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【タイプロ】考察はかどりまくり!3次審査見どころまとめ

※内容のネタバレを含みます。Neflixご視聴前の方はそちらご留意ください。
※個人的な主観も含む考察です。
※11/18 19:10ごろ、出典の一つ上の章の加筆修正を行いました。

今回は、現在Netflixで配信されているtimelesz project(以後、タイプロ)3次審査(グループ審査)の配信前半戦が終わった現段階で気づいたことを書いてみたいと思います。

11月8日(金)にepisode04が配信されました。この段階で4チーム中チームBLUEとGREENの2チームの動画が解禁されたことになります。

2次審査までで抱いていた候補生、timelesz3人への印象とまた違う部分がいくつも出てきたので、それを整理します。

他のサバ番と違ってtimelesz、STARTO ENTERTAINMENT所属のアイドルになるからこそ目を引く候補生の特徴がわかってきました。

また、timeleszファンとして長年見続けていても気づけなかったメンバーの特徴があったので、そちらも厚めにご紹介したいと思います。

すでにepisode04まで視聴済みの方は、「3次審査の見どころ」以降から読んでいただくのがおすすめです!



(これから見る方向け)2次審査と3次審査の違い

タイプロは約1ヶ月で1万8922件のエントリーがあり、
そのうち書類審査を通過した約350人が2次審査に臨みました。
現在そこから絞り込まれた36名が3次審査を受けています。

ここでは、2次審査と3次審査の比較を簡単に表にまとめました。

簡易比較表

タイプロに関するNetflixとYouTube視聴による自作
(2024/11/10 まる|timeleszが好きな人 作成)


■審査方法
2次審査は個人の意欲や基本的なパフォーマンス力を見る場でしたが、3次審査はグループで歌とダンスを披露するグループ審査の形式になっています。

■期間
2次審査は候補生一人当たり数分〜数十分で終了でしたが、3次審査の拘束期間は3日間でホテル合宿となっていたようです。

朝から晩まで歌って踊りまくり、3日目の最後にtimeleszの前でのグループパフォーマンスを披露して審査します。本番は最後のパフォーマンスですが、そこに至るまでのプロセスもtimeleszは見回っているので、おそらくそのプロセスも審査対象になっていると思われます。

■就活に例えると・・・
就活に例えると、2次審査は集団面接のイメージで、3次審査はインターンシップでのグループワークに近いものに感じました。そのため、これからインターン参加を控える学生さんは3次審査(episode03、04)の視聴がおすすめです!

■評価ポイント
2次審査は質疑応答のウェイトが高いので、timeleszに入りたい理由やその熱量などがメインでした。パフォーマンス力は見てはいるものの、歌やダンスが未経験でも本気度がそれを凌駕していたら3次審査に進めている方が多々います。
3次審査では、グループ内での立ち居振る舞いを見られながらも、没個性になってはならず、その人個人ならではの魅力とアイドルとして観客を魅力する表現力やパフォーマンス力を示していくことを主に見られています。

※特色については、見どころに関わってくるので次の章で解説します。



3次審査の見どころ

未経験者と経験者混在ゆえのグループパフォーマンスの苦悩と成長

他のサバ番と違って、歌やダンス未経験者も数多く3次審査まで残っていることによって、前提となるパフォーマンススキルに差があります。

全員の経験値が公開されているわけではないのですが、各チーム9人中3〜4名(実に3分の1以上)はダンス未経験者がいるように見受けられます。

未経験者はいかに三日間のうちにパフォーマンスレベルを上げて、グループとして足を引っ張らないようにするか。そして、できないなりのガッツや個性、アイドルとしての見せ方を作っていけるかまでが求められます。

一方で、経験者はただの経験者というよりは過去他のオーディションを経験していたり、ダンスの指導を仕事にしていたり、アイドル活動をしていたり、ダンス大会入賞経験があったりとプロ級の腕前なのです。

他のサバ番に彼らが出る場合は、そのプロ級の腕前を遺憾なく発揮して、よりグループの中での立ち位置を考えて自分の見せ方を極めればOKです。

しかし、今回のタイプロでは未経験者が3分の1も混じっている中でグループ全体としてのパフォーマンスレベルを上げていくことに貢献しつつ、自分の見せ方も同時に考える必要が出てきます。

