全てのアイデアが必ずしもテレビで放映できる基準に達しているとは限らない

今日は企画提案の難しさを痛感した日であった。

私が制作スタッフと考えたテーマは、
ファッションバイヤーになりきって卸倉庫から洋服を買い取り、実際の相場の金額で売れているであろう金額を当て、更にコーデ力で競うというもの。
この案を出したとき、いつもと異なったテーマでできるのでとてもワクワクしていた。

だが、放送作家さんに今回の企画を提出したところまさかの放送NGを食らった。

理由としては、
視聴者から一般人とあまりにも情報がかけ離れているのでテレビ的ではない。

というのも、そもそもバイヤーの気持ちになって実際の相場の金額を紹介したところで、視聴者が実際の買い物の参考になるかというとそんなわけがない。
単純にお店に行った時にどういうものを買えばいいか、とかどういうところに気をつけた方がいいか、が基準になるので確かに作家さんの言う通りで使えない企画だった。

今回学んだのは、斬新で今までにない画期的なアイデアだったとしても必ずしもテレビで放映できる基準に達しているとは限らない。

残された時間も少ない中、絞り出した案もむなしく散ってしまった。
もともとあまりテレビを見ないのも、更に企画提案をするのを難しくしていると思う。。
こればかりは言い訳になるが、、

年末最後のロケになるので番組が面白くなるように考えるのは勿論、今回ロケを承諾してくださったクライアント様の良い宣伝にもなるよう残りの時間を最大限使って考えていきたい。

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