いていたりすることが多い。
アラサーやそれ以上になれば、どんどん免許取得費用の負担は大きくなる仕組みらしい。
普通に近所の教習所に通ったら30万・・・高いなぁ。
その時ニートだったので、30万円支払うことに抵抗があった。
そんな中、驚くべき裏技(?)を見つけることになる。
「GoToトラベル対象プラン」
コロナに見舞われ、低迷した旅行業界を活性化させるための施策であるGoToトラベル。
GoToトラベルの最初期に、なんと合宿免許が対象になっていたのである。
お値段なんと税込14万円程度。
教習所の授業料、宿泊費、滞在中の食事3食、送迎などがコミコミである。
バグった価格設定に愕然とした。
きっと、まともな金額で免許を取ってきた人たちからしたらムカつく金額であろう。
(結局、合宿免許は旅行ではないと判断されたらしく、後々GoToから除外された)
このタイミングはさすがに運命かもしれないと感じ、申し込みの電話をすることにした。
しかし、連日電話がつながらない。
1日100回以上かけて1週間くらいかけても繋がらない。
人気アーティストのコンサートのチケット発売当日か???
そのレベルである。
1000回くらいかけた時、ついに電話がつながった。
話は淡々と進んでいった。
○月○日までに○円を振り込んでください。
そうしたら、受付完了となりますので。
手続きは無事に終わり、書類一式が届いた。
本当に免許を取りに都道府県を跨いで行くのだなと実感した。
(合宿免許は教習所がある都道府県外の人が対象)
飛行機の予約も済ませ、ほんのりと緊張感に包まれながら日々を過ごしていた。
つづく