自分のことだけに必死になり、グループ内のパフォーマンスレベルを上げることに目が向いていなかったり、未経験の自信のなさから経験者から教えを請うことを躊躇ってしまったりなどのコミュニケーション不和が見えてきます。

その経験値の差分が生むギャップからどうグループとして建て直して、本番を迎えるかの成長過程がタイプロならではの魅力になっています。


審査員timeleszの弱みをつく大ボスの登場

2次審査の段階で、timeleszのこのプロジェクトにかける想いや熱量、その言語化能力、候補生にかける言葉の鋭さや厳しさがたびたび話題になっていました。

特に、timeleszのことを旧グループSexy Zoneのデビュー当時のイメージのままに見ていた方々を驚かせていました。

3次審査は、2次審査までと同じくtimeleszの3人とダンストレーナーNOSUKEさんボーカルトレーナー宮本美季さんで行われます。

しかし、3次審査期間の途中で、timeleszの事務所の先輩であるSUPER EIGHTの大倉くんが会場視察に訪れました。

大倉くんはグループのライブ演出を手がけており、その上なにわ男子やAぇ!Group、関西Jr.のプロデュースや育成まで行っているアイドルを指導する側としての目が肥えた方です。

一通り各チームのパフォーマンスを見た大倉くんはtimeleszの3人にこう投げかけました。

「どこまでこの仕事のこととか理解してんのかなとちょっと感じたかな、入ってみたらえっこんな厳しいの?思ってたのと違ったなってなりそうな気がして。全員。なんかもうちょっと厳しく、こういう世界なんだっていうのが分かってもらった方がいい気はしたな。いやそれじゃできないよって思ってるとこ多分あるけど言えないじゃない多分。生意気やんって思われるかもしらんけどそっから数年数十年やっていかないといけないこと考えるとっていうのを言わないといけないのかなと」

Netflix「timelesz project -AUDITION- episode03」19:45ごろ

timeleszが言いたいけど、慮って言えなかったことを突いてくるのです。

2次審査まででtimeleszの審査は十分厳しいと思っていたのに、大倉くんの言葉はより一層厳しいものでした。

そこからtimeleszの各チーム、候補生へのFBコメントは1段も2段もギアが上がり、鋭さを増していきました(※具体的にどんな声掛けに変化していったのかは、episode03、04を実際にご覧ください)。

確かに、同事務所内の他のグループと比べてもtimelesz(旧Sexy Zone時代から)は各々の個性ややりたいことを重視する集団で、相手に対して思慮深く接するところがあります。

グループ活動はライブツアー中とリリース時期しかなく、個人仕事を優先している比率が高いです。

プライベートもメンバーと一緒にいることが多いグループ(SnowManやHey!Say!JUMPなど)も多いですが、timeleszはそういったことはあまりなく、人にあまり踏み込まないところがあります。

そういったところの積み重ねでメンバー間でコミュニケーションがうまくいかなかった時期も経験しています。

そのため、大倉くんのFBはtimeleszとしての弱みを突かれた瞬間であり、彼らが一皮剥けるために必要な言葉だったと思います。


3次審査になった途端、視聴者の心を掴む異端児現る

特定の候補生を取り上げて推す予定はありません。
しかし、2次審査まではあまりフィーチャーされていなかった候補生が3次審査では配信直後Xでトレンド入りするという事態が起きていたため、それに関して今回取り上げたいと思います。
記載する内容は、X上でのポストを踏まえて筆者の解釈を織り交ぜた表現です。

■篠塚大輝(しのづかたいき)くん

<Before(2次審査段階での情報)>

  • 一橋大在学中の候補生イチの秀才

  • 金髪の子

  • 周りは就活をしている時期だが、子どもの頃からのアイドルになる夢を諦めきれず応募

  • ダンス未経験


<After(3次審査を経てのX上の視聴者コメント)>

  • NOSUKE先生の個人指導を受けた途端、目の色もダンスパフォーマンスも爆伸び。さすが学びの吸収力高杉君!

