世界史No.3「ローマ全盛の五賢帝」
1世紀末から2世紀末まで、ローマ帝国が最も安定し、帝国領が最大となり、ローマの全盛期が出現した時代に彼ら五賢帝は存在した!
96年〜180年の間の約100年間を彼ら5人が築いた
①ネルウァ
②トラヤヌス
③ハドリアヌス
④アントニヌス=ピウス
⑤マルクス=アウレリウス=アントニヌス
最後は後継者選びが失敗し
6賢帝とはならなかった💦
五賢帝それぞれの功績
ネルファ(在位96~98) 66歳で即位。前帝の強権的な手法を改め元老院と協調した。トラヤヌスを養子にし後継者とした
トラヤヌス(在位98~117) 元老院と協調しながら騎士身分も重用。戦いも連戦連勝の強さ。ローマ帝国の領土が最大となる。
ハドリアヌス (在位117~138) トラヤヌス急死の直前に養子に指名されたという。任期中ほぼパルティア、ゲルマン人との戦いに専念。
アントニヌス・ピウス(在位138~161) 南フランス出身の元老院議員。50歳を過ぎてハドリアヌスの養子となる。
マルクス・アウレリウス・アントニヌス(在位161~180) 軍人、政治家であるとともにストア派の哲学を学び自ら『自省録』を著す。哲学者としてもすぐれていたが、ゲルマン人の大規模な侵入が始まり苦戦が続く中、ウィンドボナ付近で病没した。実子のコンモドゥスが帝位を継いだが悪政を行い、殺害されるなど混乱した。
やっぱり歴史は🤣面白い