【エッセイ連載】人はなぜ締切を守れないのか?-ChatGPT殿に教えを乞う|みちくさ文語||文:佐藤仁@石垣島
申し訳ございません。
「月刊まーる」編集部の皆さま、そして、僕の記事を読んでくださる皆さま。
申し訳ございません。
本日ぼくは、たった一つの文字を書くこともないまま、原稿の締切日を迎えました。
思えば、小学生の頃から、「宿題ができない人間」として生きてきた人生でした。
今後このようなことを少しでも減らすべく、巷で話題の文章生成AI「ChatGPT」殿のお力を拝借し、偉大なる思想家お三方に「人はなぜ締切を守れないのか?」という悩みについて、教えを乞うてまいりました。
ということで、今月の『みちくさ文語』は、ぼくが得た反省と学びを皆さまにシェアするとともに、「来月はちゃんと原稿を書く」という決意表明の場とさせていただければと思います。
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■人はなぜ締切を守れないのか?
-ChatGPTにて、哲学者3名と対談する
サトウ「私は宿題ができない!」:なぜ人は、締め切りを守れないのでしょうか?
フロイト「無意識の力が我々の行動に影響を及ぼす」:サトウさん、それは無意識の中に深く根ざしているかもしれません。締め切りが怖いのではなく、それに逆らうことに何らかの心理的な満足を感じているのかもしれません
サトウ:無意識的な満足感ですか…確かに、締め切りを過ぎたときの自由さや安堵感を感じることがあります
フロイト:そうですね、それが無意識的な満足感につながっているかもしれません。しかし、それがストレスや問題を引き起こす場合、無意識の動きを認識し、自己理解を深めることが必要になります
サトウ:自己理解…それはどうやって進めればいいのでしょうか?
フロイト:自己反省や心の内観を通じて、あなたが何を求め、何があなたを動かしているのかを探求することです
ハイデガー「存在するとは時間である」:フロイトの指摘も重要ですが、時間自体の理解が関わっています。サトウさんが未来をどう捉えているかが重要です。締め切りとは未来への約束、その約束を果たすことで現在が形成されます
サトウ:未来への約束…なるほど、それを果たすことで現在が形成されるのですね。でも、それを理解したところで、なぜ締め切りを守れないのでしょう?
ハイデガー:それは時間の流れに自身の存在を結びつけることができていないからかもしれません。未来を現在に結びつけ、自身の行動を規定することが重要です
サトウ:時間の流れに自身を結びつける…それは具体的にどうすればいいのでしょうか?
ハイデガー:締め切りを単なる期限ではなく、自身の行動を形成する重要な要素として受け入れること。そして、その期限を過ぎることで何が変わるのか、その結果を具体的に想像することです
カント「道徳的行為は理性に基づくべきだ」:フロイト、ハイデガーの議論に加えて、約束を果たすことは道徳的義務です。それは自身の信頼性を維持し、社会的な秩序を保つためです
サトウ:道徳的義務…確かに約束を果たさないと、信頼性を失い、秩序が乱れますね。でも、自分にはそれがあまり感じられません
カント:それは義務感を理解し、それを自身の行動の原則にすることが必要です。締め切りを守ることは他者への尊重であり、自分自身への尊重でもあります
サトウ:他者への尊重、そして自分への尊重…それが義務感なのですね。それらを深く理解するためには、どうしたらいいのでしょうか?
カント:自己反省と自己理解を深め、自己の行動とその結果に対する理解を高めることが重要です。そして、その理解が道徳的な行動を導く原則となるべきです
サトウ:無意識の調和、時間の意識、義務感への理解――これらが締め切りを守る鍵と学びました。自己反省を深め、これらの理解を更に深めることを誓います。これこそが、締め切りを尊重し、自分自身と他者への尊重を保つ道だと感じます。皆様の深遠な洞察に、心から感謝します
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この記事を書いた人
佐藤仁(おしゃべりのデザイン/私立図書館)
1992年山梨生まれ、大阪育ち。
幼稚園時代の文集に書いた将来の夢は「サラリーマン」。大学卒業後その夢を叶えるも、3年経たぬうちに退職し、2017年に石垣島に移住。
現在は石垣島にて、名刺、ロゴ、コンセプト、しくみのデザインを仕事としつつ、Tシャツ屋『しろはら商店』、私立図書館『みちくさ文庫』を運営。<このコーナーの他の記事を読む>
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