  • いつ見てもタンクトップを着ていてカッコつける気がなさそうなのが好印象。ホテルでの自主練でもタンクトップ。

  • チームBLUE内ではいつも客観的かつ合理的な視点で歯に衣着せぬ物言いをする。ダンス未経験ゆえの自信のなさで発言が弱まるなどがないレアケース。

  • 最後の本番審査で、勝利くんからは満面の笑みで「いたずら心があっていい」という評価コメントをもらう。唯一そのコメントに対して返答していた猛者。

  • episode03がメインの出演回だったにも関わらず、episode04でもチラッと映る篠塚くんの実況をする方がXに頻出する


■加賀谷桜汰(かがやおうた)くん

<Before(2次審査段階での情報)>

  • 北海道在住の大学生

  • お顔がもうアイドルすぎる。白くて中顔面が短めの可愛いお顔立ち。

  • (ジュノンボーイファイナリスト。あまり話題が飛び交っていたわけではなかったので、認識していない視聴者も多かったと思われる)

  • ダンス未経験


<After(3次審査を経てのX上の視聴者コメント)>

  • 最初は不安そうな表情を浮かべダンスについていけない状態だったが、怯むことなく経験者から教えを乞い続ける。

  • ホテルでメガネ姿にジェラピケのパジャマという装いで自主練する姿が話題に。

  • 本番審査で前髪を上げ、刈り上げの見える耳掛けヘアで登場し、Xのタイムライン上で視聴者がどよめく。見せ方に戦略性があるところがこの事務所でのし上がっていくアイドルを彷彿とさせる。

  • ダンス未経験だからといってこのまま野に放ってはならないと思わせるアイドル性の高さで、視聴者を惹きつけている。

※次回YELLOW、REDチームでも平等に記載予定です。


timelesz3人のリアクションの違いにみる、視聴者が持っていたイメージ

※11/18 19:10ごろ 意図しない解釈をされているところがあったため、見出しの表記修正、比較表の削除、仮説1の表現の修正、追記を行いました。

今回主にチームGREENが取り上げられたepisode04は、特にtimeleszファンとしてはとても興味深い回になりました。

チームGREEN本番審査でのFBコメントシーンで、風磨くんと聡ちゃんのリアクションや表情と、勝利くんのそれに少し差異があるところに視聴者の視線が集まりました。

彼らに向けられてきた視線(パブリックイメージ)ともそれがギャップがある感じがしてファン以外の方が見ても意外性を感じられた回だったと思います。

GREENの本番審査では勝利くんと、風磨くん&聡ちゃんでリアクションに差があったように見えるところにフォーカスして、深掘っていきます。

あくまで、これまで視聴者が勝利くんをどのような目線で見ていたから、風磨くんと聡ちゃんとは差があるように見えているのかという意味で分析をしています。そのため、勝利くん本人がそう見ている、そう考えているということではなく、視聴者側の持っていた勝利くんへのイメージと今回の本人のリアクションの差を見ていきます。

勝利くんにはあまり刺さらなかったように我々が見てしまう要因仮説は個人的に3つあります。私は勝利くん本人ではないので、あくまで仮説です。

仮説1)勝利くんに対する視聴者のまなざしと、勝利くん本人のまなざすことにギャップがあるから

勝利くんはキャッチコピーとして「顔面国宝」と呼ばれることが多い人です。彼の顔の整い具合は、2016年7月7日放送「櫻井・有吉THE夜会」の2時間SPで証明されています。AIを用いたイケメン判定で脅威の94点を叩き出しています。

しかし、勝利くんは自分自身の顔が顔面国宝と言われるほどに整っていることにあまり自覚がありません。皆に言われるからそうなのかなと思うに至っただけのようで、容姿の観点で自分自身も、他者に対しても言及したのをみたことがありません。

視聴者がビジュアル先行で彼を捉えてしまうことが多いことは否めないので、その視点を持った状態で勝利くんの評価リアクションを見るとギャップが大きいように感じてしまうのではないかと思います。

華は大事であることはananのインタビュー、Netflix、YouTube等でも述べているので、全くビジュアルが関係ないとは言っていませんが、重きの大きさの違いはあるように感じました。

