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安定期、安産祈願。夫の引っ越し(回想)

やっとやっとの安定期

妊娠した後、毎日不安だった妊娠初期。そして謎の足の付け根痛による杖生活、つわりを経てやっと安定期に。

朝晩とエンジェルサウンズで夫と一緒に赤ちゃんの心拍を確認する日々。初めは全く音が聞こえなくて不安でしたが、そのうちざざーざざーとくんっとくんっと聞こえるようになり、日に日に大きく激しくなって最後は馬が走ってるようなドドッドドッという音が聞こえるように。

その頃には吐き気と匂いが気持ち悪くて辛かったつわりもいつの間にか落ち着いていました。

安産祈願に鬼子母神へ

2021年8月。夫と夫の両親と安産祈願へ。

鬼子母神は小さい規模の寺院ですが、体外受精の移植日含め不妊治療中に何度もお参りに行った所で私たち夫婦にとって思い入れがある場所です。

ご祈祷自体は15分程度のものでしたが、私たち1組だけで行って頂き、コロナ禍の妊婦としては安心できる空間でした。その後近くのおいしいフレンチのお店でコース料理をデザートまでしっかり食べて帰りました。

妊娠中コロナ感染で悲しく怖いニュースもあり、外食は一切せずにいたので、つわり明けの久しぶりすぎる外のご飯は美味し過ぎました!

夫、海外へ引っ越し

妊娠がわかってすぐに夫の海外赴任が決まり、色んな可能性を考えた末、私だけ日本に残ることに。

安産祈願と同じ月、夫は引っ越しでいなくなり、一人暮らしがスタート。実家に帰る事もせず、毎日が在宅勤務だったので、そこから半年ほどは人生で初めてというほど1人きりの時間を過ごしました。

近くに友達はたくさん住んでいたので会おうと思えばすぐに会えるはずが、コロナ全盛期だったことやワクチンを打っていなかったこともあり、妊娠中〜産後この記事を書いている今も尚友達にはまだ会えていません。当たり前のようにマスクなしでランチして飲みに行ってしていた昔が嘘のように、赤ちゃんに何かあると一生後悔するなという気持ちが勝り、ご飯や少しカフェで会う事すら避けて控えていました。

出産後はいっぱい友達と会おうと決めて我慢していましたが、出産後は出産後で大変過ぎてその時間が取れません😂

仕事で毎日出社していた頃からは想像できない孤独な生活でしたが、在宅ワークで職場のメンバーやクライアントとオンラインで話す時間が息抜きになり、なんとかやっていけていました。土日は夫とzoomして話していましたが、それ以外は1日誰とも話さず近場を歩いて散歩する日々でした。

散歩と自炊、たまにのテイクアウトのご飯が楽しみの時間に。

日に日に膨らむお腹

妊娠中期から少しずつお腹が出てきて、後期にはもうぱんっぱんで立っているだけでも息苦しい状態に。お腹にすいかが入っていると思うと納得ですが、トイレやお風呂、掃除や料理をすることですらかなり体力を使いました。

赤ちゃんがお腹をキックして、胎動をはっきり感じるようになってからはパンパンお腹の中心に真っ黒い中心線がハッキリと入り、胎動で起きることもしばしば。

何故か夜中や3時に目覚めて寝れないことが続きましたが、赤ちゃんのキック力が強いほど嬉しい気持ちになりました。

あぁ私は本当に妊娠できたんだな、もうこんなに大きく成長してくれてるんだなと感じてその奇跡とありがたさに涙ぐむこともよくありました😊

自分のお腹にもう1人の命が宿り、人間となってお腹で大きくなっている。人生はじめての人体の不思議を日々感じるとともに、女の人の身体がこうも変わっていくのを自分なりに感じ、焦りとありがたさとを同時に感じる不思議な時期をすごしていました。

そうこうしている間に中期が過ぎてまさかの妊娠糖尿病に。。!!

つづく







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