仮説2)本番での爆発力に重きが大きいから

特に風磨くんとのギャップを感じる点2つ目です。

風磨くんは、この3次審査3日間の中でどう変わっていくかを楽しみにしていて、もっとここが良くなればなと思ったことは候補生に声をかけ、鼓舞していっているところが印象的です。最後の本番審査でもチームGREENのBefore/Afterに感動しながらコメントしていました。

そのため、風磨くんにとってはプロセスを経ての成長も評価点として大きいように見えます。

しかし、勝利くんはそのチームGREENの本番審査での表情は、チームBLUEの時と比べて堅いところがありました。勝利くんからしてもプロセスはもちろん大事なのだとは思うのですが、比重としては「本番」を重視していると感じました。

本番に比重がある背景として、私が思うのは勝利くんはEndless SHOCKをはじめ演劇やライブで人前での生パフォーマンスをする機会が多い人です。
本番でその瞬間を楽しみに見にきている人に向けて届けることの重みとやりがいを人一倍感じているのだと思います。

それがこの事務所でアイドル、出役になっていくことなのだという信念はブラさずに見ているように思いました。


仮説3)スキルや経験有無に関係なく、常にプロ意識を持って凛としていることを求められてきたから

勝利くん自身はダンスや歌の経験もなかったのに、ほぼジュニアの下積み期間がなくデビューしました。そのため、やったことがなくても、自信がなくてもやるしかないという状況を潜り抜けてきた人です。

Sexy Zone時代はジュニア歴の長い兄組(ふまけん)と自分よりも入ったばかりの弟組(聡マリ)の間に年齢的に挟まれている上に、パフォーマンスの立ち位置として最も目立つセンターを担い続けてきました。

スキルや経験はふまけんの方が整っているけれど、自分がセンターを任命されているというプレッシャーは我々には想像がつきません。

私も社会人になりたての頃を思い出しますが、やったことがないけどやらないと仕事にならないからやるという時期があると思います。

それを勝利くんは事務所に入ってすぐの13歳の頃からその環境下を耐え忍んできたのです。その経験があったからこそ、歌やダンスの経験、スキルがなかったとしてもプロ意識を無理矢理にでも持って、このオーディションに臨む覚悟があるのかを候補生に問いたいのではないかと思いました。



今回は、勝利くんだけリアクションが違うような・・・というところに目がいったため烏滸がましくも勝利くんを考察する切り口にしました。

3人で審査の意思疎通が取れているのか心配する声も見かけたのですが、それは心配ご無用だと思います。

ananでも以下の通り勝利くんは述べていて、簡単に他の二人の意見に迎合しないし、逆も然りです。

”このオーディションには僕も人生を懸けていますから、仮に風磨くんと聡ちゃんがいいと思う候補生でも、二人が僕を説得できなければ絶対に入れたくないし、それは二人も同じだと思います。”

【timelesz project #START②】
佐藤勝利「いい仲間と出会い、僕の理想を超えたグループだと言えるように」
https://ananweb.jp/categories/entertainment/23495

全チームの本番審査を踏まえて、3人で話し合いをすると思うので、そこがもし見れたらいいですね・・・

再来週以降のチームYELLOからはグループのまとまり云々ではないところにフォーカスが当たりそうなので、また違った楽しみ方ができそうです。今からワクワクですね!



出典

今回取り扱った、タイプロepisode03、04の出典はこちらにまとめてありますので、ぜひご覧ください。

次回は11月22日で、以降毎週金曜配信のようです。隔週で待ちきれなかった民としては歓喜です。

▼Netflix timelesz project -AUDITION- episode03、04

▼【YouTube】 Behind The Audition episode03

▼【YouTube】 Behind The Audition episode04


▼anan timelesz project連載

timeleszがタイプロをやる理由、これにかける思いや、どんなところを審査基準にしたいと考えているかを3人各々がインタビューに答えています。


終わりに

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

このnoteをきっかけに、タイプロを見方を変えてもう一度見てみたくなったり、timelesz自体に興味を持ってくださったりする方が一人でも増えたらと思います。

また、同じくtimeleszファン(secondz)の皆さんで共感するところがあれば、タイプロの配信中〜翌日土曜日にかけてタイプロの考察をXに投稿していますので、フォローいただけると嬉しく思います。

今回の配信実況の生の声は以下のXポストをご参照ください。

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